2015-07-18

アンチの心理と世間空気

http://gudachan.hatenablog.com/entry/2015/07/17/001946

この記事を読んでふと思った。

アンチの心理とはまさにこれなのではないだろうか」と。

ここでいうアンチとはある事柄や作品に対して「ここが駄目なんだよ。俺様よく分かってるから言っちゃうけど他にもこの辺が駄目でつまり……ムキーーーー!!!なんでこんなのが世間蔓延っているんじゃふじこふじこ」となっちゃってる人の事ね。

彼らの主張は圧縮すると「俺には合わなかった。でもこれを認めてる人がいる。それが許せない」になるわけだけど、それをやたらと色んな言葉ソースで飾り立ててるんだよね。

なんでそこまでするのか前から不思議だったんだけど、きっと彼らは否定されるのが凄い怖いんだろうね。

あと自分の方を相手が向いてくれないと強烈に拒絶されたと感じてしまう癖がある。

から世間で人気のある物と自分感性が食い違うと途端に「なんで世界は俺を否定するの!!!??」と考えてしまう。

から必死にそれを覆そうと色んな理由をつけて世間空気自分の側に持って行こうとするんだ。

でもこれって根本的におかしいよね。

何がおかしいかって、世間流行っているもの感性があわなくてもそれでその人自身人格コテンパンに否定されるわけじゃないはずだ。

うん、そうだね。

そのはずなのに何故か世の中には「この作品の良さがわからないなんて、君頭オカシイかい?」と口で言ったり態度で示す輩がいる。

そう、こいつらもまたおかしいんだ。

もっと言えばこいつらがこのおかしさの始まり、原点。

こういった「世間流行感受性が合わない人間クズ」ってレッテルを貼る何かを勘違いした連中が歪みの始まりであり、こいつらの作った歪んだ空気に軟弱な人間が耐えられずに変化したものアンチ

信者アンチは表裏一体」というけど、まさにこの信者こそが「この作品の良さがわからない奴はクズ」と言って回っている奴ら。

そして厄介なことにこいつらは自分おかしいと言われる側に回るとアンチになるし、アンチになってしまった人間自分感受性の会う作品出会うと信者になる。

まり信者が暴れることでアンチが生まれアンチが今度は他の所で信者になり、そしてそうやって増えた信者達に心を壊された人間アンチになって、また別のところで信者になるの無限ループで増えていってるんだ。

でも人間って結構強いものである時「あっ、俺頭おかしかったわ」と今までの毒が抜けて普通人間に戻れたりする。

それで増える人と戻る人の数に均衡がとれて今の「ある程度何かが流行るとだいたい毎回同じ程度の信者アンチが出て暴れる」って構図が出来てるんだな。

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