2016-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20161018202624

そりゃバズる文章と熱のある文章は必ずしも同じテクニックで書かれるとは限らないから直結してるわけじゃないよ

というか熱のある云々はテクニックじゃないし

書かれてることそのものの内容にある

例えば、「雨が降ったから傘をさした」という文章テクニックを使えばいくらでも装飾できる過大に見せることができる

時間を付け加えたり、心境を付け加えたり、傘の色とか形とか、雨にちなんだ小ネタを挟むとか、なめくじをジッと見つめる、とか

そういう付属品を付けたり消したりして小説っぽく仕立て上げて楽しく読ませる

それがテクニック

書いてることは同じなのになんか面白い言葉遊びに騙される・騙すテクニック

オサレ

 

それに比べて書いてあることが大きいというのはスケールの大きさ

小学生を殺したので少年院に入っていたが今日出てきた」

これにいくら装飾したところで小学生を殺した少年という事実は変わらない

事実ならもうこれだけで読み手の興味が引かれる

包丁で刺したとき感触とかその後の警察対応とか書けばテクニックがなくても興味津々で売れる

これが少年Aの本が売れる理由

文章は非常に稚拙だがそこに書いてあることに惹かれる

別に殺したとか物騒な話でなくてもいい

「365日横断歩道で白い部分だけを踏んで気づいたこと」

なんてばからしい内容でもそれだけ熱がそこにある、カロリーがそこにあると感じさせるテーマがあると

羽虫のように引き寄せられるものなんだ

ユーモアカロリー

 

じゃあ嘘かけばいいってもんじゃない

常識小説より奇なり

っていって嘘書こうとしたら変なくらい綺麗になってしまうんだな

頭で考えて書くから合理性がないように書くんだけど、

そんな人物現実に行動したらそいつスーパーマン

意味が分からない、理解不能なことをしてしまうから現実小説よりも奇妙になる

小説よりも地球実在する方がよっぽど奇妙なことだから

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん