2013-08-10

外食産業クックパッドに埋もれてる料理を新メニューとして発表せよ

以前成形肉を批判する記事がBIZ誠に載っていたと思う。(確か時事通信出身相場英雄氏の記事)

この筆者は「成形肉はマズイ」という前提で記事を組み立てていたと思うが、私見だが、

クックパッド」の登場で、伝統料理や高い料理(例:普通の肉)と新料理や安い料理(例:成形肉)の食味格差は、

急速に格差縮小、ないし逆転していくと思う。

昔なら、食味向上のノウハウは、個々が分散保有していて、共有化されなかった。

フォルクスフォルクスで黙々と成形肉食味向上に取り組み、ロイホロイホで黙々と取り組む。

そこに共有化の思想はないから、食味向上は遅々として進まない

家庭料理の食味向上も、それぞれの家庭(主婦)の孤独作業に委ねられる。

と言うか、食味向上は面倒くさいから、主婦自分が知ってるレシピを墨守する。いわゆる「お袋の味」

クックパッドの登場で、無数の「素人」「ボランティア」が料理の食味向上に、無給で取り組むようになった。

その気になれば食味向上のスピードが加速的に、指数関数的にスピードアップする

「数万人が試作レシピチャレンジし、数万人が試食し、数万人がコメントするプラットフォーム」を、

外食産業が積極活用しない手はない。自社の、せいぜいスタッフ数が数人の新レシピチームに新レシピ開発委ねるより強力では?

要するに、クックパッドの人気メニュー、或いはクックパッド内で人気はないが美味しい料理を、

外食産業が新メニューとしてデビューさせればいい、という提案である

(こういう場合、「著作権」が成立するのかどうか、知らないが)

逆に言えば、クックパッドアップロードされた膨大なメニューは、日の目を見ずに埋もれている状態。

一種のビッグデータ状態と化しているが、これを外食産業が「掘り起こし」すればいいのでは?

ところでいつも思うが、クックパッドって、そもそも海外にあるのかな?

今日晩ご飯献立何にしよう?」と思い悩むのは、日本主婦だけなので、クックパッドの類のサービス海外では成立しない、と言う話もある

余談だが、「ミールソリューション」と言う単語食品スーパー業界にあるが、その中身は日本アメリカで違う。

アメリカミールソリューションは、「料理下手な主婦の為に、ある程度までスーパー側が下ごしらえする」こと。

日本ミールソリューションは「スーパー献立メニューの提案すること」だったりする。

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