2015-06-12

よくソシャゲで重課金してる人を石油王と言うが

真逆だ。

貧乏人ほどソシャゲ課金する。

何故貧乏人ほど課金したがるのか、それは課金すると自分より貧乏な奴(ないしは金の使い方が上手い奴)を打ちのめせるからだ。

たとえば年収200万の男がいたとしよう。

大雑把に200万のうち100万を生活とか家具とかもろもろに使ったとしよう。

少ないと思ったら親元で暮らしてとでも考えてくれ。

んで100万余るわけだ。

年間100万。

半分貯金したら50万。

ソープに行くぐらいなら出来る。

ゲーム普通に買って遊ぶには十分な余裕がある。

だけど女の子チヤホヤされるような年収じゃないし、キャバクラなんて行っても細い客として内心軽蔑されているのがうすうす分かるほどだ。

同級生の中には自分よりずっと高い賃金で働いている奴がいる。

彼らは車を飛ばしたり子供をのびのびと育てたりしてる。

そうすると沸々と沸き上がってくる感情がある。

劣等感だ。

それを埋める方法は2つ。

1つは自制心や自尊心を強く持って乗り切ること。

もう1つが優越感で相殺することだ。

そしてその後者を得るのに手っ取り早いのが、課金ゲーだ。

課金して無課金を倒す。

これが素晴らしく効く。

「金を払って倒す」という部分に実にゲーマーな方々は「金払って倒すなんてカッコワリ」と感じるだろう。

だが一部の人種、というかゲーマー以外はこう感じる「俺が社会に貢献して手に入れた対価が爆発して、フリーライダーケチンボをぶちのめしたぜ!」と。

ゲーム課金する時、キャバクラだったらすぐに消えていたような金は強烈なパワーを持つ。

50万あればガチャで最高レアを引くまで粘ることが年に2,3回は出来る。

ゆるいゲームなら10回出来るかも知れない。

貯金するはずだった金を回せば年中最強カード更新することだって可能だ。

その時、その課金者はそのゲームトップを歩く1人になる。

同級生同士で比べたらいいところ下の上だった男がトップを歩けるのだ。

己が汗水たらして稼いだ金が己をトップへと押し上げる。

それまでの人生ではまず味わえなかった快感がそこに待っている。

こうして貧乏人は電子データ大金を払い続けるのである

彼らは断じて石油王ではない。

しろその真逆とも言える者達なのだ

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