アイドルなんて興味ないし、そんなのにうつつを抜かすファンのことは、正直見下してきた。
しかし最近、本当に深い仲になった彼女ができて、自分だって同類じゃないかと思い知らされてしまった。
しかし、今カノや友人の紹介だった元カノという例外を除いて、過去に自分が惹かれた女性がどんな人だったか思い返してみると、全てアイドル的キャラ作りをしている女性だったのだ。
キツイ言い方をするならサークラ女子とかオタサーの姫的女子とも言えるだろうか。
要するに「明るい」「人懐っこい」「優しい」「ノリがいい」「見た目がそこそこ今風で似合っている」というだけで胸をときめかせ、熱心にアプローチしていたと。
列挙してみれば一目瞭然だが、こんなのは全く表面的というか、社会的スキルとしていくらでも作れるというか、誰だって多かれ少なかれ作っていることである。
そんなことだけに目を奪われるのは、アイドルに入れ込むファンと大して変わらないわけで。
勿論、そこをとっかかりに少しずつ相手の内面とか人となりにアプローチできればいいのだが、自分の場合コミュ力の問題でそれ以上相手の心には入り込めず、結局友達として楽しくやれただけに終わった。
そりゃ相手に言わせれば「あんたはあたしの何が好きになったの?ちゃんとあたしのこと見てんの?」って話だろう。
これじゃその人の友達にはどうにかなれても、彼氏になれることは絶対にない。弁解の余地は全くない。
そもそもこういうタイプの女性が、自分を「彼氏にしてもいいかな」と思う可能性はほぼ皆無(つまり脈が無い)という現実もきちんと認識していなかったのだから救い難い。
それにしても、書いてて死にたくなるくらい童貞臭い。ナイーブ過ぎる自分自身にドン引きしている。
しかも、今カノと付き合い始めてようやく自覚したとか、「経験に学ぶ」愚者そのものである。
そろそろ、こういう精神的なガキっぽさから脱却して、いい加減大人の男になりたいと思っているのだが、どうすればいいのだろうか。
無理に賢者になろうとせず、 致命的でない愚と、気付きを積み重ねて角を取っていくのじゃ
誰だって多かれ少なかれお前みたいな所あるからヘタに卑屈にならないように
お前みたいなタイプは面倒くさくなくなったらオワリ
男に好感度を持たれるキャラ作りという点では共通してなくもないかもしれないが それをビジネスにしてるアイドルに仮想恋愛感情をダシに搾取されることと、 現実の女と恋愛関係にな...