2017-11-09

死、怖い

から"死"というものがとても怖かった。特に友達とか家族死ぬのを想像するのはとても怖かった。一時期は知り合いが死ぬのを経験するのが嫌だから死にたいとまで思っていたほどだ。

何故そんなに怖いのか。言葉として表すならもう会えなくなるから、というのが適切かと思うけど、ただ本能的な怖さな気もする。とにかく死、怖い、めっちゃ怖い。

そういえば、私は『世にも奇妙な物語』のホラー物の話が昔から怖くて仕方がなかった。正直大人になった今見ても怖い、風呂に入るのが嫌になるぐらいには。

だが同系列の『本当にあった怖い話』はそこまで怖いとは思わなかった。

怖いとは思うのだけど後に引きずるほどではなかったのである

過去に何人かの友人にこの事に同意を求めたのだが、周りの意見は総じて「普通に本怖の方が怖い」であった。本怖は実体験だけど世にもは創作と明言されているかららしい。

かに、と思ったのだが創作とわかっていてもやはり世にもの方が怖いと思ってしまう。別に演出は同じくらい怖いと思うのだが何故。

そして最近この理由を考えていてもしかして死が怖いからじゃないか、と気づいた。

本怖は私の知ってる限りでは基本的に死にはしない、だって実体験だし。でも世にもは死ぬであるしかも後味が悪いことが多いから余計トラウマものだ。

世にもを見ていると創作とわかっていても(自分にも起こり得るんじゃないか...)とか、(知り合いが巻き込まれたら...)とか考えちゃうわけだ。

いや、死、めちゃくちゃ怖い。改めて考えてなんで皆この恐怖も感じないような振る舞いができるのか不思議なくらいには怖い。私はこれから先もこの感覚に苦しめられることになりそうだ。

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