ジャンプ黄金期で少年時代を過ごし、中学・高校はジャンプアニメを中心にどっぷりとアニメにハマっていました。
そんな高校生のある時、某Mによる幼女誘拐連続殺人事件が起き、世間は蜂の巣をつついたような大騒ぎになりました。
当時を知っている人なら分かると思いますが、あの苛烈なオタクバッシングが始まった時期です。
耐えました。高校生だった私は家族からも白い目で見られる中で、隠れキリシタンのように耐えながらアニメを見ていました。
しかし限界は数年後に。耐え切れなったのです世間の雰囲気に。高校を卒業してハタチ頃から徐々にアニメから離れました。
10代の頃に熱狂していたアニメを見なくなり、20代の10年間はまったく触れることもありませんでした。
エヴァも知りません。映画館の前にエヴァの劇場版を観るために朝一から行列を作っているファンを訝しげに見ていました。
30歳を過ぎたあたりでしょうか? 何気なく深夜にテレビをつけるとアニメが放送されていました。当時、深夜アニメの存在すら知らなかったのです。
後で知ったのですが、その作品は「ひぐらしのなく頃に」でした。衝撃を受けました。こんなものをアニメとして放送していいんだ! という。
それをきっかけに再びアニメを見るようになりました。10代の頃に経験したオタクバッシングはすでに鳴りを潜めていたので抵抗感はなかったです。
面白い。やっぱりアニメは面白い。気がつけばむさぼるように深夜アニメにハマっていました。
もう戻れません。離れられません。
近年だとSHIROBAKOや響け!ユーフォニアム、このすばや昭和元禄落語心中や僕だけがいない街にハイキュー、鉄血のオルフェンズに監獄学園。石膏ボーイズや大家さんは思春期、おしえて!ギャル子ちゃんにGATE……。大抵のアニメを見ている有り様です。
アニメやめらんねえ。
同世代だが、土地柄のせいか宮崎事件によるバッシングってほとんど感じなかったんで そこでオタクやめるような辛さがあったという感覚が全くわからないんだよね。当時ゲーオタ寄り...
お、同年代だ。 ガンダムの再放送でアニメにハマり、その後釜と認識していたザブングルだったけど 主人公が丸顔!ロボットはハンドル操作!で「だせえ!もう観ねえよ!」って それ...