娯楽の少ない田舎に生まれて、病気のおかげで学校ではいじめられた生活、ゲーム禁止マンガ禁止だったからヒマさえあれば妄想してた。
アニメの続きを勝手に考えたり、姉が描いてくれたマンガの続きを想像したり架空のキャラを脳内で作ったりしてた。
寝つきが悪かったので、寝る前には脳内架空キャラでストーリーを練って、1時間か2時間くらい毎日そうしないと寝れなかった。
このまま一生こんな事しないと眠れない人になるんだろうかと不安を持った事もある。
こんなんだから同人を始めるのも自分の中では自然な流れだった。
が、大学受験と自分の絵が下手な事に気が付いてしまったので絵も描かなくなりコミケにも行かなくなり、大学生活は同人仲間とも離れてしまったのとゲーム解禁になったのでバイトしてゲーム買ってるだけだった。
地獄の就活から社会人になり、新人時代の大変さを抜けて仕事に慣れて時間的体力的余裕ができた時にオタクが再燃。
…したはいいんだけど
あれだけ豊富で自ら将来が心配になってた想像がもう全く出てこないのね。
ただ、みんな楽しそうにあのキャラがもしこうだったら…という話をしてるのに加われない。
そのキャラがアニメから出てきて自分の脳内で動くという感覚が無くなってしまっている。
考えようとしても真っ白。
それだけじゃなくて、昔は自分オリジナルの脳内キャラも作ってて、こういうゲームがしたい、こういうマンガが描きたいっていうのが困るほどにあったんだけど
それも何も出てこない。
夜も電気を消したらすぐ寝てる。たまに電気ついてても寝てる。もう眠気に対抗できる体力が残ってないんだと思う。恐ろしい。
困るかと言われると困ってるわけじゃないんだけど
「何かを作りたい」「この作品への愛をどこかにぶつけたい」という欲求だけが残っちゃって、何をするかと考えた時に本当に困ってしまっている。
これって年かなぁ、25過ぎたらこんなもん?
想像力って意外と簡単に無くすから 持ち続けたいと思ったらかなりの工夫がいると思う くだらない妄想で何時間も語り合えるような友達がいれば理想かもな 今の時代そんなやつそうそ...