2012-09-08

昨今のソーシャルゲーム系依頼について

最近ソシャゲ系のあまりにひどい依頼条件に対する反応をtwitter等でよく見かけます

togetter等にもいくつかまとめられており、そういった依頼に対する「絵描き側」の不満がよく伝わってきます

しかしながらこうまで話題にされるのに、市場が一考に改善の糸口を見せないのはなぜだろう。

ちなみに自分絵描きですが、いくつか思い当たる節があります

それは依頼を断る人間も居れば、受ける人間も居るということです。

 具体的に言えば絵描きは「自分の好きな事(絵)でお金がもらえる」という"実績"を最優先重視してしまう傾向にあり、

 「プロとしての実績」さえ貰えればお金なんて気にしない人がいるということ。

 これは無名であればある程強く作用します。

 これらの条件に該当するのはpixivニコニコ静画などの趣味の範囲で活動の場を広げている、主に若いクリエイターさんだと思います

 ある程度の社会経験があれば「こんな金額じゃ食っていけるわけがない」と、交渉の時点で気づく事が出来ますからね。

 趣味で絵を描いてる人にとって、「依頼」は「ちやほやされる為のステータスの一つ」に過ぎません。

 余談ですが自分業界に入るまでは「デビューしたらプロ」と思っていましたが、仕事を貰うようになってからは「生業に出来るようになったらプロ」だと認識を改めました。

受ける側の考察は以上です。

ではどうすればいいのか。

少なくとも今のままでは状況はずっと変わらないでしょう。

最善手は常に泣き寝入り

時代が変わって誰でも気軽にイラスト製作が出来る時代が到来し、本来はそれに合わせてイラストレーター業界事務所管理制などに変わる必要があったんだと思います

自分たちの飯を育てる皆の畑を、誰も耕さずにほったらかしてしまった。そりゃあネズミもやってきます

フリーランスから自己責任から自分言い訳をして若手の意識改善や大きなリスクを負うことを怠った結果だとも思います

本当に、このままではそろそろ終わりは近いと思います

  • 似たような問題を抱えてる別業界の者だけど みんながプロとして食っていくことを目標にしてるわけじゃないのがこの問題の根が深い部分だね 趣味を副業にしてお小遣い程度でもお金が...

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