2016-06-22

焼肉の食べ方あれこれ

先日焼肉に行ったんだ。

私の恋人友達カップルと。いわゆるダブルデート的なものだ。

恋人焼肉はよく行くが、友達カップルはいつも居酒屋だったので焼肉屋は初だった。


お店は小さい小汚い感じで、肉の質とこだわりの部位が売りのお気に入りの店だ。

店に入り、何度か来たことあった私が基本的に注文した。他3人にはあらかた注文した後、ほかに頼むものある?という形で注文。このタイプよくある。

タンハラミ、ミスジ、赤身、それとなますオイキムチ。あとは4人分のビール


焼肉ビールは最高さ、レモンサワーも最高さ、最近私はホッピーなんかも愛せちゃうわけだが、とりあえずのビール。これはマナーなのかもしれない。

マナーといえば焼肉タンからというらしいが、私にはよくわからない。1枚目からカルビでもいいじゃないか

ただ、友達カップルという枷があるためマナーは守ろう、タンから焼こうと人数分乗せた。


育ちがあまりいい方ではないので、タンを乗せるに留まらず、ハラミも乗せてしまった。

そろそろ焼けてきたので私はとって食べる。

恋人氏はよく焼き保守派のため、少し待つ。



非常に質がいい。肉汁が溢れ、笑みが溢れ、消えるのはビールだけだ。

あぁなんて幸せなんだ、私はこのために生きているとさえ思った。




そんな有頂天な私に友達カップルの1人が一言

「あ…勝手に食べちゃうんだ…?」





?????????





言葉を失った。




どうやら焼肉食べるときはこれ食べていい?って確認するもののようだ。

よくわからない。正直困惑した。

焼肉というのは自由で楽しくてかつ戦場だ。

戦場なのだ

どの肉を食べるかは網の上に乗ったその時から各軍で戦略を練り、食べるのだ。

いわば奇襲の戦場なのだ

声には出さぬが、心理戦の極みなのだ

それを必ず宣戦布告して食べろというのだ。




恋人氏のようによく焼き保守派がいるのであれば、私も人の子配慮する。

だが、私が綿密に狙いを定めたものに対してはそこは自由だ、私の戦場だ。




焼肉最後まで私は納得がいかず、戦半ばで強制撤退を受けたようなもんだ。

ブライトさんそりゃあねえぜのジュドーの声が聞こえる。



後日気づいた、これは奴による焼肉意欲を削ぐためのいわば奇襲、心理戦なのだったと。



焼肉戦場なんかではない、G行為マスターベーションの1つで孤高であるべきなのだと考えを改めさせられた。



諸君!わたしハラミが好きだ!ハラミを愛してる!ハラミのために焼肉行くと言ってもいいくらいだ!

そこには孤高が求められようともハラミを食らう、孕みではないG行為をするのだ。















あぁ焼肉行きたい。

今夜は1人焼肉にしよう。

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