2015-04-29

奨学金を完済した

2015年4月27日  第二種奨学金を完済した


元金480万円、利子を入れて約550万円を3年6ヶ月かけて返済した。

車や時計といった高価な物には興味を持たないようにと自分に言い聞かせて

ただがむしゃらに賞与と毎月の給与の中から捻出したお金を返済に注ぎ込んだ


この気持ちをわかってくれる人はほとんどいないと思うけど、

ようやく社会人として  一人の大人として

スタートラインに立てるような気がして

肩の荷が下りたという安堵感と

少しの開放感と

「なんだったんだろう」という

虚しさというか虚無感に包まれ

完済の引き落としがされた瞬間、涙が出た



利率が低いから繰り上げしなくてもいいんじゃないかという意見もあるんだけど、

社会人に成り立ての頃は目標があった

自分結婚する時に

借金のある状態で結婚したくなかった

第二種奨学金を完済するまでは結婚しない自分に言い聞かせてた

今考えるとそれは、もしかしたら

変なプライドで、機会損失だったのかもしれないけれど



奨学金という制度には世の中に賛否両論あるんだと思う

そういう記事をよく見かけるし、目につく

でも自分奨学金にすごくすごく感謝してる

奨学金という制度が無ければ

自分大学に行く事ができなかった

大学に通って、学ぶ事もできなければ

今ある交友関係や、就職先なんかも見つけられなかっただろうと思ってる

自分で払うから大学に行かせてほしいと親に言った、あの時の決意と覚悟

ようやく報われたというか

清算できたような気がする


小さい人間から

家がお金持ちの人を妬んだり、

学費結婚資金を親が払ってくれるとかいう話を聞くたびに

やっぱ人生、家庭環境で決まるんだよなって自暴自棄になって

すごくすごく無力な気持ちになってたけど


ようやく自分

胸をはって

一人の大人として

生きていけるような気がする




人生ちょっとした節目の一つかな


初めて自由に使える給料の使い途がわからなくて、変な感覚に陥ってる


これからどうしようか

あの頃の目標

第二種奨学金という壁もなくなって


虚無感が酷い



とりあえず今日

明日から新たなスタートだってことで

飲めない酒を、浴びるように飲みたいと思う



たぶん  

奨学金の返済に、人生かけてた





なんだったんだろう

なんだったんだろうな












人生って難しいな

  • 車や家を買おうとしたらまたローンを組む羽目になるぞw 法人だと借金するのなんて当たり前だしな 重要なのは利益で借金返済は目標にならない

  • とりあえずお疲れ様でした。 俺は繰り上げ無しで15年かけて完済したよ。 やり切った感たまらんよな。 でも、ひとつのことに集中して他を我慢する性格は生き辛そうだ。 もう少し肩の...

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