2021-03-22

女性向け育成ゲームオタクが分からない

「ん゛!!!!!!!」のツイートに関して書いてあった増田と大体内容は同じなんだけど、

どうにも推しを好きである事で自己アイデンティティ確立させたいだけにしか見えない。(特に二次元オタクに関しては殊更)

「〇〇と✕✕の関係性が尊い」だの「△△イベのストーリーで感動して泣いた」だの、どのアカウントを見ても月並み以下の表現しかしていない。

育成ゲームとかやっている人ならば分かると思うが、多くのゲームでは、ストーリー中のキャラクターはほぼ立ち絵のままだ。さら漫画小説と違って作れるストーリー数に制限があるため話がトントン拍子で進む。

からこそ正直、お勧めされてストーリーだけは読んだが、キャラクター立ち絵のままなため関係性が見えにくく、ストーリーも短い上セリフしかないので変に説明口調で、よく分からず読んだ気がしない。

普段漫画を好んで読んでいるのだが、漫画では二人の話している表情や体の距離視線などから関係性が分かるようになっている。そして本編でそこに変化が訪れると確かに「ここの関係性はこの二人にしかないものだな」と思う事もある。

力量不足で立ち絵だけ・会話文だけから関係性が読み取れなかったのかもしれない。だがストーリーを読んでいる、関係性を楽しんでいるというよりは、台本をそのまま読まされている感覚がした。

いいな、と思う性格キャラクターはいても尊い!と思える程掘り下げられていない。掘り下げているのであろうストーリーも読んだがそこも薄い。まあそりゃあ練りに練った設定を10話程度(しかセリフか心情だけ)に詰め込めるわけがない。

よくこんな薄いストーリーキャラ設定で「尊い」だの「感動する」など言えるな、というのが一番の感想だった。

そして一番驚くのは、twitterのbio欄に好きなジャンル推しがずらりと並べられている事だ。

そんなに推しというものポンポン増やせるものなのだろうか。というより、触れた作品全てに推しがいると言われると、「逆に推しを作るために作品に触れてるでは?」と思ってしまう。

先に述べたように、私は漫画を好んで読んでいるが、それらを読む理由ほとんどがストーリー面白さを気に入っているからだ。

たまに絵が可愛い、好ましい性格キャラクターがいる、キャラクター同士の恋路が気になる、という理由で読んでいるものもある。

だが、好きなキャラクター、いわゆる推しいるから読んでいるという作品は一つしかない。

ただでさえソシャゲなんて真っ当に働きながらイベントを走ろうとすれば時間お金必要になるのに、そんなに推しがたくさん出来るのか? 

やはりいろいろなジャンル推しというものを作る事で自己の居場所アイデンティティを確保しているだけなのではないか

皆が好きと言っているものにはとりあえず触れてみて推しを作ってストーリーについて語っとけ、的な雰囲気を感じてしまったのは私の気のせいなのだろうか。

まあ、いつサービスが終了するかも分からないものによく大量の時間お金を掛けられるなという感心はした。


※ここでいう女性向け育成ゲームオタク代表例は姉の事であり、ストーリーも姉のスマートフォンで読ませてもらった。オタク達のアカウントは姉のオタクアカウントを知っているのでそこから見ただけであり、それが全てとは限らない。

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  • ソシャゲに限らずADVゲームとか苦手そうだね 立ち絵で距離感云々は別に最近のゲームに限ったことじゃないし

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