2016-06-23

日本大学価値

6月20日に公開されたアジア地域大学ランキング東京大学が7位に下がり、100位以内で日本大学ランク入りしていたのは14校ほどであったという。

シンガポール中国大学が躍進しているのは理解したが、疑問に思うのは日本大学自体機能しているのかという点である

最近あるテレビ番組日本国内大学数を紹介していたが、約781校も存在しているという。

これはアメリカの約2000もの大学数の次に多いとされている。(2011年 日経新聞記事より)

何故世界の中で、大学数が2番目に多い筈なのにたった14校しか入らないのだろうか?

少子化の影響で大学受験全入時代となり、進学率の上昇と同時に「大学生」という肩書き将来有望とされているエリートとそうでない者の2極化が徐々に始まってきたことが1つの要因と私は思う。

最近では、国立大学授業料高騰化が問題となったが、私立大学に関する危機感を示す話はあまり上がっていないと感じている。

このような状況から文部科学省大学としての本来機能果たしているか大学対象調査し、去年では私立大学改革総合支援事業という計画を発表した。

シラバス改善や授業評価結果の活用グローバル化、他大学との連携地域社会貢献などを目的としている。

大学設備費などを国から補助してもらい、本当に大学として存在する意味があるのか疑問に思う。

そして、日本大学就職予備校化に伴い、ビジネスマナー大学の授業として取り入れている所も存在する。

それが本当に授業なのかどうか疑ってしまうが、単位取得の一つとして成立してしまうのである

もっと書き留めたい内容がまだあるがここで省略させてもらう。

今回一番に言いたいことは「大卒欲しさの為だけに進学するのか、明確な目的の為に行くのか、そして安易入学できてしまったこの現状に心配である」という事だけだ。

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