2011-06-05

投資教育、自由の裁量

医学部を出て主婦になるのは悪いこと?」


→私はそこまで過激ではありませんが、「奨学金借りて大学に行ったのに中退したクズ。生きる価値なし」ぐらい蔑まれてもしかたがないと思います。


→つまり、それだけの期待を裏切るというのですから、信用失墜はもちろん、やはり他人から罵られても因果応報というものでしょう。

→もちろん、教育につぎ込むのも躊躇されるでしょう。就職でやめるかどうかもわからない新卒に、教育費かけてられないというものと同じロジックが働くことは疑いありません。


  • さて、医療のような社会的貢献を大きく期待される職種に関して、個人の自由はどの程度認められるのでしょう。

→この件で手塚治虫加藤周一安部公房を引き合いに出している人がいますが、それは結果論というものです

→まして、その三例を以てして、「だから別に問題じゃない」というには説得力が足りません。

→私は、医療に従事すると決めた以上、その職務から離れるのは資質能力に問題があるケースの他はあまり認めるべきではないと考えます

→これは医学部入試年齢による不合格問題と直結します。


医療に携わる人間年齢は関係ありません。そこに教育をかけることに問題があるのです。言ってしまえば社会還元のほどが見込めないということです

教育投資です。早ければ早いほど、見返りが大きいなら大きいほどよい。だからこそ、キツイですが頭の悪い大人というのは出来が悪いし、教育に失敗したといえるのです

→だからこそ、そういうのを選別するのには、正当性があるのです。選別すれば、社会全体によい還元ができる。この差別は必要な差別です

→そして、そういう事情があるからこそ国家税金を投入するし、年齢学業等の理由で人を選別するのです

→そして、その選別や投資を受けていながら、それを無に帰する行為は、やはり社会的には悪だろうと言えます


  • 繰り返しますが、好きにしたきゃすればいいでしょう。しかし、その自由は他人に影響を大きく及ぼすことは理解してください。

手塚治虫安部公房加藤周一結果として他の分野で「大きく」社会還元しました。じゃあ、主婦は?

http://anond.hatelabo.jp/20110605164957

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