■2030年にエネルギー輸入が輸出を超えるアラブの産油諸国

現在アラブの産油国・産ガス諸国は、

高騰した化石燃料の国際取引価格と

未だに低い燃料算出コストの差額を原資に

急ピッチで経済成長を進めていっている。

過去には西側資本の圧力もあり、

燃料輸出利潤を国内に十分投資できなかったが、今は違う。

西側諸国並みの一人当たりGDPを目指し、

インフラの整備や製造業の誘致などで

燃料輸出以外の産業育成に余念がない。

当然ながら経済発展に伴い産出燃料の自国消費分が増加し、

2020年頃から輸出量にまで影響が及ぶようになる。

2030年にはエネルギー輸入が輸出を超えると、

サウジアラビアなどは試算しているという。

そうするとどうなる。アホウでもわかるな。

化石燃料の国際取引価格のさらなる高騰だ。

北米のシェールガスをタンカーに積んで日本に輸出できる施設ができる頃には、

アラブ諸国の経済発展はさらに進んで、

ヤツらの化石燃料自国消費分も随分と増えているだろう。

エネルギーを輸入するばっかりでしかも消費量の多い日本は、

さらに価格交渉で足元を見られる上、

ヤツらの経済発展にも貢献してしまうワケだ。

ヤツらの経済発展にブレーキをかけ、

燃料価格のさらなる高騰を先延ばしにするのに最も有効な手段は、

現在の国際取引価格を引き下げる努力をすること。

つまり、原発大国である日本が止まってる原発をガンガン焚いて、

アラブからの化石燃料の輸入をできるだけ減らすことなんだよ。

「原発あるのに使わない」は

「働けるのに働かない」ニートひきこもり野郎と同じこと。

5年後になって、「あの時くだらない言い訳ばかり言わずに働いとけばよかった」

って言っても遅いんだよ。甘えんなバカヤロウ。

地球温暖化阻止とかキレイ事は関係ないんだよ。

ヤツらはもう米英の言いなりじゃないってことなんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20130929212429

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