昔100kgくらいあるデブだった。
一念発起して1年で40kg痩せた。
反動でちょっと肌が荒れたりはしたものの、よく聞く皮余りとかリバウンドも起きずにそこそこ引き締まった体を手に入れた。
以降自分語りやイキリだと思う人はスルーしてくれればいいんだけど。
痩せる前は、主にデブであることが自己肯定感の低さの根幹になっていた。
実際、痩せてからはビフォーアフターを知らない界隈に飛び込んでみたらまあモテるようになった。
街でナンパされることもあるし、婚活パーティーとかでもカップル成立したり街コンでも向こうから連絡先渡される。
ビフォーアフターを知ってる人が「痩せたな」と言うのはわかりきっていたし、知ってる人の態度が手のひらを返すようによくなったという話もなくはなかったので誰も知らない界隈に飛び込んでみたけど、どうやら客観的に見てもいい見た目に変化したのは間違いないらしい。
事実、デブの頃の写真を見せるとみんな嘘でしょという顔をする。
だから、自己肯定感の低さの根幹であるコンプレックスは消えた。
はずだったのだが、生まれてから20年くらいデブでありモテずに育ってきたため、どうにも今の環境に慣れない。
街コンや婚活で連絡先を渡されても、大して連絡もせずにLINEは未読スルー。
会って数分~数時間程度の自分になぜこんなに興味を持たれているのか。
自分はそんなに他人から興味を持たれるような高尚な人間ではない。
という思考になってしまい、相手からのアプローチに応えられず全部スルーしてしまった。
デブでひねくれていた頃は他人から興味も持たれないことに慣れていたので、今の環境が慣れない。
人に誇れるような技術、特技、趣味など何もないこんな空っぽな自分が・・・と今でも自己肯定感が低いことを自覚してしまった。
見た目以外の何か人に誇れるようなことを身に付けるというのはいったいどうしたらいいのだろうか。
ダイエットすごいじゃん、痩せて以前は着れなかった服とか似合うようになったとか少しずつ自分褒めていけばいいんじゃないの?
60kgから40kgになって10年経つけど痩せたことで自己肯定感は全く育たなかったね。 急激な体重増減するやつは基本メンヘラでしょ。