サイレント・トーキョーがNetflixに来ていたのでぼーっと眺めていた。
点数は甘め採点で、邦画では高めの2.5点くらいつけていいと思った。
ちなみに一個前に見た邦画は犬鳴村で高めにつけて1.5点くらいの作品だった。ゴミ。
エンタメとしての一番の見せ場である渋谷大爆破シーンは「日本のCG技術はハリウッドの30年前にすらまだ追いついてないのか」とがっかりさせられる出来ではあったが、それでも「渋谷でガチモンの爆破テロが起きてパリピのアホどもが吹き飛ぶ様を見せてやるぜ!」という意気込みは伝わった。
少々物足りなくはあるが「見どころ」がちゃんとある邦画はそれだけでえらい。
贅沢を言うなら、あそこだけディズニーのMCUのチームに金払って頼めんかったか。
ハチ公がレゴブロックみたいに粉砕したシーンは大爆笑してしまった。
原作を読んでいないのでそことの違いは比較できないが、脚本面では粗が目立った。
スポットライトが当たる登場人物が多く、それぞれの描写が不十分であるため誰にも感情移入ができない展開が続く。
特に、いちおうメインヒロインということにされている広瀬アリスが「友人がやめておこうと言っているのに爆破テロ予告現場に引っ張っていく」「離れようと何度言われても無視してどんどん近づいていく」「結果的に爆破テロに巻き込まれて友人が瀕死の重傷を負う」「病院ではぐれた友人をほっぽり出して容疑者に会いに行って激しく糾弾する」という、なんやこの女舐めてんのか死ねとしか言いようがない行動を取っていてホンマにヘタクソやなとため息が出た。
他にも邦画特有の回想シーンの使い方がヘタクソ問題も各所にちりばめられている。
が、そんなことがどうでもよくなるくらいウンコなシーンがある。
「意外な真犯人」が「実行犯」と二人で車で逃亡する。書いてある通り二人はグルで「意外な真犯人」が実はすべての絵を描いて裏で糸を引いていましたという展開になる。
そして、車で逃亡中に真犯人が実行犯に対して「今回の動機」を熱弁する。
その内容が「渋谷吹っ飛ばしてめちゃくちゃ死傷者出すほどのもんかなぁ」ってなるのは、まぁ、作品自体が渋谷を吹っ飛ばすというところからスタートしているからしょうがないのかなと1000歩譲って納得するとして。
ちょっと考えてほしい。
真犯人と実行犯はグルなのだ。当然、実行犯は真犯人の思想を理解したうえで犯行を行っているし、それがうかがえるシーンもちゃんとある。つまり、実行犯は真犯人の動機なんてとっくのとうに知っているし、共感もしているはずなのだ。
その実行犯に対して真犯人がさも「決意してお話しいたします」みたいな感じで動機を熱弁するのは明らかにおかしいのだが、脚本家はそれに気づかなかったのだろうか。
もちろん、その「熱弁された動機」こそが「この作品で最も伝えたかった事」であろうことは容易に推察できる。「作品で最も伝えたかった事」を登場人物にペラペラペラペラ熱弁させること自体がウンコオブウンコなのは言うまでもないが、それでも、もうちょっと自然にやれなかったのか。
こういう「ドラマとして一番大事なシーン」でこんなしょうもないヘマをやらかすからいつまで経っても「邦画はレベルが低い」と言われるんじゃないか。「作品のテーマペラペラお喋りウンコ」と「なんでそこで喋るねんウンコ」のダブルウンコでクラクラしてしまった。
ネトフリの人が海外でも通用するよう脚本を修正するべきなんじゃねえのかな
ボディビルダーでアトピー持ちでTシャツコレクターで「超」を付けた批評かいてるひとなの?
後半から急にウンコが隠し切れなくなるの笑うわ
街と428の爆破シーンが頭に浮かんだ あれほどではないにせよ安っぽかったんだろうな
なぜかこの日本では「脚本家」はコネがモノをいう商売で、自由競争やコンペの圧力にさらされてない。 明確な新規参入ルートもない だからクソ脚本が多いし、数人しか面白いと言える...
これ原作が秦建日子という時点でろくなもんじゃないからな ドラマといい小説といいこいつが売れっ子なのが邦画やドラマのレベルを下げてるのは間違いない
石田ゆりこが爆弾作ってたのだけ覚えてる
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