すっかり昼夜逆転してしまい、夕方にベッドから出て、夜から事務所で作業しながら、朝を迎えた。今日はあまりパッとしない曇天である。
作業をしている内に小腹が空いたので、朝食を買いにファミマに向かう途中、綺麗なセーラー服を来た女生徒数人とすれ違った。近くに育ちの良い子達が通う女子校がある。
まだ7時だ。こんな早くから部活動でもあるのだろうか…自分の場合、授業開始に間に合うよりも早く、学校へ来る事は無かったように思ったが、少し考えている内に、この時期の記憶がいくつか思い起こされた。
新学期、新学年、もしくは高校や大学、新しい学舎に通う場合、普段よりも幾分早く登校する事があった。
敢えてピーク時の通勤通学の電車を避けようと早起きしてみるなど、自分にとっての快適な朝の時間帯を模索するような事をしていた。
いつもより早い教室や、誰もいない食堂、ロビーなどで自分の時間を過ごして、漠然と新しい環境での振る舞いについて検討するような事が確かにあったのだ。
それでも夏になる頃にはすっかり慣れてしまい、時間通りに登校する事になるのだが…
新しい環境に適応するため、どうしても余所余所しくなる自分を、なんとかその場所に馴染ませるような、どこか落ち着かない日々を過ごしていたように思う。否応無く変化を迫られる、自分の立ち振る舞いを省みる、そんな機会だった。
本当のところ、彼女達がどうなのかは知らないが、3年毎に新しい環境へ身を置き、適応するため自己を変容させる学生時代の自分がいた事を全く忘れていた。
仕事の締め切りに追われ、それらを潰すべく慌ただしく働いている内、月日が猛烈な速度で流れていく。新鮮な気持ちはとうに消え失せ、変化の少ない日々の繰り返しの現在…
せっかく4月なのだから、自分にも何かしらの変化を迫ろうと思い、こうして、はてなに投稿してみた。少しでも日々の張り合いを作れればと思う。
パンツが見えなかったので☆2つです