今日はたぶん、4月に勤め始めてからこれまでで一二を争う忙しさだった。何でこんなに今日混んでんの?謎。
そんな日に限ってオーナーが来てるし、正社員氏はずっとピリピリしていた。
新人のアルバイトの人が来ていたけど、めちゃめちゃ普通に仕事していて私と並んだらどっちが新人なのかわからない。新人氏がすごいのか私がダメなのか、どっちだ?と思ってどんよりした気分になる。
新人氏、先週バイト用の履歴書をお買い上げになったお客様だ。あんまり人の顔覚えない私なのに何故か覚えていた。別に際立った特徴のある顔の人でもないのだが。
これまでずっと、正社員の誰か一人と組んで仕事をしてきたけれど、今日はベテランのパートさんと組んだ。その人に、「本当はパート・バイトの二人組で店番して正社員がバックヤードにいるみたいなのが普通なんですか?」って聞いたら、そんな事はなくて、以前は今よりも人が少なかったから深夜2時まで一人で店番しなきゃならなかったくらいだっていう話だった。
オーナーに言いつけられた仕事を、私は一度も実践した事が無かったので教わったやり方を忘れてしまっていたから、すみませんやり方教えて下さいってお願いしたらオーナーが怒り出した。
「あっっっの馬鹿息子(店長のこと。)ーーー!!ちゃんと新人に仕事を教えんかーーー!!」
うわ店長ごめん。
ある若い男性客が、精算のあとにめっちゃ私の目を見ながら言った。
「ぼく、こんなところにコンビニがあるなんて、知りませんでした!
近くのジムに通ってるので!
お、おう。
サマーウォーズみたいだ。
500mlの紙パック入り飲料に黙ってストローつけないと怒るお客様ご来店。私のミスにすごい勢いで腹を立てたわりには懲りずに私の担当レジに並んでいらっしゃるんだけどなんなの私のファンなの?
ストローで怒られたのがすっかりトラウマでキョドってしまい、ストローをつけるのは忘れなかったけど今度はお弁当から辛子を取り忘れてレンジに入れそうになってしまった。
「ふふっ、やだー、辛子取り忘れてるわよ☆」
何でこう同じ人に対して重ね重ね失敗してしまうのだろうと、凹んだ。