2017-01-26

犯罪者を減らすために、親になるための資格試験を導入するべき

法務省2015年矯正統計の「15-00-34 新受刑者の罪名別 教育程度」のエクセルファイルより平成27年学歴受刑者率を算出した。

受刑者

 男性女性総数
不就学10212
不詳9110
小学校中退32537
小学校卒業391958
中学校中退731386
中学校卒業7,5977008,297
高等学校在学12012
高等学校中退4,8104865,296
高等学校卒業5,1536655,818
大学在学12416
大学中退65158709
大学卒業1,0171711,188
19,4152,12421,539

受刑者率(%)

 男性女性総数
不就学0.050.090.06
不詳0.050.050.05
小学校中退0.160.240.17
小学校卒業0.20.890.27
中学校中退0.380.610.4
中学校卒業39.1332.9638.52
高等学校在学0.0600.06
高等学校中退24.7722.8824.59
高等学校卒業26.5431.3127.01
大学在学0.060.190.07
大学中退3.352.733.29
大学卒業5.248.055.52
100100100

上記表を見る限り、高卒下の人間で、男性91.34%、女性89.03%、合計91.13%を占めている。

犯罪者は9割が高卒以下の学歴だということになる。

高卒下の人の親は言うまでもなく高卒以下であることが多く、所謂DQNな親もかなりいるだろう。

そしてDQNな親からまれ子供はまともな教育も受けないまま、かなりの確率DQNになってしまう。

しか高卒でも成功している人間はたくさんいるし、昔DQNだった親でも、社会に出て厳しさを知りまともな親になる場合もある。

そういう親は教育重要性を肌で感じているので、子供がまともに育つ確率も上がる。

まり犯罪者になるかならないか、その違いは間違いなく教育にある。

高卒以下の学歴人間には、親になるための資格試験必要だ。

合格しない人間子供を作る資格すら与えられない。

そういう国になれば犯罪者は激減するだろう。


※追記

学歴人口比もないと片手落ちという指摘があったので、平成22年国勢調査のページから掲載しておく。

学歴人口比(%)

卒業者の最終卒業学校の種類、男女別15歳以上人口の割合

 男性女性総数
小学校中学校17.520.018.8
高校旧制中学校45.347.546.5
短大高専6.520.614.8
大学大学院26.711.919.9
100100100


※追記2

大学進学率は右肩上がりだが、それに伴い犯罪件数も減少傾向にあるのが以下のページのグラフからもわかると思う。

  • それ学歴別人口比も合わせないと片手落ちにならん?

  • 学歴別人口比、大学進学率推移、犯罪発生件数推移について追記したのでよかったら見て欲しい。 犯罪者を減らすために、親になるための資格試験を導入するべき

  • 確かに、増田の資料から計算すると高卒以下の人間が犯罪者となるリスクは大卒の人の5.4倍程度高い。 しかし、そもそも、受刑者数全体の人口比は日本の人口の0.17%程度であることにな...

    • 傾向として正しいということをわかってくれて嬉しいよ。 でも全人口に対する受刑者の比率が少ないということだけど、そもそも犯罪を犯す人間が少数派なのだからそれを言ったら話...

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