タイトルの通り、トイレの話なので食事中とかそういう人は読むのを注意してほしい。
以前、僕は一人暮らしをしていたときに、割と限界までトイレを我慢するのが好きだった。
いきなり何を言っているんだ、コイツ!?……って思うかもしれない。いや、僕ももし同僚からそうカミングアウトされたら困惑するだろう、だから増田でこっそり書いているわけなんだが。
油汗がじっとりと流れるくらいギリギリまでトイレを我慢する、少しでも便意を意識しないように立ったり座ったり、ベットで少し横になって楽な姿勢を探したり、そうして、もう限界だ!となったらトイレに駆け込んで、一気に放出。
やりきった後の達成感も身体全体で味わえるし、身も心も軽くなったように感じられる、ま、実際に物理的に体重減ってるし。
この快感は我慢する度合いが長ければ長いほど、極限のギリギリほど反動で大きくなるので、みんなチャレンジしてみると良いと思う、もちろん自宅でね。
心なしかダムの放水が終わった後は気分が高揚して集中力が高まる気がしていたし、スポーツ選手も試合前に実施したら成績が上がるんじゃないかな?って割と本気で考えていた。
まー、こんな風に、妙な挑戦をやっていたのだけれども、ふと最近になって、そういや今はそんなことやらなくなったなー、って改めて思った。
というのも、僕も一人暮らしではなくなり、いざトイレに行こうとしたら同じタイミングで先に入られることも増えて来たし、それに じっとジブリのDVDを見ているかと目を離したら箱ティッシュの中身を無限に引き出していたり、自分で並べたはずの積み木を踏んで転んで泣き出すような家族が増えてきたことが大きい。
トイレを限界まで我慢していたのに、そんな事態に遭遇したらこっちでもダムが決壊してさらに大惨事になってしまう。
それが普通だよ、っていうのは確かにその通りだけれども。
言ってしまえば、たかがトイレの話なんだけれど、……なんというかな、一人暮らしのときに感じていた、自由気ままさはもう無いんだな、というのがちょっと寂しくなった日曜の午後という。
人はこうしておしっこ我慢フェチと決別するのか