先日ひどく情けないことがあった。
今まで家族以外の女性との触れ合いや関わり合いがほとんど無いままでここ数年で成人になった私に女性と二人きりという状況が訪れた。
その女性とはその日初めて会ったのだけど、二人きりになるのは私がアプローチしたとか誰かの計らいとかでもなく
とあるイベントに参加し終えた後の自然な成り行きで帰宅までの時間潰しでしかなかった。
お相手の女性は私と同世代で、容姿は客観的評価ではおそらく普通の女性だった。
私の好みではすこし可愛らしいと感じる人だった。
昼食をとった後解散した。
それだけしかしていないのに
私には女性と二人で食事をしたり、相手の目を見てお話をしたりするのはとても新鮮でドキドキした。
話しをするときに相手と目を合わせるのはマナーとして当然とはいえ、
向き合ってしばらく話し合うというのは私は滅多にしない経験だった。
お互い目を見るという行為が健全なものであるはずなのに、私には官能的に感じられてそれがまた背徳的だった。
恋愛の対象とする性別の相手と目を合わせるということは、エロいことだとつくづく思う。
食事を終えて解散するとき私は股間に妙な感触を覚えて内心、んなアホなと思ったのだけど、
後でトイレに入って性器を確認すると案の定カウパー液で濡れていた。
経験がないなら別に普通。生理現象。