そんなん根本的に無理じゃね?
愛着が無いものに対し、無理やり愛着を形成する方法なんて存在しない。
そんな方法があったらその辺の非モテを一心不乱に愛してくれる女を作り出す方法だって存在するだろがと。
人間、愛せないもんは愛せない。「愛している振りをする」とか「愛しているんだと思い込む」なら可能だけれど。
言いだしっぺですが俺も無理があると思ってる。
でも条例の内容を咀嚼するとどうしてもそういうとこに行きつくという風にしか思えんのよ。
条例内の表現では「親の自覚を促す」とか「親の成長を期して」とか「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」ってな具合で「親も愛着そのものを持て」とは明言してないんだけどね。
感情の押しつけになるからわざと避けてんのか、それともマジに「今の親は責任感が足らないから責任感持たせれば全部解決」と思っているお花畑なのかはわからんけど。
…と、ここまで書いてて今気がついたけど、そういえば「親の、子どもに対する(責任を伴う)愛着の形成」だから話がこじれるんであって、単なる愛着の形成だったら案外ちょろいんじゃね?
ペットネームとかキラキラネームとかDQNネームとか言われるトンデモ命名する親っているらしいじゃん。アレって一種の愛着じゃん?
ああいうメンタリティに「子どもの将来、子どもに何が真に利益になるか」を真剣に考えるという責任感すなわち「親の自覚」を持たせようというのが主旨だったりするわけか? この条例は。
その辺の育児Q&Aでも「子供に愛着を持てません」なんてのはよくある項目だけど
割と「そのうち愛が湧いてくるかもしれんからとりあえず目の前の育児作業をこなそう、でもってどうしても駄目なら保育園にでも預けよう」なんて事が書かれているよ。いい時代だ。
そーそー、体験談とか実践経験からくるアドバイスは大体そういう感じだよね。
必要なのはそういうの相談する場所とか、目の前の育児作業もこなせないレベルでダメになった場合の受け皿の整備であって、責任感持たせるための教育とかは何か違うという感じがするんだよ。少子化に拍車かかりそう。
件のPDF見れないからずれてるかもしれないけど マジに「今の親は責任感が足らないから責任感持たせれば全部解決」と思っているお花畑 じゃないの。全然現実分かってないっぽいしね...