他の人には聞こえる声で「お疲れ様です」と言う。
けど私が上がるときには吐き捨てるような「お疲れ」しか返ってこない。
なにも返ってこず無視されることもある。隣の席だから席を立つのに気づかないはずないのに。
普段決裁を頼む場面で「お願いします」と言っても鼻息のような「はい」が返ってくる。
他の人のときは声音も違うし、「ありがとうございます」と言っている時もある。
初めて気づいた時から、思い過ごしかもしれない、私の声をかけるタイミングが良くなかったのかもしれないと思ってよく観察してみたけど、
機嫌もあるようだけど人を選んでそういう態度をとっているとはっきり分かった。
気づかないと思ってるの?
面談ではよくやっているなんていけしゃあしゃあと抜かして上のキャリアを選んでみないかなんて言われても全く信用がない。
そもそもこの人の下で働くなんてやだ。
向こうからしたらたいした仕事じゃないのかもしれないけど自分の雇用形態やキャパシティからしたら不相応に責任の重い仕事で、
それでも失敗して迷惑をかけちゃいけないと毎日プレッシャーを感じながら大変な思いで取り組んでいる。
でも、頑張ったと思っても他の人と差別までされて労われることもないのかと思うと徐々にやる気がなくなってくる。
どうせきちんとやっても労われないし非正規だし、適当にやればいいかと言う気持ちにもなってくる。
吐き捨てるようなお疲れしか返ってこないんだと思うと「お先に失礼します」と声を出すのも怖くなって萎縮ばかりしている。
別にこういう働き方を選んでいる以上、待遇を良くしてくれといってる訳じゃない。
それだけにただ当たり前に気持ちよく挨拶をしてくれればそれだけで報われる。
まともな挨拶すら必要のない仕事、人間だと思われているのなら、私が仕事を放り出して会社に与える損害も大したものではないという意味になると思うんだ。
そんなことないはずなんだけど。
こんなことする人世の中にいくらでもいるだろうし気にかけない人だってたくさんいるんでしょ。
自分でもこんなことでいちいち精神消耗してたらもたないとよく分かってる。
けど今日からは気にしないようにしよう!と決めてもやっぱり打ち砕かれる。
それって増田が帰るときに上司が疲れ切ってるとかじゃなくて?