2016-02-26

バツイチBar起業のチャンス?

「俺はこの子彼女になってほしいんだけどさ」

バイト先のバーカウンターで、お客さんの男性わたしに言う。

隣に座る、お連れ様の女性口説いている。

わたしバイト先は小さなバーのようなところで、

たまにヘルプに入る程度のわたしは大してできることもなく、お客さんと話すのがもっぱらの仕事だ。

おじさんと話すときは正直ガールズバーとかわらないと思うから

時給950円ほどのお金でやるのはアホらしい・・・なんて思いもするのだけど、それはまた別の話。

わたしの目の前に座る男性女性も、40台前半の方のようだけれど、

話を聞く限りどちらもバツイチ子持ちらしい。

別のダイニングバーでバイトしていたこともあるのだけど、その時の常連さんたちも多くがバツイチであった。

というか、そのお店の時はそもそもマスターバツイチだった。

常習的にお酒を飲む人にはバツイチ率が高い。

これは偏見かもしれないけれど、わたし経験から見えてきた傾向だ。

毎日お酒を飲むような人だから離婚する人が多いのか、離婚して寂しいから毎日飲みに出るのか、

因果関係のほどはわからないけど、どちらにせよ、ある程度年齢層の高い常連客が多い店の客はバツイチ率が高い。

そしてバツイチたちは出会いを求めている。

痛手を負っている人もいるから、真剣出会いを求めているかはわからないが、

とりあえず恋愛をしたがっている人は多いようだ。

イチ従業員として見てきた限りだと。

バツイチたちは、互いを慰め合い、励ましあう。

あなた決断は間違っていなかった。

さぞ辛かったろう。よく決断した。

決断が早くてよかった。そのほうが子供のためだ。

別れて正解だ。あなたはこんなにステキなのに。

酔いが回るに連れて、会話は仕事日常生活の話から離れ、離婚話や最近恋愛の話になっていく。

こんなにみんな似たようなことを話すなら、そんな場所があったらいいんじゃないか。

バツイチBarなんてどうでしょう

なーーーーーんて思ったけど、そんな看板掲げたら女の人が来なくなっちゃいそうだね。

マッチングなんかの出会い系のほうが、彼らには向いていそうだ。

あーーーー、起業して上場して、ストックオプション悠々自適暮らしたい。

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