2018-01-04

なぜ僕らはダウンタウン否定されるのが許せないのか

ブラックフェイスの件をいろんな人達批判していて、その批判の内容について頭では理解したんだけど、どうにも心情的に受け入れる気になれなくて、その理由をずっと考えてたんだけど、なんとなく理由が分かってきた。

たぶん「笑ってはいけない」を見ていた人の結構割合が、浜田が顔を黒塗りにしてエディマーフィーの格好をして照れながら出てきた姿を見て、普通に笑ってしまったと思う。

浜田雅功54歳が、顔を黒塗りにして一人だけエディマフィーの格好をさせられ照れてる様を見て、それを面白いと思ってしまったという事実に対して、それは差別だ!日本お笑い時代遅れだ!と氷水ぶっかけられたことで、自分感性、ひいては日本人お笑い感性否定されたかのような気持ちになり、心情的にどうしても受け入れる気になれないのだと思う。

あれを面白いと思ってしま感性視点を、ダウンタウン自身によって長年に渡って植え付けられてきたのが我々の世代なんだと思う。

ダウンタウン自体がそんな好きではない人でも、今我々が面白いと思う価値基準は、ダウンタウン制作物によって巡り巡って我々の中に少なから内面化されていて、ダウンタウンお笑い否定されるのを受け入れるということは、我々が内面化しているお笑い的な感性価値基準のもの否定することにもつながってしまい、本能的に拒絶しようとしてしま感覚がある。

もしこれが大して名の売れていない中堅芸人だったら、絶対にここまで擁護者は出なかったと思うし、それがつまらなければ逆に不快になって叩く側に回っていた人もいるんじゃないかな。

ただ、我々はこれまでダウンタウン的なるもの面白いと思ってきたし、今回のも面白いと思ってしまったわけで、それに対して「あんなののどこが面白いのか」と全否定されることは我々の感性のものをひっくるめて否定されたような気がして、傷ついてしまったんだと思う。

  • 人間自分が面白いと思ってるものには甘いってだけのことよ はあちゅの取り巻きしかりね

  • そうだね、数年前の同じ年末の笑ってはいけないシリーズで、ゴリラの顔写真が浜田になっているコラ写真でも笑ってしまった。 その延長線上として、今回の黒塗り浜田があるのだと思...

  • いや俺はダウンタウンは日本社会のイジメを助長しているクズ芸人だと思うが 黒塗り規制には反対している 黒塗りを規制するなら黒塗り以外の暴力行為やイジリも規制または年齢による...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん