2018-01-18

銀行を辞めたい。

なぜ辞めたいと思ったのかというと、窓口事務しんどいからワガママすぎる、とは自分でも思う、でもこれを一生の仕事にするのは、自分には無理。

窓口事務は、本当にストレスが溜まる。自分は割と温厚だと思っていたのだが、仕事が終わった後のイラつき具合に罪悪感を覚えるレベル。中でも、苦情がつらい。特に初老男性。キレ方が尋常じゃない。最初はその剣幕に泣きまくった。今はただただ無である。もちろんいいお客さんの方が圧倒的に多い。そんなことは分かっている。(ちなみに、テラーにとってのいいお客さんとは、処理を過剰に急かさない人。書類を預けて勝手にどこかに行かない人。書類不備がない人。こういう当たり前のことを当たり前にこなしてくれる人のことである。)そんでもって、こっちが悪ければ、なるべくお客さんの都合に合わせて、訪問なり郵送なりで迅速に手続きを進められるよう尽力する。

でも、「できないものは、ただのテラである自分に何を言われたって、できない」。例えば、委任状他人の口座からお金を引き出す手続きは、その最たるものである印鑑相違。名義相違。記入漏れ本人確認書類不備。これは究極的にはお客さんの過失であって、こちらがどうこうできるわけじゃない。それなのに、「今日中に引き出さないといけない」「家族お金なのにどうして」って、マジかよって感じである。せっかく来たのに、とか、めんどくさすぎるんだよ、とか、言いたいことはたくさんあるだろう。自分が客だったとしたら、そう感じると思う。でもあくまで、「口座にあるお金は全て口座名義人のもの」だということを分かってほしい。それ以外の人が引き出すことが、どちらかといえば例外である

忙しいと思うけど名義人がきてくれ。それが一番めんどくないから。

あと手続きについて問い合わせたんだったらその支店に行ってくれ。お互いのために。

辞めたい理由はまだある。ミステリーショッパーとか営業目標とか転勤ありきの異動とか事務ミス発表会とか厳しい身だしなみとか。書いてたらキリがない。そして報酬が見合っていない。人間関係はとてもとてもいいけど、なんだか命を削っている感があって、疲れてしまった。最近は色々銀行関連のニュース特集が流れているし、昔とは違うということが分かってもらえると思うが、もうなんか、語ることすらめんどい。今までいいお客さんだった人が、引き続きいいお客さんでいてくれることが願い。

  • いっぱい勉強してレベル高い大学入って、就活も頑張って、ようやく銀行に内定決まったエリート様が現場で苦しんでるのを眺めるのは最高に気持ちがいいな! そんなにお勉強できるん...

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