2014-12-28

宗教というテーマ

宗教というのは不思議

人間歴史の中で絶対無視できないものだけど、水や空気食べ物のように生存にそれが必須ものではない

動物宗教を持たない

ただ生きていくだけならば宗教必要ない

それなのに、いつの時代人間宗教は切り離すことができない

現代日本人特定宗教への帰属希薄である

でもそれが普通のことで、外国のように、国が宗教を決めたり、国民宗教統一されていることの方が不可思議に思われる

元来人間精神というのは自由で、宗教を信じる自由、信じない自由もあるはずである

何を信じるかは個々人が決めればよいのだ

生きるのがつらければ、宗教に救いを求めるのも自由で、

今の時代は、昔よりも幸せに生きられる人が多い時代なのだから

宗教に頼らなくても精神的に安定できる人も多いはずだ

たとえば、私の伯母はガンに侵されてから、夫の信仰するキリスト教に入信し、洗礼を受けた

そして死を受け入れて亡くなったと思う

祖父は、死ぬ前に、葬式はしなくていいと言ったという

でも祖母は、実家神道の家だったので、祖父を葬儀神道で行うといって、父と喧嘩した

今の私は祖母の気持ちがわからないでもない

いくら祖父の望んだことでも、自分の信じてきたことから外れたことをするのは受け入れがたかったのだろう

どうしようもなく辛い時期があって、辛さを忘れる方法模索した時に、仏教無常という考えに救われたことがあった

でもだからといって仏教徒になったつもりはない

共感できる考え方、教えだったから少し拝借したのだ

人間が生きるうえで、自分ではどうしようもなくなった時に必要ものがあって、それが宗教という形になっていると思う

今の時代は豊かなので、特に日本では、自分ではどうしようもないということが少ないのかもしれない

でも、宗教ってなんなんだということは考えてみてほしい

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