http://www.asahi.com/articles/ASHDG6DSLHDGUEHF01W.html
こちらの記事を見た。
個人的に図書館は好きだし、自分の人生でも(特にネット以前は)だいぶ貸出を使ったものだし、ネット以後も自習場所としてたまに使っている。
この発想自体は広義でのゲーミフィケーションで、読書のインセンティブを高める面白い取り組みであるとはおもうが…。
使いまくっておいて言うのも何だが、立ち返ってみると図書館がこの21世紀で、「目に見える形」で社会資本投資として成果を残せるのだろうか疑問に思う事もある。
もちろん「社会資本は長い積み重ねとして…」「人の成長を…」「教育、読書は国力だ…」みたいな意見は大量に出てくるだろうし、自分もそう思いたいもの。
が、はっきりいって相当な持ち出しであるのも事実で、日本のように斜陽の国でどこまで、屁理屈つけて維持できるものなのか、自分の世代はまだいいとして、次以降は気になる所。
もう少し広げると、最近の日本(ここ15年ぐらいかな)から出てくるニュースは、ほとんどがこういった施設の合理化のような話題が多く、新しい物は富んだ一部の地域(東京だの、京都だのなんだの)からしか聞こえてこないのもなんか寂しい限り。
自分は地方出身なのだけど、小さいころ使っていた公立の遊泳型のプール、ビデオをたくさん見れた図書館が閉館だの、寂しいねぇ。