知識自慢するチャンスを与えてやりやがりますから教えてくだされやがれ。
1 アイデンティティを求めて奔走するも、いざアイデンティティと呼べるだけの物を手に入れてから自分が本当に欲しかったのは「他人に自分の居場所が侵害されることがない」という安心であった事に気づき、そこから何とかしてそれを手に入れる話(だけど結婚しました子供出来ましたがオチのものは除く)
2 人工知能の発達により機械が人間にとって理想的な隣人となった時代、機械の隣人が持つ情緒の安定性や記憶力の高さに慣れ親しんだ人類は同じ人類同士を疎ましく思うようになる。同時に、研究開発や事務処理においても機械に勝る所の無くなった人類はその存在意義を見失い、遂には機械へ主権を明け渡し自分たちは種としての衰退へと向かおうとする。その過程の中で、「意識は魂によって生まれるものではなく、感覚器官の生み出す入出力が集まり大きな流れとなったものであり、生存競争の中で産まれた生命維持のための機能に過ぎない」「そもそも、生存競争などというものすら存在せず、たまたまそういうルールを己に課した者達が生き残ってきてしまっただけだ」「全ては自然発生的なもの、消えることがこんなにも恐ろしくても、それもまた偶然が生み出した流れに翻弄されているだけだ」「恐れるほどのものではない。種としての老いを受け入れる時が来ただけだ」みたいにある意味前向きに割り切って大往生する感じの作品
Watson「俺に聞け」
言葉遣いは知らず知らずのうちに、その人自身の品格をよくも悪くも大きく左右しています。 本書は〝品格ある日本語〟の使い方を色々な側面からレクチャーした一冊。 間違った敬...
読むから書け。 お前自身が書け。