俺は高校受験で高校の選択に失敗した。進学校に行かなかったのである。だから、授業は超余裕だった。
チャットから始まって、HP作ったり、プログラミングの勉強したり、最後の方は2ちゃん漬けである。
もしも高校でネットが無かった場合を想像すると、ネットの代わりに漫画や小説漬けになり、漫画家を目指していたかもしれない。
でも、実際の俺は、ネットで知り合ったメル友のおかげで大学進学を志して、志望校推薦を勝ち取り、県内の大学に進学した。
相変わらずの2ちゃん漬けとアニメ漬けで、ギリギリでの卒業になり、就活も適当だったので就職に失敗した。
それでもなんとかコネで父親の知り合いの会社に入れてもらった。
もしも大学でネットが無かった場合を想像すると、もうちょっと勉強を頑張ったんじゃないだろうか。
就職はいまいち冷え込んでいた時期だったので、勉強ができていれば院に進学していたかも。
あー、違うかなー、もしかしたらうまくガス抜きできなくて鬱病になっていたかも。
その後の仕事については、ネット関係の仕事でWEBプログラマになったので、ネット無しは考えられない。
やっぱり、もしもなんて考えてもしょうがないし、俺にとってネットは毒でもあったけど、悪者ではなかったな。
でも逆に考えることがあるんだ。