2015-01-13

小学生のころは神童と呼ばれていた

小学生のころは滅茶苦茶に勉強ができた。中学入試で誰もが知っている名門中学に受かった。ただそれは記念受験だったので、地元の優秀な私立に行った。中学生の間はその中学の中でも常にトップ5に入っていた。

ただ、高校に入ったころから、何もかもつまらなくなってしまった。何かと理由を付けて勉強サボることが増えた。それでもそれまでに積み上げた貯金があったから成績は良かったし、模試の成績も安定していた。

高1の夏ごろから勉強をサボって街をふらふら歩いたり、ネットを何時間徘徊したり、漫画を読み続けたりすることが増えた。それから恋をした。絵を描いたり、ギターを弾いたり、どれも長続きしなかったが色々なことを試した。学年順位が5位以下になるようになり、10以下になるようになり、気付いたら50位を割るようになっていた。

それでも、昔成績が良かったのだからちょっと努力すればすぐ成績は上がるだろうと高をくくり、やりたいことをやり続けた。他校の女子生徒に恋をして付き合った。うちは裕福だったから小遣いもたくさんもらっていた。あり得ないほど貢いだ。総額20万を超える。ただ結局僕は金づるだったようで、あっけなく振られた。俺は精神的な危機に陥り、1か月学校を休学した。ネット徘徊したり、街を出歩いたり、映画を見たり、やりたい放題遊びまわった。

学校に復帰してからもただボーっと生活した。何も楽しくなかった。感動したかった。心がパッサパサに乾いているのが分かった。愛されたいと心から願った。

高3になるころには成績は平均以下だった。勉強を少しずつ始めたが、驚くほど頭が悪くなっていることに気付く。ハッキリ言って「何も分からない」という状態だった。それに、これまでの怠け癖のせいで勉強に打ち込めるだけの集中力を失っていた。3日勉強して1日休むという感じだった。結局そのまま、今に至る。

今俺は高3である。今週の土曜日センター試験を控えている。けれど、1週間前から昨日まで、全く勉強していない。ひたすらネット徘徊していた。怖い。心の底から試験が怖い。学年の7割が、現役進学、残り3割もほぼ全員が浪人して大学へ進学する学校だ。言い忘れていたが両親はふたりとも医者だ。逃げ場がない。俺はなにもしたくない。けれど勉強しなければならない。どうせ今から勉強したところでセンターの点なんぞ10点も変わらない気がする。

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