レジストリを使ってキーアサインを変更する方法です。キーボードのキー配列をカスタマイズして使いたいけど、会社でフリーソフトが禁止されていてできないという人とかはこの方法が使えます。Windowsに元から入っている機能で設定を変更するだけなので、追加のソフトは不要です。やってみると意外と簡単ですが一応レジストリをいじるので自己責任で行いましょう。
レジストリエディターが開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE
SYSTEM
CurrentControlSet
Control
Keyboard Layout
「Keyboard Layout」(Layoutsではない)フォルダを選択した状態にします。
右側に「新しい値#」というファイルができるので「Scancode Map」という名前に変えます。
■例、CapsLockをCtrlに変える場合
00 00 00 00 00 00 00 00
02 00 00 00 1D 00 3A 00
00 00 00 00
以上です。
02 00 00 00 (変更するキーの数+1を最初に書きます、16進数です。あとは0を書いておきます)
1D 00 3A 00 (変更後のアサインと、変更するキーのコードを書きます。下記参照)
他にも例を挙げると下記のようになります。
■例、半角全角をEsc、カタカナひらがなを半角全角に変える場合
00 00 00 00 00 00 00 00
03 00 00 00 01 00 29 00
29 00 70 00 00 00 00 00
■例、CapsLockをCtrl、無変換をBackspace、変換をEnterに変える場合
00 00 00 00 00 00 00 00
04 00 00 00 1D 00 3A 00
0E 00 7B 00 1C 00 79 00
00 00 00 00
Esc、01 00
F2、3C 00
F4、3E 00
F5、3F 00
F6、40 00
F7、41 00
F8、42 00
F9、43 00
F10、44 00
F11、57 00
F12、58 00
半角全角、29 00
Backspace、0E 00
Tab、0F 00
CapsLock、3A 00
Enter、1C 00
左Shift、2A 00
右Shift、36 00
左Ctrl、1D 00
左Win、5B E0
左Alt、38 00
無変換、7B 00
Space、39 00
変換、79 00
右Alt、38 E0
右Win、5C E0
アプリケーションキー、5D E0
右Ctrl、1D E0
Insert、52 E0
Delete、53 E0
Home、47 E0
End、4F E0
PageUp、49 E0
PageDown、51 E0
上、48 E0
下、50 E0
左、4B E0
右、4D E0