ネット上の発言が元でブログやTwitterが炎上するのは今に始まったことじゃないが,
これらの事件がテレビや新聞などのメディアに取り上げられることも増えた。
これまで僕自身はTwitter上で実名を隠さずに発言してきた。
当然「飲酒運転なう」と呟いたことなどない。飲酒運転したこともない。
でも,もし判断力がなくなるまでお酒を飲んだときに目の前に携帯があったら,
一体どんな内容を僕が呟くのか誰も保障はしてくれないのだ。
あるいはパソコンの前から席を外した隙に,誰かが僕のアカウントで根も葉もないことを発言したら?
これらの不安が拭いきれなかったので,最近僕はアカウントに鍵をかけることにした。
この「匿名でいることが賢い」という状況が,今ネット上に漠然とした閉塞感をもたらしていると思う。
もう少し踏み込んだ言い方をすれば,2chを中心とした「炎上請負人」によるネットの集団統治が形作られようとしている。
彼らは基本的に正義だ。
例え憂さ晴らしが目的だったとしても犯罪の通報はやはり正義だ。
だがレイプ容認発言や有名人のプライベートの暴露は犯罪ではない。
しかし彼らは彼らの正義に基づいてネットの果てまで情弱を追い尽し,ついには社会的制裁を与えてしまった。
彼らによって言論統制されるか,あるいは実際に犯罪が減ったとしても,それは本当にネットのあるべき姿か?
僕はそう思わない。
んー、だから偽装するならもっとうまくやらないと。 わかる?