2016-08-16

町中でプリキュアコスプレをしているおっさん

コスプレゾーニングという点から少しばかり語りたいと思いました。


例の記事を見て私が感じたのは、以前とくらべてオタク市民権を得たのだなあということです。

なぜなら、例の記事ブコメに、町中でプリキュアコスプレをしていたおっさんに対する擁護コメントが多数見られたからです。


私がコスプレというもの出会ったのは2007年頃だったと思うのですが、その時既に、「コスプレ指定イベントで、もしくはスタジオ、自宅で。野外で撮影ロケをする際は土地管理者許可をとること」というコスプレイヤー間での暗黙のルールがありました。

ルールを守らずコスプレをした場合第三者文句を言われても反論できないから。苦情が入ると最悪イベント等に規制が入る恐れがあるから。そのような理由があったように思います

ですから町中で普通にアニメキャラコスプレをしたり、許可なく野外で撮影をしていたコスプレイヤーは晒され、叩かれる運命にあり、ある程度は自浄作用が働いていたように思います


このような暗黙のルールは、我々は一般の人とは異なった趣味を楽しんでおり、一般の人の見えないところで趣味を楽しまなければならないというある種自虐的思考も孕んでいます

しかし今後、このような思考マイノリティとなり、オタク文化は今にも増して一般化していくのではないでしょうか。


町中で“プリキュアコスプレをしたおっさん”を糾弾した時、糾弾した側がおかしいという世の中もそう遠くないのかもしれません。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん