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2024-06-01

anond:20240601032603

普通の人はちゃん失恋してんだよなあ

自分相手のことが好きだけど、相手自分のことが好きじゃないってことがどういうことか向き合ったことあるか?

自分はただ一目会えれば疲れや悩みが吹っ飛ぶほど嬉しくて、同じ場所に入れたとしたら夢みたいに幸せな気分になるとしても、

相手からしたら夢みたいに幸せになる相手別にいることもあるし、すくなくとも自分に対してそういう気持ちにはならない。

自分視点だとロミオとジュリエットみたいにロマンチックな2人に感じられるかもしれけど、相手からしたら別の物語なんだよ。

それが失恋

そのうえで、本当に相手の気持を思うなら、家の近くをうろついたりしない。

怖がらせるのが分かるから

増田がしてるのはもはや恋じゃなくて執着。

2024-05-31

anond:20240530125420

むかしむかし のこと 都から数千公里も 彼方の ある山奥・・・. この奇想天外物語は とりあえず そんなところから はじまります・・・

キックオフ

 

そんな悟空がみんな大好き

クロージング

性格良ければいい そんなの嘘だと思いませんか?

タイトルに書かれた一文は、『ロマンスの神様のものだ。

軽やかな曲調だが、上記を筆頭に「年齢 住所 趣味職業 さりげなくチェックしなくちゃ」だとか「笑顔も素敵 真顔も素敵」といったように、その内実は“身も蓋もないロマンスである


さて現在性格重視で結婚した増田が注目されている。

この話の胡乱さについては不問とする(そもそも匿名の場で、真偽を前提に語ること自体が野暮である)。

ただ一つだけ確かなことは、件の増田は“高学歴だとか高収入だとか、そんなものよりも遥かに難しい条件でパートナーを探していた”ということだ。

“様々な懸案要素がありつつも結婚したい相手”と巡り合う、そして自分自身がそう思ってもらえる。

それは実際のところ、金を稼ぐだとか美容に注力するだとかタワマン住まいとかよりも過酷だ。

なぜなら性格の良し悪しや好き嫌いなんてもの漠然とした、ブラックボックス化された部分だからだ。

「住めば都」なんてのは実際に住んでからの話であって、現実にはまず家賃だとか間取りだとか立地だとか築年数を考える。

それ以外の様々な要素を複合的に加味し、優先順位をつけるにしたって目の前に具体的なものがなければ考慮に値しない。

この増田場合、その“具体的なもの”が偶然そこにあった結果の産物である

それを、さも仕方なく妥協して、その他はどうでもいいといった風にいうのだから人が悪い。


ロマンスの神様』において、主人公は身も蓋もない理由で人を選び、トントン拍子で関係は発展し、結ばれることになる。

そして「ロマンスの神様 どうもありがとう」という。

自分自身でもなく、恋人相手でもなく、出会い感謝する。

結ばれた時も、人事ではなく天命感謝する。

主人公なりに努力はしたであろうに、自分は運がいいだけだったと謳うのである

しかし、件の増田神様のどちらが現実的か敬虔かなどと論じることに意味はない。

どちらも結果に対する後付け解釈、いや、それ未満のミクロ的な物語しかいからだ。

赤の他人からすれば、そこにロマンスは窺えてもノウハウ存在しない。

せいぜい、こういうエピソードを肴に現実婚活独身を腐すようなマネだけはしない、そう心掛けるのみである

恋愛結婚に限らず人間関係の「上手くいった(いかない)」という話は、およそ数百文字で収まるようなものではないのだから

ポリコレ作品をつまらなくするというけど、本当か?

かにポリコレの要素が入ることで物語自由度制限されることもあるかもしれない。けれど、それが本質的作品面白さを損なうかどうかは、また別の話だ。たとえば、昔ながらの冒険譚に多様なキャラクターを加えることで、新しい視点や深みが生まれることもある。多様な背景を持つキャラクターたちが、それぞれの価値観経験を持ち寄ることで、物語が豊かになる場合もある。

俺が最近読んだ小説でもそうだった。主役は、障害を持つ探偵と彼の友人であるトランスジェンダー医師最初は、これもポリコレかと斜に構えていたけれど、読んでいるうちに、彼らの背景が、物語の中で重要な要素として機能しており、むしろ物語に深みを与えている感じがした。

一方で、ポリコレ意識しすぎて、不自然に感じる作品もある。登場人物ステレオタイプに描かれ、ただの象徴として扱われているように感じる時だ。そんな時、確かにまらなくなる。キャラクターがただの「役割」以上の存在にならないと、物語は深まらないし、感情移入しづらい。大切なのはキャラクターが生き生きとしていて、その存在物語にとって不可欠であることだ。

結局、ポリコレ作品をつまらなくするかどうかは、作り手の力量にかかっている。キャラクターテーマをどう描くか、どれだけ物語自然に溶け込ませるかが肝心だ。そして、受け取り手気持ち重要だ。読者や視聴者作品に対してオープンな心を持っていれば、新たな視点価値観に触れることで、むしろ作品の楽しみが増すこともある。

から、一概にポリコレ作品をつまらなくするとは言えない。結局は作り手の力量と、受け取りての気持ち次第という感じ。

2024-05-30

攻殻機動隊シリーズ小並感

攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL原作漫画

情報量が多い!コマの外にまで溢れてる。一通りアニメ見た後に読んだので、なんかキャラクター性格が軽い感じがする。意外とギャグテイストを感じる。

 

劇場版 GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

サイバーパンク感満載。劇画的なディテールの細かさと、体重を感じるような作画が美しい。アーティスティックな部分と、アクションの派手さがうまいバランスで成り立ってる。シリーズ入り口はやっぱこれだわ。

 

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)

テレビ版だから作画が粗いところもあるけど、1話完結の話も色んな映画オマージュを感じられて楽しい公安9課のメンバーそれぞれにスポットがあたるからだんだんと彼らが好きになる。少佐ってなんだかんだ面倒見がいいし、先生みたいなところあるな。

笑い男社会風刺的な側面も特徴的で、物語現実感を持ち込んだのは後のシリーズにも影響が大きいのでは。

 

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

悪役がなんか面白い男。今の時代放送されてたら、だいぶバズりそう。ファーストシーズンよりも政治的な話を扱っていて、難民問題とか今の世の中にも通じるという意味では未来を予見してるのかも。

 

イノセンス

難解、難解とは言うけど、まぁ耐性ついてるから大丈夫だろ→初見、途中で寝てしまう… 一緒に見ていた友達も寝てた。作画がすごいのは分かる、金と時間がすごくかかってるよね、でももう少しなんというか手心を…!

 

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(S.A.C. SSS

よくまとまっていてバランスがいい。難解さは少なくエンタメしているので、初見がこれでもいいのかも。

 

攻殻機動隊 ARISE

少佐の声がいつもと違うけど、若い頃だから違和感ないわ。むしろ好き。あと公安9課の面々も、いつもとデザイン違うけど、若いんだからそんなもんかもな。だがサイトー!お前はそんなに軽いキャラクターから寡黙な男になれたのか!?

現実的テクノロジーの先にある未来を予感させてくれるし、一貫したテーマ性が感じられて好き。過去シリーズへのオマージュも好きだが、やややり過ぎ…?

フチコマシリーズで一番カワイイ存在だと思う。

 

攻殻機動隊 SAC_2045

3Dアニメが嫌いなわけではないんだけど、やっぱりキャラクターの表情が乏しいという点で、他の作品に比べて入り込みにくい感じがある。

ポストヒューマン、持続可能戦争とか、出てくる言葉にはすごくワクワクさせられるが、それらが何の意図でどういう背景で現れたのかという点が飛び飛びで情報開示されるので、いまいいち頭に入ってこない…

少佐はいつもより若い(幼い)デザインに見えるが、サイボーグ特権だわな

 

攻殻機動隊(仮)

楽しみにしてます

他国に静かな攻撃というものは出来るのだろうか

ミリタリー系の創作で色々考えている。

例えば生物兵器伝染病といった物の拡散関係のない国とかに広がる可能性がある

水に毒を混ぜる・・というのは拠点には効くかもしれないが広範囲には行えない。

直接的なミサイル攻撃とかはもってのほか

となると、違和感のない小さな放射性物質(例えば過去レントゲン用の部品を持ち帰って大被ばくした感じのアレ)を

人通りの多い所にバラまく・・・というのはどうなんだろうか。とか。

被ばくであれば病気の様に伝染する事も無く、静かに攻撃が出来るのでは・・・とか。

ただ、それでシナリオを書いたところでどう考えても物語の展開が地味なんだよな・・・・。

トムクランシー氏の小説を読むと、そういう所のバランスが絶妙で流石と思ってしまう。

2024-05-29

有村麻央の本質は「王子様」ではない


有村麻央のコミュを読んでちょっと解釈違いだな、と思ってから
魅力を再発見するまで。


王子様」を目指す女の子が、笑うとふにゃっとした表情になる。

そのギャップに惹かれて、有村麻央Pとして学園アイドルマスターを始めた。

しかし、親愛度が高まるにつれ、

彼女は「王子様」を目指しつつも、Pに言われる「可愛い」の言葉を喜んでいる。

それは違うんじゃないか王子様を目指すキャラクターとして。

これがもし「外見の可愛さをも上手く利用することで、より自然体のかっこいい王子様になれる」なら分かる。

しかし実際のプロデュース方針は、「麻央をひたすら可愛がり、デレデレの可愛い王子にしよう」というものだった。

なんだかなあ……。


そこで一旦ことねのプロデュースに移り、ホームに置いた麻央をフラットな目で見ることによって気づいた。

有村麻央の本質は「王子様」ではなかった。

自己の在り方に悩んで藻掻きながらも表現することは諦めない、等身大高校生」そのものだった。

から彼女は「王子様」ではない。王子様に憧れながらも可愛らしい外見と内面を持ち、その折り合いをつけかねている、いかにも思春期らしい悩みを持つ一人の少女としての「有村麻央」である


まり有村麻央のプロデュースは、ある種彼女に「理想王子様像」を脱却させる物語である

から私のように、王子キャラに魅力を感じて始めた人だと戸惑う部分があるかもしれない。

まあここまで書いたことは全てソロ曲に書かれているのだが……。

コミュは麻央を猫可愛がりしている印象が強くて説明不足な気はする。


改めて麻央の魅力はどういうところかというと、「人間らしい悩みを抱えて揺らいでいる」ところだと思う。

有村麻央、応援しています

忙しいけれど絶対に死守する睡眠増田酢魔ノン未唯する素守死に板っゼドれ軽視が素意回文

おはようございます

夏前に向けてだんだんとまた忙しくなってくる周りの環境の私なんだけど、

もう最近睡眠時間重視なので

この週間がいいことに24時以降には寝ない感じで結構早い目に寝る週間をなんとかキープできてるみたいな感じで

そこそこに良好な結果のグラフ睡眠グラフを描いていて良いと思うのよね。

すっかり最近1日1勝のノルマも忘れていた『ステラブレイド』で夢中で忘れていたスプラトゥーン3も

ガチャ回しに行くだけは最低限の起動をして、

気が付いたら今シーズンももう終わるって話じゃない。

あっと言う間に2年経ってない?

シーズンで一応の当初に行っていたアップデートは終了とのことで、

いかけていたXマッチやるんだ!ってことはすっかりもうS+ランクにすら到達できないもはや諦めの気配漂わせつつ、

スプラトゥーン3ももう2年経つのねと

人気のもので水ものからとりあえず2年は追いかけてみようのラストシーズン3か月は

ちょっとは頑張らなくちゃなーって思うけれどね。

でも相変わらず『ステラブレイド』の周回プレイが楽しくて

2回目の周回プレイは1回目で行わなかったことを全部できることやって

釣り釣りして釣り図鑑完成させるのはしてないけど、

収集缶集めでそれも完全に集めきってはいないけれど、

おおよその遭遇するサブクエストはこなしたつもりよ。

そんで1周目よりもはるか時間がかかるぐらいたのしくて、

今まだ3周目だけど、

先日のボスチャレンジモードも追加されつつ、

私はもちろんそのボスチャレンジに丸腰で最弱のイヴ状態で戦えるそれなんてマゾなの?って

試しにやってみたらスキンスーツで戦うんかーい!って

いや丸裸じゃない!

せめて好きなコスチュームで着て戦うものだと思っていたけどまさかの防御力ゼロよ。

しか

付けられる能力ギアってのがあって、

それのギアが、

攻撃力がましましに出来るけど、

その代わりに防御力さげるしな!ってギアが3つてんこ盛りに装備されていて、

まさに最弱の極みじゃん!って

しか回復アイテムが最大8回まで使える様になるのが3回までしか使えないし

しかヒットポイントも少ないし、

しっかりガードしていかないと到底勝てないモードの丸裸で挑む感じなの。

文字通り丸裸ね。

あれ打撃は跳ね返しパリティだんだん上手になってきたけど、

遠隔からの飛んでくる攻撃がどうもやっぱり回避しにくくて、

それをどうしても喰らってしまうのよねー。

そこがもっと上手に立ち回れないと勝てないなってところがネックよ。

でもノーマル通常モードで最新のセーブ状態イヴボスチャレンジに挑むと

本当にボスいままであんなに苦労していたのが嘘みたいで

瞬殺できるのが気持ちいいわ!

つーかさ

フィールド雑魚敵の方が数匹に囲まれると逆にボスよりも凶悪で強くなるこの逆転現象があって、

3周目だから雑魚敵の処理もおまかせ!とは行かないところが強い雑魚敵のたる所以なのよ。

ボスよりも強い雑魚敵って。

から最近ちょっとスプラトゥーン3より『ステラブレイド』を楽しむ方の時間が多いわね。

私思うにせっかく美しいグラフィック奏でてんだから

ムービー鑑賞モード付けて欲しいわ!

あれ絶対それだけでもうずーっと見続けられるし、

ストーリー追体験もできるってもんじゃん。

ストーリーを追っていくために周回クリア時間がかかんのよね。

もちろん楽しみながらやってるけど、

ストーリーを追うだけのムービー鑑賞モードがあれば

もちろんその条件には周回クリア何回かしたとか条件を付ける必要があると思うけどね。

際限なく上がり続けるブレイド攻撃力も遂にはマックスまで上げきってしまって、

集めるものもほぼもう缶と魚だけになっちゃったぐらい。

あ!そうそうあと物語を知る上で重要文章が書かれた

住人のメモリースティックやそういう街で拾える文章コンプリートできてないので、

どちらかというと、

それを集めて解き明かさなくちゃって思うわ。

これがまた細かいところにあって厄介なのよね。

一応マップ上に調べられるオブジェクトをサーチできる機能もあるけれど、

そんでサーチして見えるオブジェクトにどうやって辿り着くの?って方法が分からない行く場所もあったりして

そこが行けそうで行けなさそうなところがモヤモヤするところよ。

忙しいけれどイヴ見るだけで癒やされんので

タイトル画面眺めているだけでも時を忘れてしまうわ。

うふふ。


今日朝ご飯

豆乳とお味噌汁食べて出てきました。

味噌汁の具はシメジモヤシ豆腐ね。

大きなお椀を買ってきてよそって食べる迫力のあるお味噌汁は美味しいわね

手前味噌だけど。

ってお味噌汁から手前味噌とかって言ってるわけじゃないのよ。

デトックスウォーター

炭酸レモンウォーラーが忙しいときには楽チンウォーラーなのでこの時期ぐらいから超重宝するわ!

今朝もバッチリ冷やしておいてストックチェックしたので

夜のハイボールも楽しみよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-05-28

漫画版ナウシカ

描いてる人が漫画家じゃなくてアニメーターからだと思うんだけど、次のコマを視界に入れずに、1コマ凝視しては、次に次のコマ、次のコマ、とみていくのを強制される。

私は鳥山明以降の漫画に慣れてるので、ページ全体を見ただけで流れがわかるようにしてほしい。あの漫画は、ページに10コマあったら、10枚の絵だ。

絵は一見雑だ。1コマずつ凝視するのは疲れる。あんなに雑だが、コマごとに微妙オブジェクトがズレていく様が、アニメのようだ。エンジン振動が伝わってくる。

普通ラフなのに動きが見えるような漫画って、すいすい読める。でも、この漫画コマごとに見ることを強制する。つらい

漫画でなく、全てのコマを引き伸ばして紙芝居にしたらよかったのかもしれない。

それから主人公が途中からずっとキレ散らかしてる。

最後のほう、とにかく理屈っぽい展開だけど、それはたぶん作者も作品を通してなにが描きたいのかわかってなくて、主人公を通して怒りをぶつけてくる。お前が始めた物語だろと。

膨らみ続けた話、広げすぎた風呂敷を、主人公の怒りのパワーでぶっ壊す。

たぶん、アニメにしたら破綻すると思う。

感情を揺さぶられない作品が観たい読みたい

アニメだと日常系がそれに当たるのかな?

実写映画とかドラマとか漫画とか小説とかだとどういう作品があるんだろうか

ちょっとしたほっこり要素とかほろ苦さみたいなのもできれば極力無いような作品がいいのだけど

自分で書いてて何だけどそんな平坦すぎる物語作品としてそもそも成立するんだろうか

なんか最近映画を線で観られるようになってきた気がする。

今までは点だった。

この仕草が特徴的だな。

これはアレのオマージュだな。

ここのアクションがかっこいい。

この台詞は中々のパンチラインだ。

という「ここ好きポイント」的なのを拾い集めつつ、なんとなくあー面白かった。で終わってた。全体を通してのテーマをざっくりと汲み取るくらいの事はしていたと思うけど。

画面上で今何が起こっているのか分からなくなる事が度々あったのはそのせいだと思う。

例えばスパイ映画で何かしらの工作を行ってるシーンで、それ単体なら何を目的としているのかは分かるんだけど、今作のミッション達成の過程としてはどんな意味があるんだっけ、となる事が割りとあった。その疑問を残したまま次に進むと更に疑問がこんがらがるし、雰囲気だけでクライマックスを感じるままになんか終わってた、なんて事もあった。

最近は個々の描写を拾うにしても、それが全体の中でどういう意味合いを持つのかをあんまり意識せずとも受け取れるようになってきた。

この言動にはこいつの人物像が現れているなあ。で終わりじゃなく、それが物語の中をどう引っ張っていくのかまでが見えてくる。シーン同士の繋がりだとか対比も意識していると、より映画の芯が鮮明に浮き上がってくる。

じゃあガキの頃にスターウォーズ観てライトセーバー振り回すシーンでばっかりを喜んでたのに比べて映画をより楽しめているかと言ったら、別にそんな事もない気がする。

原初映画体験の感動も薄れてきてボーっと観るのもちょっと飽きてきたなあという所から、またリセットというか昔の感動まで引き戻されたくらいの感覚だ。

あと琴線に触れるような作品もそのテーマは元々自分の中での関心事ばかりで、新しい発見を得るというよりは結局自分にとって大事なことの再確認に留まってるような気もする。

でもやっぱ映画はいいね

2024-05-27

鈍器本にもやもやしている

 Twitter(X)で時々バズる、いわゆる『鈍器本』。

 とにかく厚い同人誌、大抵小説本を指す言葉である

 背幅にして6cmとか、ページ数にして1,000pとか、そういう規模の本だ。

 私自身、同人誌を作り続けて10年以上であることもあり、それだけの本を作るのがいかに大変かはよくよく理解している。

 文字数10万字を軽く超えるのだし、装丁校正だって労力がかかる。

 印刷だって高いだろう。

 制作にとてつもない時間努力と金額がかけられている本だ。

 だけど私は印刷所や、作った本人が自慢げにTwitter(X)で鈍器本の紹介をしていると、どうしてもももやししまう。

 理由は主に2点だ。


背割れについて

 本は厚いと背表紙割れしまう。

 すべて読み切るまで、割れずにもつのだろうか。

 さらに、割れずに一体、何年保存できるのだろうか。


・重さについて

 本はもちろん、手に取って読むのである

 重くないだろうか。

 そのために、きっと読む場所時間を非常に選ぶ。

 読むのに疲れる以前に、手が疲れるのは本末転倒だ。


 総合すると、『読む人のこと、考えてる?』と言いたい。

 本を買ったからには、大事に扱いたいものだ。

 だが背表紙割れない、綺麗な形をどのくらい保てるだろうか。

 手に持って、何分読めるだろうか。

 重さを気にせず、物語に没頭して楽しめるだろうか。


 確かに厚い本は映える。

 見た目からして迫力がある。

 でも本はあくまでも、人に読まれることで価値が生まれるのではないだろうか。

 上記2点の問題から、私は鈍器本が本として優れているかをだいぶ疑問に思っている。

 鈍器本を買った人の何割が読破しているかどうか、統計を知りたいくらいだ。


 すごく個人的意見を述べれば、鈍器本1冊分の文字量は、300pの文庫本3冊という形で出してほしい。

 読むのも保存も、格段に楽になると思う。

 私はただページ数と厚みが増えるよりも、手に取ってくれた人が、その本の中にある物語を心から楽しんでくれるほうが、ずっと嬉しい。

漫画アニメの「エロ」が別にエロみえない(時がある)

 30代男性ストレート特に性嫌悪などはない普通の人。

 

 昨今漫画アニメエロ表現が過剰に露出していると言われる。それは個人的にもなんとなくわかる。

 十数年ほど?前、「ふたりはプリキュア」をGoogle検索すると「ふた◯りプリキュア」がサジェストに出てきてしまうという事実を知った時は、子を持つ親として戦慄した。(ちなみに、増田はふた◯りにはまったく興味がなく、検索なんてしたことがないことは一応念を押しておく。)

 インターネットコミケ18禁同人誌児童書が横並びに並んでいるような空間なので、ちょっと目線を横に振るだけでとんでもないものが飛び込んできてしま危険性がある。そういう場で、自分を含めてオタクコミュニティ人間が、「ここはもともと俺らの縄張り」と野方図に振舞うのは傲慢だろう。

 「もともと」で言えば、学術研究のためのシステムなのだから、と混ぜっ返すことも出来る。

 

 閑話休題

 上の例のような「セックス」を直接的/間接的に表現することに問題があるのはわかるのだが、ただ「露出の多いキャラクター」のようなデザイン問題には、個人的いまいちピンと来ないところがある。

 例えば「水着を来た少女」のグラビア写真のような構図のもの。これは非常に表現が難しいが、卑猥だと感じるものとそうでないものがある。

 単に水着デザインや構図そのもの問題だけでなく、「アニメキャラ(派手な髪の色、極端なプロポーションデフォルメ)」が着てると別に違和感がない、という着こなしの問題もあると思う。

 現実人間で考えても、髪やメイクバッチリ決めたモデルのような女性が着ている場合と、こどものようなアイドルにお仕着せしている場合では、同じデザイン水着でもまったく印象が違うのは普通だと思う。

 そういう点でいうと、アニメ漫画デフォルメの強いキャラクターがある程度露出の多い格好をしていても、「変なデザインだな」と思うことはあっても、卑猥だと興奮したり嫌悪感を覚えたりすることは個人的には少ない。

 もちろん、度を超したものには辟易することがある。特にこのごろは人間の骨格のデフォルメというレベルを超えたようなプロポーション性的な魅力を強調されたイラストを以前より頻繁に見かける印象があり、デザインのための解剖学を学んだ立場としては違和感を拭えない。

 

 一方で、世の中ではまったく規制されるべき表現とはされないが、個人的には苦手で仕方ないものがある。

 表情の描き方だ。

 これもまた非常に表現が難しいが、目の焦点が虚ろな(多く寄り目がちな)、まるで薬物中毒者のような表情のキャラクター絵がとにかく苦手だ。

 いわゆる「アヘ顔」に近いのだと思うが、こういう描き方が性的目的表現を越えて、一般漫画で「魅力的な顔」を表現するのに使われているのをみると背筋がぞくぞくしてなんともいたたまれない気分になる。(余談だが、これは言うまでもなく成人向け同人誌ありがちな表現の影響によるものだろう。)

 個々の漫画攻撃するつもりはないが、最近見かけた(より微妙な)例で言うと、「税金で買った本」という漫画が、一般向けのお仕事漫画のような内容でありながら、癖の強い表情の描き方で受け付けない。

 この作品特に上げるのは、「下手ではない」ということは確実にわかからだ。デッサンも仕上げもハイレベルで、絵がとても上手い。ファンも多いのだろう。しかし、その技術力を使って追及している絵の魅力の方向性が、何か作品物語、設定の方向性とズレているように感じる。

 まあ、それで売れている以上は、自分には合わなかったというだけの話なのだが、個人的にはこちらの方が、単なるデザイン露出問題よりも、上の「ふた◯りプリキュア」のようないたたまれなさに近いものを感じる。

 

 と突き詰めてみると、自分嫌悪感を感じるのは日常的ではない、普通恋人でもない人のそういう姿を見ないというような部分を露骨表現された時なのだろう。

 単なる水着(薄着)でバッチリ決めた人は、夏になればどこでも見られるし、人間というのはもともと裸なのだから、それだけでなんということはない。

 しかし、普通近しい人にしか見せないような性的な部分への言及や、媚びるような表情を描くのは「自重されるべき表現」と感じるし、そういう「描写」(言葉、表情、デフォルメによる強調)を一般的な表現のように持ち出されることが何より苦痛で仕方ない。(これこそ「ポルノ的」と言える表現の条件だと思う。)

 とかく「規制」というものはわかりやすく線を引きやすいところでされがちで、だからこそ肌の露出面積のような物理的に判断可能基準ばかりが先行しがちだが、そういう杓子定規処置人間の本当の苦痛を取り除くことは、どこまで行ってもないのではないかなあ。

今期アニメ感想

ガールズバンドクライ

脳内物質の分泌に問題を抱えた女の子たちの、衝動に任せた刹那的生活物語

公共の場暴力行為や罵り合い繰り返す彼女たちに対し、周りの大人は冷たい目を向けるだけで何もしようとしない。

おそらく、それが川崎らしさなのだろう。

社交性が欠落しやたらと攻撃的で、互いの事を何も説明しないせいですれ違っていく感じは、ある意味で実際のバンドマンらしさもある。

いまのところ話の進展はほぼないが、なぜか主人公たちのバンドは人気が高まりつつあるらしい。

その前に登場人物の誰かしらの預金残高が尽きる気がするのだが。

彼女たちが福祉につながれることを切に願う。

性格ピーキー登場人物キャットファイトさせることで、何か物語が進展しているように見せかける手際は、いかにも花田十輝らしい。

ただ、見せ場のために非現実的衝動的な行動をキャラクターに取らせる悪癖が、このアニメにおいては奇跡的にマッチしている。

最新話で、雨の中、軽トラの前に飛び出す主人公や、メジャーアーティストステージ衣装のまま楽屋から屋外に駆けてくるシーンは、

わず「そうはならんやろ」とモニターツッコミを入れてしまった。


怪獣8号

1話で切った。1話はよくできていたが、オリジナルストーリーで再スタートを切れなかったのは致命的失敗だろう。

ダンジョン飯(2クール

やたらと軽薄なOPが鼻につくが、相変わらずいいアニメ化。

原作に詰め込まれ小ネタキモになる部分を巧みに採用しつつ、映像化に際してテンポを落とさないようにチューニングされている。

カットされているセリフが聞きたかった、と思うことはしばしばあるが、大きな不満はまったく無い。

「今期の覇権アニメ」といった刹那的ポジションではなく、耐用年数が長く何度も見返せる作品意識しているのだろうか。

映像化に際してかなりの準備期間・制作期間をもって作られているらしいところがあるので、

3クール目がまだまだ先になるのでは無いか懸念している。できれば、迫力のある絵で劇場でやってほしい。

ゆるきゃん△ SEASON3

制作会社が変わったせいか、どうも会話のテンポ感にハマりきらないところがある。

パッと見は作画が変わったくらいで、劇伴声優はこれまでと変わらないだけに、この「ハマらなさ」がどこから来るのかがよく分からない。

しかに、原作でもこのあたりの話は間延びしている感じはあったのだが、広角レンズを使った大コマの迫力があるぶんあまり気にならなかった。

アニメ場合、広角のシーンでもパンが振られていたり、キャラクターが動いているせいで逆に安っぽく見えるときがある。

視覚のすごみに欠けるせいで、見せ場となるシーンが単なる長回しになってしまい、テンポが悪く感じられるのかも。

予断だが、賛否両論あった映画オリジナルストーリーは、個人的には大好きです。本編に影響がない未来の話だし、あれくらいやったほうがよい。

冬のオフィスに出社したときのひんやりとした空気感などがよく伝わってきたところが良かった。

3期は、キャラクターに「寒い」と言わせなければ寒さが伝わってこないような感じがある。いちゃもんっぽい批判ですが。

狼と香辛料

前回のアニメ化は1話しか見ていないので、話も含めて実質初見視聴。

概ね楽しく見ているが、街の風景旅路宿屋酒場の描画が、全て同じに見える。リアリティが無いというか、生活感を感じられない点がちょっと気になる。

もっとも、この作品面白さは何と言っても会話劇にあるから、背景の描き込みはほとんど気にならない。

主役の二人はもちろん、モブも交えた会話でも、小粋なセリフ回しで心地がよい。セリフのものの魅力に、声優のバフがかかっている感じ。

この作品なら、動くアニメではなくて、朗読劇や舞台で見ても面白そう。

忘却バッテリー

原作未読で、アニメ初見。さすが横手美智子とうなる軽妙な脚本宮野の当て書きじゃねえか、とツッコミを入れたくなるくらい、宮野がハマっている。

記憶喪失人物を通じて、野球という題材の汗臭さや泥臭さをメタネタにしつつも、

当事者たちが取り込まれるある種の狂気も、野球経験者にも分かりやすく伝わってくる。

うっとうしいくらいのギャグが脳に残ったところで、登場人物シリアス過去もばっちりと魅せてくる。

過去編をしつこく感じさせない映像はいいですね。

ダンジョン飯もそうだが、このアニメキャラクター作画上の演技が細かくて見入ってしまう。

アクションシーンが長いのではなく、さりげなく差しまれる捕球のシーンなどの動きがよい。

グローブに球が収まるとき反動や、投げるときの重心移動の身体感覚が、視聴者自然に伝わってくる。

増田野球経験だが、バッティングセンターに行ってみたくなる。打てるのかな。

響け!ユーフォニアム

吹奏楽部を題材にした学園サスペンスものファムファタールに出てきそうな新キャラを交えて、陰湿さにもオーバードライブがかかっている。どう考えてもNHKの日曜夕方17時に放送していいアニメではない。なんとなくだが、売上の一部を不登校支援寄付などに回したほうがいいと思う。

要するに、そのくらい心理描写が細かいアニメだと思う。破綻の無い作画もさることながら、表情やカメラワークが良い。黒沢ともよは化け物。アニメ黒沢ともよの演技が凄すぎるせいで、この作品実写化できないんだと思う。

原作は未読だが、ねちっこい女性同士のからみにフォーカスして構成するあたりが花田十輝らしい。

それと、京アニキャラクターの演技ってやたらとわざとらしいよね。顔の前で手を合わせたり、わざとらしく頭を掻いたり。変に心理描写が細かいから、そういうアニメっぽい仕草が浮いて見える。

関係ないけど、井芹仁菜は北宇治高校ウジ虫と呼びそう。

anond:20240526172225

私も似たケースを書いておきますね(乱文で申し訳ないが)

私は東京郊外育ち、都内私立大学に進学し、知人N子経由で、同期で都心に住む青年と知り合い交際することになり、このまま結婚するのかなぁと思っていたことがあった。ところが、2年が経過するころには、青年母親から結婚を反対されているらしいことが分かった(当の青年の口からそれを聞いた)。青年はいわゆるイイトコの坊ちゃんで親は銀行大手の偉い人なので逆らえないと言った。私の家は両親共働きしてるような家だし、そういうことを平気で言うような人物と付き合っても仕方ないので別れた。

ここまでなら人選誤った、で済んだのだが、そのあとさらに嫌な思いをする羽目になった。青年はその後、親の銀行コネ就職融資面接担当になり、ほどなく結婚したそうだが、そのあと1度だけ電話がかかってきたので会った。ところが会ってみると、私とまたつきあいたいようなことを言ってきた。私が無価ついてしまったのは、彼も自分も一応純真大学生だったのに、もはやカネのあるエロジジイ昭和の2号さんを期待しているような臭いがしたからだし(ただ単なる想像なので、実際には搾取される恐れもあった)、もしかすると青年そもそも私の時間無駄にするために私と付き合っていたのかもしれないとも思ったからだ。

まり、親の意見が強いなら、初めから親に早めに相談するなり家系を調べるなりして、結婚できないなら交際しないという選択もあったはずだった。なので私は憤然として二度と会いたくない旨を伝えた(一時は惹かれていたけれども、二度と会いたくないということはありうる)

なお、自分家系のほうにもやや問題があることがのちに分かったので、知人N子と〇〇〇銀行こそ裏活動をしているエージェントだったかもしれないな?と思っている。というのは青年名前検索してみると、似たような同姓同名が多くヒットするから金融諜報機関は隠したい人物がいるならば、同姓同名人物を雇って煙幕にすることが考えられる)。

自分に対して特殊人脈攻撃が行われていたとすれば、まさにカネがモノ言ってるディストピアなわけで残念だし、ユダヤ人が書いた恋愛物語のようなものに騙されてはいけない世界だなと思ったわけです( 「ラブストーリー」等が有名ですね)。なお、不適切交際をして両親を困惑させた女性相続人から除外された、という判例1993年にできている。支配層は女性はいろいろ罠を仕掛けているかもしれない。

2024-05-26

anond:20240526214130

ノリで手に負えない能力作って物語上困って強引に処理するなんて週刊ジャンプじゃよくあること

anond:20240120235049

ダンジョン飯マンドレイクの抜き方とか動く鎧の正体とかやってるときどーでもよすぎてクソつまんなくてなんで人気があるのかわからなかったけど、絵画世界に入る回見てからこのアニメ見方が変わったな。実はダンジョンにまつわる本筋のストーリーがあって主人公たちは飯食ってる間に渦中に巻き込まれていく感じなんだけど、最初の数話は飯食って妹助けるっていう、よくある日常系漫画RPG要素追加しただけの二番煎じアニメみたいな動機しか物語が進行しないから俺と同じような中座したやつ多そう。あとバンプオブチキンOPで力入れて売れ線狙いすぎてたのも悪いと思う。リーガルリリーくらいがまじちょうどいいよ。

anond:20240526002047

反論が「俺は歩いてるだけだ」「恐怖や不安なんて与えてない」なのが致命的な社会性のなさを物語っていて、避けられる理由が滲み出てるな


恐怖や不安を感じるのはお前じゃねえからね、お前が与えてないと断言するのはおかし

他人がどう感じるかなどお前にはわからないはずなので

他人がどう判断するかを知る努力合わせる努力をしなきゃならない

それがわからないお前、障害があるのかもよ、サリーアン問題解けない的なやつ

精神科発達障害相談して療育希望したらいいと思う

2024-05-25

うさぎかめ

うさぎ🐇といえばバニーガール👯

かめ🐢といえば亀頭

まりバニーを追いかけてる全裸のおぢさんが出禁になる物語が正解…

伏線」と「臭わせただけの設定」の違いがわからないやつ

って、頭悪すぎると思うんだけど、ネットでは多いと言うか、そういうやつほど声デカいんだよな。

物語ターニングポイントミステリーの謎解きなど)」に関わるのが伏線で、それ以外は単に小ネタの賑やかしっていう違い、そんなに難しいか

パラレルワールドが出てくる物語が苦手

子どもの頃に観たドラえもん映画で、しずかちゃんが捕まりもしもボックス解決しようとする場面があった。

もしもボックス効果で無事にしずかちゃんは助かり、ドラえもんが「捕まったしずかちゃんパラレルワールドの話になったから」と説明する。

のび太がそれを聞いて慌てて捕まったしずかちゃんも助けに行くんだけど、これを観たとき私は激しく動揺した。

それ以降、私はパラレルワールドが出てくる物語が苦手になった。

最悪の結果を迎えた世界もある。その世界は決して救われることがなく、描かれることもない。

私たちが鑑賞するのはいつも救われたハッピーエンド世界で、私は救われなかった彼らのためにそれをもう喜べなくなった。

救われない彼らを救ってほしい。

2024-05-24

anond:20240524175920

登場人物に思いを馳せ物語を何度も推敲たからでしょ

しろそれ以外の環境でこの境地には至らないでしょ

日常忙殺され続ける普通人間では難しい

anond:20240524122836

けがわざとなのか慮外なのかで物語が変わってくる。

転生したら粗チンだった

主人公増田はてな郎は仕事泣かず飛ばず上司に怒られる毎日

恋人もいない童貞で生きている意味など生まれから感じたことはなかった

ただ、彼には唯一誇れるものがあった

それは立派なイチモツ

使われたことは一度もないが、それでもはてな郎はそのイチモツにすがって生きてきた

そんなはてな郎はある日黒塗りの車に跳ねられて死亡する

はぁ、こんな立派なのを持ってたのに使わずいか

そう嘆きながら死んだはてな郎だったが、突然見知らぬベッドで目を覚ました

彼は異世界に転生したのである

転生したはてな郎は魔王の子供だった

魔王能力をすべて引き継いだ誰もが認めるプリンス、世に生きるありとあらゆる生命生殺与奪の権が与えられた存在

しかし、粗チンだった

唯一彼の生を支えてきた立派なイチモツを突然失ってしまった

命より価値のあったイチモツ

はてな郎はただただ嘆き、とうとう自我崩壊してしまった

突然の息子の変貌に驚きながらも彼の回復魔王第一師団直属衛生兵パイデカ娘に命じることで物語が動き出す

世界破壊しうる能力を以てしても取り戻す事ができなかったはてな郎の自己肯定感を何が埋め合わせることができるのだろうか

漢之浪漫デカチン)を超える誇りを取り戻す旅が今はじまる

第一

〜破亥安愚楽(バイアグラ)〜

公開未定

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