2011-09-06

http://anond.hatelabo.jp/20110906170141

卑猥でひれるな掲示板ウェブサイトを立ち上げ、インターネットアクセスした無垢な中高生が彼らに騙されたり苛められたりすることにより、精神的衝撃を受け、その結果自殺に走る事例が増加していると思われる。

これと

>すなわち、増加している中高生自殺は、インターネットを通じて暴力団員等の卑劣価値観社会に流布され、99年以前に存在した学校教育の成果による健全社会的風潮がかなりの程度汚染され、社会内に誹謗中傷疑心暗鬼蔓延し、その結果、うつ病等の精神的疾患を発症したり、人間不信に陥ったりした中高生が厭世観に囚われて自殺を決意するようになったと思われる。

これ

前者はいわゆる出会い系サイト売春を促進するサイトといった、性に関わる暴力の事を言ってるのか

また、後者誹謗中傷日常的に行い、歪んだ価値観に基づいた情報を発信がされているという事を言ってるのか

まりは、具体的にどのような現象が中高生精神に影響を与えているのかが伝わらなかった

また、その精神への影響がどうして自殺に繋がるのかがいまいち理解ができなかった

ところで、警察庁が公表した「平成22年中における自殺概要資料」による結果は以下のようになっている

まず、19歳以下の自殺者数は543人であった

内訳は、男性329人で女性214人となっている

「年齢別自殺者数(原因・動機別とのクロス集計)」によれば

学校問題が理由の自殺者は男女合わせて160人

健康問題が理由の自殺者は男女合わせて140人

家庭問題が理由の自殺者は男女合わせて97人であった

学校問題が理由の自殺者のうち、「その他進路に関する悩み」が47人で、「学業不振」が43人であった

健康問題が理由の自殺者のうち、「病気の悩み・影響(うつ病)」が58人で、「病気の悩み・影響(統合失調症)」が28人、「病気の悩み・影響(その他の精神疾患)」が32人であった

家庭問題が理由の自殺者のうち、「親子関係の不和」が38人、「家族からのしつけ・叱責」が29人であった

健康問題のうち、統合失調症は脳の神経物質の分泌異常であるとされている

なので、インターネットなどの影響によって統合失調症になることはないと考える

うつ病に関してはインターネットなどから受ける影響によって発症する可能性もある

その他の精神疾患に関しては、原因は様々であるので原因をインターネットとするのは慎重になる必要があると考える

インターネット健康問題を経由して自殺の原因の一つとなるのならば、学校・家庭問題へはどのような影響を与えるだろうか

記事への反応 -
  • 全国的に中高生の自殺が相次いでいる。場合によっては小学校高学年の児童も自殺しており、ゆゆしき問題である。 ここ数十年で中高生の自殺が増えた理由について、1997年の経済破た...

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