弄ったり弄られたり、ボケたりツッコんだり、注いだり注がれたりの輪っかにいまいち入りきれない私には、もう自分嫌いを再認するための儀式にしかなってなくて、何度「もう参加するのやめよう」と思ったか知れないが、今回も行ってしまった。
ここに居てすいません、パリピと同じ空気吸ってすいません、と心の中で管を巻きながら、それを表に出してペシミストネタに昇華できるほど分かりやすい顔面してないし度胸もない。
デキる同期が着々と席を回りキャラを構築し人脈を広げるのを傍目に、宴の片隅でただひたすら、飯に夢中なフリをする。
目ぼしい食べ物が手の届く範囲に無くなって、ピッチャーに入った烏龍茶を手酌して、それを飲み干すだけの機械と化した私が呪詛るのは、バンプオブチキンの「真っ赤な空を見ただろうか」。
ただ一度の微笑みが あんなに上手に喋るとは
なりてー。
私の場合、微笑みには低めの引き笑いが漏れなくセットでついてくるので、叶わぬ夢である。
仕事人間に徹して評価を上げて人を寄せようにも、デキる同期は当然仕事もデキるのでどうしようもない。
まあとにかく、私みたいに地味めのブサイクな八方美人でとりたてて仕事が出来るわけでもない、そんなネタにしにくいタイプの人間が会社の中でどういう立ち位置で振る舞うべきなのか、その根幹を飲み会で切に問われている気がしてならないのである。
だから、その根幹に挑戦するような気持ちで、今日も飲み会に出かけた次第。
玉砕だけどな!
同じような立場の人、いませんかね?
飲みにケーション、苦手です、下戸だもの🐸ゲコゲコ