我々日本人は横書きで文章を書く場合、左から右へ書くのが普通だ。
戦前は右から左へ書くのが主流だったが、戦後からは西欧に習って左から右へ書くのが主流になった。とウィキペディアに書いてあった。
先日横書きで「右から左へ」と書かれた文を読んで一瞬違和感を感じた。
左から右へ「右から左へ」という文を読んだことでどちらが右でどちらが左かわからなくなったのだ。
我ながら阿呆だとは思うが、きっと全く同じような現象で左右がわからなくなった阿呆も存在するだろう。いなかったら少し悲しい。
アラビア語では横書きは右から左へ読むそうなので、アラビア語で「左から右へ」と書いてある文章を読んだアラブの人たちの中にもきっと同じ阿呆仲間がいるに違いない。
ここで少し脱線するが「左右」という熟語は現代に適していると思う。
横書きの場合左から右へ「左」「右」という漢字が続くので先述のように混乱する阿呆もでまい。脱線終わり。
本題に戻る。ではいったいどのようにかけば「右から左へ」で混乱しなくなるだろうか。いくつか考えたのでここで披露する。
①「左←右へ」 とりあえず矢印を使ってみた。意味としては通じるが、文章のなかでこれがでてきた場合どうだろう。
例:「左←右へ受け流す」 うーん…なんかイマイチ
②「←へ」 いっそ矢印だけにしてみた。だがこれでは例を出さずとも文としておかしくなるのはわかるだろう。やはり「左」と「右」の文字はないとダメか?
③「へ左らか右」 本末転倒。
どうやらダメみたいだ。③を書いていて気づいたが「右から左へ」という文の左側に「右」、右側に「左」という漢字があるのが悪いような気がする。そこで次のように書いてみた。
④「みぎからひだりへ」 いっそひらがなで書いた。②での考察は無視。「左」「右」の漢字が登場しないことと読むときのまどろっこしさのおかげで若干混乱しにくくなっているように感じるのは気のせいだろうか?
・・・・・・・・・だんだん自分でもどこが混乱するラインかわからなくなってきた。そもそも毎回「右から左へ」の文を読んで混乱しているわけじゃないし、多くの阿呆仲間だってそうだろう。なのでここで一応考案終了。
うーん、ここまで書いたはいいものの、うまいオチが思いつかない。ので、これを読んでいるあなたに質問をします。2秒で答えてくださいね。あなたが今マウスを(あるいはスマホを)持っている手はどちらの手ですか?右手?それとも左手?
ごめん……俺はタブレット端末を立てかけてた ちなみにタップするのはだいたい右手。 パソコン使うときのマウスも右手。
https://anond.hatelabo.jp/20171026231713