自身が仕掛けた侵略戦争を、非道な兵器の犠牲者となることで敗戦した日本人
自分たちの文脈を持たず、他国からの輸入で自由や平和を知った日本人
僕らはあまりに矛盾を抱えすぎていて、それでいて宗教を持たない僕らは、今さら自分の矛盾を否定するほどの自信も持っていない。
そんな僕らが求める体制VS反体制とは、それはもうありのまま僕らを否定するものと肯定してくれるものの対立で、
「社会的なものVS個人的なもの」「高尚VS世俗」「大人VS子ども」なんである。
政府だろうが市民団体だろうが、あらゆる組織は社会的なものであり、個人的な僕らの敵。
右だろうが左だろうが、自信の思想を持つようなことは高尚なことであり、世俗的な僕らの敵。