今回は俺の友達のコミュニケーション、特に要求を通すことに長けたニートの話をするよ。結構頭おかしい話が多いけど、単純にすごいなあと思ったので。
あれ予約必須なんですけど、俺が予約とり忘れてて前日に電話で伝えることになりました。
俺「本当にごめん!予約取り忘れた。いやー色々あって~うんたら~他の店にしよう。」
ニート「・・あー大丈夫。予約入れた振りして、店側が予約を記入してなかったことにするから」
俺「いや、だめだろ」
ニート「まあ、店が断ったら他の店探せばいいじゃん。じゃあ、店の前ね」
俺「・・・」
俺がミスってるので反論できず、とりあえず行ってまずくなったら退散すればいっかということに。
~当日~
ニート「あー18時半にGrouponデ予約した○○なんですけど。」
店員「はい、少々お待ちください」
店員「はい。どうぞ。」
ニート立ち上がり、「先週に予約したんですけどね。○○で入ってないですか?」
店員くまなく探し、他の店員にも聞くが当然見つからない。その間、ニートは堂々と黙って見つめてる。
店員が空気に耐え切れなくなって「一応、料理は提供できるんですが・・・どうしようかな・・・」
Grouponを使ったことがある人はわかると思うが、予約の日時名前などは何度も復唱する。さらに紙も統一されてるので、予約したのにないなんていう状態は通常ありえない。
しかし、店は真偽をここで完全に証明できるわけではないので、疑わしきは罰せずで対応するしかないのを上手くついた形でしょう。
まあ、これを即座にシュミレーションできて、実際の対応もほぼ完璧にできるなんて頭おかしいとしかいえませんね。
ニートはその能力を仕事で使う機会がないので、友達である俺にその能力を使ってきます。
例えばニートはtwitterやってないんだけど、なぜか俺のtwitterアカウントを知りたがります。
しかし、前に脅しや恐喝をされて絶縁状態までいった(会わないという誓約書を書いて)経験から、友達でもそういうことするんだと思ってるので、twitterの情報をニートに知られたくありません。なので、断ります(本当の理由は言わずに嫌としか言いません)次に、携帯とtwitterがリンクしてるので、携帯を触ろうとするけど当然拒否。内容は割愛させてもらうがとにかくtwitterのアカウントが知りたいらしい。
俺「へー、俺のiphoneはそんなことないけどね」
俺「嫌だよ。」
携帯を返す。
っていう、関係のない所での携帯を渡す返すを2,3回してると携帯を渡す行為に抵抗がなくなってきます。その後、携帯がニートに渡った時に
俺「アカンに決まってるやろ。返せ。」
ニート「じゃあ、じゃんけんに勝ったら見せて!負けたら返すから。」
俺「俺のほうはマイナスから0やけど、お前は0からプラスやんけ。」
ニート「いいやん。twitterに見られたくないもんでもあるん?」
俺「ないけど嫌。」
ニート「ならいいやん。ジャンケンな!いくでジャンケンホイ。」
奇跡的に俺が勝つ。しかし、ここまで切り崩すのはやはり頭がおかしいとしかいえない。ちなみにかなりはしょってますが、本当にしつこいです。携帯を持ってる時点でニート側に若干主導権が渡っており、無茶がきく状態に持っていってる例でしょう。
渡す返すはこの状態を作り出すためのフリですね。
後、関係にヒビが入らないように、基本はうそはつかない。見るだけっていって借りれば見るだけだし、そういう布石を打たなくても借りられるようにするのがミソですね。
お互いの彼女の話になって、俺は彼女と連絡を取ってないので別れたも同然という話をしてて、写メを見せると妙なくいつきを示しだす。
俺「いや、俺がもう連絡とりたくないから連絡してないのに、紹介なんかできるわけないやん」
俺「そんなんで連絡返ってくるわけないやん。返ってこんかったら、名前出すやろ?」
ニート「ださへんって。第一だしてもほぼ別れたお前からメルアド聞いたって言っても変な奴に思われてメリットないやん。」
ニート「何でやねん。じゃあ、逆の立場になって、もしお前がセックスしたくなって、紹介したるわって言ったらやるやろ?」
俺「いや、それは女の子が納得してるからできることやん。この場合は女の子に了承なしでメルアド送ることになるやん。
お前は前科があるし、女の子のメルアド渡して変なことになっても俺は責任とれんやろ。」
って具合にとにかく粘る。いけると思ったら相手の懸念を払拭しつつ、合理的ではなくても粘ります。
この後は、教えない俺が悪いみたい空気に粘り負けしてメルアドを渡すが、まあ案の定返信は来ずとなりました。何なんだこのやりとり。
まあ、要求を通したからっていい結果が生まれてるかっていったらそうでもないんだけどね。
こんだけコミュニケーション強者だともっと自分にとっての生産的なことに使えばいいのにって思う。
こいつは能力があるからか、プライドがめちゃくちゃあります。なので、女の子好きでも断られたら、失敗したらって考えて声がかけられません。
その友人は「ニート」っていうよりただの「チンピラ」だし 店の予約の件は「コミュニケーション能力で解決した」んじゃなくて「店に迷惑押し付けた」だけだよ 能力的に言っても凄く...