皆さんご存知の方も多いかと思うが、私の代から経団連の倫理憲章の影響で就職活動が後倒しになっている。
一部大手日系企業や外資系企業、中小企業等の新卒採用試験は既にスタートしており、内々定が出ているところも少なくない。
こういう私も、中小企業一社に内々定を頂いており、大手企業のエントリーシートを提出し、テストセンター、webテスト、面接を受け始めている。
「なんだ中小企業一社の内々定もってて、これから大手を受けるなんて順調じゃないか。」
きっとそう思う人もいると思う。
そう、実験だ。
本来、大学院生たるもの実験をしてなんぼだと思っているのだが、
1月以降は、インターン、説明会、エントリーシート作製、筆記試験、面接で、ほぼ実験が進んでいない。
私自身、それほど優秀な大学に所属していない上、理系とはいえ就活に有利な学科ではない。推薦で決まる訳もない。
けど、実験が進んでいないのだ。
「あれ?なんのために院に来たんだっけ?」と我に返り疑問に思う一方、
院に行かないとまともな就職できないし、まぁしょうがないのかなとも思う。
みんな、どうやって研究と就活を両立させてる(させてた)のだろう。
全く実験なんてしてないよ、なんてひともいるだろうし、厳しすぎて就活なんてできてないよ!ってひともいるんだろう。
(大学名や教授名でいいとこ行けるならいいけど、そうでない人は就職どうするだろう。もう諦めているのかな。)
院で移動した所属研究室が新設だった上、同期がいないからよくわからないんだよね。
ラボの先生もおそらくよく分かってないから、直接的には怒らない。明らかに嫌な感じはにじみ出てるけど。
そういう表情とか感じちゃうと、就活をしている罪悪感に苛まれる。
メンタルが弱いってのもあるんだけど。
まぁ結局のところ何が言いたいのかって言うと、
この後倒しスケジュールは、ただ就活の時期が長期化しただってのと、
同じく16卒の院生。 研究のこと気にするなんてよっぽど真面目なんだなって思う。すごい。 研究よりも人生かかった就活の方がずっと大事!!!って割りきって研究には労力注いでな...