2014-07-14

部下のことが、気になる存在に変わってしまっていた

妻子あって仕事でも相応の立場にいるのだが

仕事手際よくこなし、折り目正しく気品もある部下のことが、

つの間にか気になる存在に変わっていることに、ふと最近気づいた。

私がいまの部署に異動してきたときたまたま実名でググって

ヒットしたFacebook

「『知り合いかも?』で表示されたのだけど、もしかして君のこと?」

部署たまたま開かれた懇親会の席で、酔ったふりを装って友だちになってみた。

だが、アレはダメだ。

オフでどんなオンライン活動をしているかが筒抜け。

朝と寝る前に、短い時間だが、確実にネット接続しているようだ。

友だちになって1週間もしないうちに、ネット接続するパターンは概ねつかめしまった。

FBで友だちになると、より深い情報アクセスできるようになる。

FBタグ付けされた写真をめくっていくと、人間関係の傾向や嗜好が次第にわかってくる。

過去にひんぱんに登場していた人物が突然消えてしまうのは、

きっと元彼と別れた時期と前後しているのだろう。

いまは、付き合っている相手が誰か。

FBタグづけられた写真

彼女の友だちが書き込んだコメント

そして社内の噂と照合して、おおむね見当はついている。

来月の平日に、二人は揃って休みを取って泊まりがけで出かけるはずだ。

その夜、二人は同じ部屋で相向き合っているのだろうか。

プレゼントに感極まって、二人で肌を重ね合うのだろうか。

だが、彼女にとって、私はあくま仕事でのみ接点がある風景のようなものにすぎない。

プライベート領域に、下心を悟られずに近づくにはどうすればよいか。

一時期考えてみたのだが、いまその一線を侵してしまうのは、あまりにも危ないと感じた。

理由はいくつもある。

どれをとってみても、行動することで導かれる予想は、痛手を被る結末しかありえない。

長い目で見れば、彼女仕事での有能なパートナーとしてとらえるべきなのだ

それが、自分自身のためであり、組織のためでもあり、

彼女のためでもあるはずであることは、わかっているはずなのに。

雑念を取り払うには、今取り組んでいる仕事の質を高めるべく

目の前の課題に没頭するほかないのだろう。

何が正しいのかはあまり自明だけど、

Facebookではとても書けないことを増田に書き殴ってみた。

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