このあたりは正統派じゃん。
でも、最近ってネタに走ってるじゃん。ガチでやったら外れ的な。
ホラーってやっぱ時間かけないと作り切れないジャンルなんかなあ。なんで良質のホラーって最近出てこないんだろう。
てか、映画だけじゃなくて、小説とかでも最近は正統派の怖いジャンルが出てきてない。角川ホラーとかでも、昔ほど良作出てないように思う。
う~ん『メルキオールの惨劇』とか、『ナイトヘッド』とか、かなりレベル高いホラーが10年くらい前はパンパン出てたのになあ。
なんつーか。ホラーってパクリは面白くないジャンルなんだな。落ちが読めちゃうから。
ホラーが怖い理由って、不安定な感覚が怖いって感じるんだけどさあ。その不安定さがなくなっちゃうんだよねパクリで落ちが読めてしまうと。
だから難しいのかねえ。今までにない設定や読めない落ちやジャンルが求められるから。
例えば、『震える舌』って破傷風にかかった子供の看病っていうそんなのがホラーになるのかよってジャンルでホラーにしたり。
でも今は、もうスタートから、雪山だの、ストーカーだの。まったく不安定さがない、安パイ中の安パイで勝負しても何も面白くない。
これが難しいんかなあ。
最近のホラーはいいところもまああるよ。雰囲気とかね。雰囲気イケメンじゃねーけど、雰囲気ホラー的な感じ。
雰囲気はいいんだよ。『さあ、地獄へ落ちよう』も雰囲気はよかったんだけどねえ。でも、斬新さゼロ。
う~ん、時代もあるんだろうねえ。昔は固定電話とかしかなかったり、そういう規制があったけど。
今なら、ネットでいいじゃんとか。ケータイかけろよとかで、実感ゼロになっちゃうものなあ。
今見たら松本清張の『点と線』とかもトリック意味不明だしなあ。
ゲームとかもどうなんだろう。『かまいたちの夜』とか、『首がない子の話』とか、『ホームタウン』とか、かなり怖かった。