はてなキーワード: 竜騎士とは
外国航路の船乗りである親父とは、一年のうち一ヶ月くらいしか会うことができなかった。
昔はサザエさんのような、「毎日帰ってくる親父」ってのが、どうしても理解できなかった。
そんな特殊な事情を差っぴいても、
俺の親父は遊びの天才だった。
ウチは4人兄弟だから家族あわせて6人。
親父が帰ってきたら先ずみんなで遊ぶのは、トランプのブラックジャックとポーカーだった。
家族同士、マッチ棒を一本一円に見立てて、遊ぶのだけれど、親父の海外仕込のテクとイカサマ、お袋の楽しそうな顔といったら、なかった。
親父は何でも、楽しそうに遊びこなしていた。
前述したトランプから花札、オセロや囲碁将棋、ただのキャッチボールからサッカーの相手、
全てgameをplayする上でいかに楽しいかを追求していた。
どこの砂浜ではアサリがどういう時刻によく採れるだとか、どの海岸では素もぐりでサザエがどうだとか、
このタンボにはメダガやザリガニがどうだとか、この山奥では野生のシイタケがどうだとか。
いっぱい遊びを教えてもらった。
キャンプだって親父にしてみれば道具をそろえることが気に入らないらしく、
軽自動車に常に積んでいるテントと釣竿以外は常に現地調達、計画すら立てずに突発的に発足して、
先ずは皆でかまどを作ることからはじめさせられたもんだ。
もちろん、コンピューターゲームだって半端じゃない。
親戚の家でエキサイトバイクをやって以来、
メトロイドとゼルダ、パルテナの鏡を俺ら子供よりも早くクリアし、
ついぞ最近もFF11のどこかの鯖でトップクラスの竜騎士を自負するほど
gameをplayすることに関しては隙の無い親父だ。
勉強することの楽しさもいっぱい教えてもらったはずなのに、
俺は自分の責任において頭が弱かったから底辺高校を卒業するのがギリギリ精一杯で、
その後は10何年と、年齢×100の年収をギリギリやってる程度の、
まあ見る人が見れば「つまんない人生」なのかもしれないけれども。
今になって「勉強する楽しさ」とか、あと親父の教えてくれたいろんなことが身に染みてわかるようになったし、
実際に仕事してて「本当に子供の頃からエリートで、俺らがいろんな経験してる頃から目標を持って勉強してきた」
人たちには感心どころか尊敬することしきりなんだけれども。
それでも俺は俺の人生を誇りたい。
俺の人生はまだ折り返しを過ぎたのかどうかすら、はっきりとはわかってないけれども、
輝かしいものであると自負したい。
自画自賛だけれど、遊びの天才であった親父から鍛えられた俺は、同世代の奴よりかは
「こいつと一緒だとちょろっとだけ面白い」
みたいな感じで一目置かれていたし、
それが自分の人生においてどれだけ価値があったか、計り知れない。
若い頃から万引きだとか恐喝だとか、つまらない誘惑よりも「面白い」遊びを提供できる人間として、決して間違った方向に向かないで済んでいるし、周りを引っ張れることもできた。
俺はバカだが、親父のおかげで、自分の人生と言うものに自負を持つことが出来た。
親父よ。
あなたは偉大だった。
あなたが亡くなってから一周忌。
一年越しでやっと言えたのだが、
何故存命中にこのひと言がいえなかったのか、
亡くなってしばらくしてから気持ちの整理の付く、人間の弱さ
「たかじんのそこまで言って委員会」を知人と一緒に見ることが多いんだけど、番組内のやり取りをゲームに適用してみるたちの悪い遊びが流行ったので記録しておく。
田嶋「こんなダンジョンあっていいはずない!私はルーラで帰りますよ!」
田嶋「そんなことはないと思うなー」
三宅「ふざけんな!あんたみたいな適当なこと言う奴は黙ってろ!」
田嶋「私はルーラについてちゃんと調べたの!ここに村の人に聞いた情報だってまとめてある!」
宮崎「実際に有効であるかどうかの証拠はどこにあるんですか?」
田嶋「あの村人の目を見てみなよ!心から私を心配して、あの顔見たら疑うなんて出来ないよ!」
三宅「アンタね、いい加減な事言っちゃいけないよ!勝英大学教授の杉並って人は、ここでルーラを使って大変な事になったんだから!」
田嶋「ほらそうやって戦争したがる」
田嶋「火の魔法言ってみなよ!」
三宅「ファイガに決まってるじゃないか!じゃあアンタ雷の魔法作った奴のこと知ってんのか!」
田嶋「知らないよそんなもん!そんなの誰も知らないよ!」
宮崎「萩田研究所の崎原という方ですよ、これは全く別の研究を行っている時に偶然生まれた産物なんです」
田嶋「ふーん、そうなんだ」
宮崎「ブリザガを考案した人の事、知ってますか?」
田嶋「知らないよ、どっかの偉い人じゃないの。そんなことは魔法と関係ないと思うけどね」
宮崎「それはただの勉強不足ですよ。あのね、魔法を使う時には」
田嶋「だって私は竜騎士だから、別に」
三宅「竜騎士だって証拠がどこにあんだよ!馬鹿じゃないのか!自分で言ってるだけじゃないか!」
田嶋「違う!ちゃんと竜騎士だから家に槍も置いてる!」
宮崎「そんなに言うんだったら田嶋さんここで跳んでみてくださいよ!」
田嶋「こんなところで跳ばないよ!」
田嶋「ここからラヴォス倒せるって情報がちゃんとあるんですよ」
宮崎「またそう言う。あのね、ラヴォスは中世以降に出てくるの。今原始時代に行っても寝てるんだよ。田嶋さんはもっと信頼できるデータを集めるべきだよ」
田嶋「私はちゃんと集めたんだ!見てみなよ!こんなに街が破壊されてる!これを見た時、私も涙が止まらなくなってね、もう」
三宅「うるさいな!何言ってんだ!あんたね!だいたい街が破壊されてるのは未来の話で」
田嶋「だってそこにいた人たちはみんな真っ青な顔してたんだよ!絶対間違いないよ!」
宮崎「ラヴォスが今原始時代に出てくるって証拠はどこにもないでしょう」
田嶋「絶対間違いないよー、みんな右翼だから私の話を聞かないだけで」
宮崎「右翼とかじゃない!証拠が無いなら認められないってだけで」
橋下「いやいや田嶋さん、原始時代のラヴォスは現在既に休眠状態にあって、中世までは戦闘できないんですよ。その証拠も政府から正式に公表されてまして」
田嶋「それは政府が間違ってる!だって私は実際に見たんだから!」
三宅「だから今いないって言ってるだろ!あんたはもう喋るな!」