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2024-05-18

日産自動車がどういう悪い事やってるかいまいち分からない人へ

まず端的に言うと、日産自動車がやっていることは

調達部門員(※1)による下請事業者(※2)の買いたたき(※3)」である

これは”下請代金支払遅延等防止法通称下請法)”という法令に対する違反行為であり、

早い話、法人としての日産自動車はもちろん、それを行った一社個人も完全なる犯罪者である

そしてゆくゆくは日本経済全体を不況に陥らせる元凶ともなるほどの悪行なのである

度々報道されているのに世間が今一つ騒ぎ立てないのはいまいち聞き慣れない言葉が多く、

日産自動車がやっていることの具体的に何が悪いのかが分からないせいだと思う。

○(※1)「調達部門員」とは?

 ある程度の大きい会社になると、外部業者から物品を買うことだけを仕事としている部署がある。

 それが「調達部門である

 業務内容は購入する物品の相見積複数企業に同じ条件を提示して価格提示させること)候補企業の選定、

 購入先企業の決定、品質納期監視などである

 しかしはっきり言ってこれらは付随業務にすぎない。

 調達部門所属する者、”調達部門員(通称バイヤー)”としてのアイデンティティは何といっても「価格交渉力」である

 良いものを安く買い付ける。

 調達部門出世を目指すなら、これができるかできないかにかかっていると言っても過言ではない。

 営業職が物品を売って売上げを立てるのが仕事なら、調達職は物品を安く買って原価低減をするのが仕事

 そういう職種である

 小中規模程度の企業では誰かが意図せずしてこういう業務自然兼務してるので、「調達」とかいわれてもいまいちピンとこない。

 

 

○(※2)「下請事業者」とは?

 乱暴一言で言ってしまうと、商取引における「弱者」のことである

 厳密には下請法で定められており、詳細は省く。

 件の日産自動車の例に当てはめると、日産自動車は「資本金3億円以上の親事業者(=強者)」とされ、

 その日産自動車取引をしている大部分にあたる企業は「資本金3億円以下の下請事業者(=弱者)」と下請法は定めている。

 日産自動車資本金は現時点で「6,058億13百万円」。ついでに言うと連結従業員数は「131,719名」。

 それに対する外部業者の大半は資本金1千万円以下、従業員数も100名に満たない。

 力差は歴然としている。

 この明かな力差を下請法では定量的明確化し、弱い方を「下請事業者」と定めている。

○(※3)「買いたたき」とは?

 圧倒的強者と圧倒的弱者間の商売では、絶対的な力差による理不尽不利益が生じる。

 これを”親事業者による優越的地位の乱用”という。

 強い方(親事業者はいわば「選ぶ側」。相手自身にとって都合の良いところであればはっきりいってどこだっていい。

 対して弱い方(下請事業者)は「選んでもらう側」。選んでもらえなければ売上が立たず、経営は成り立たなくなる。

 よって「買いたたき」が発生することは避けられない。

 「買いたたき」とは、”通常支払われる対価に比べて著しく低い額を不当に定めること”である

 選んでもらえないと経営ができなくなる相手の弱い立場を見透かして、

 選ぶ側が傍若無人に好きなように身勝手な条件を押し付け振舞う。

 「買いたたき」とはこのような行為を指す。

概要ではあるが冒頭の用語説明し終えたところで、もう一度言う。

日産自動車がやっていることは「調達部門員による下請事業者の買いたたき」である

下請法は「下請取引の公正化・下請事業者利益保護」を目的とした法律である

正化利益保護を害する行為は行ってはならないと定めている法律である

これに日産自動車調達部門員が行っていることを当てはめてみると、

「下請取引優越的地位を乱用して一方的に著しく低い額を不当に定め」、

「下請事業者本来得て然るべき利益を不当に迫害」しているのである

これはもう、れっきとした下請法違反である

買いたたき、すなわち「下請法4条1項5号」に違反

これに対する罰則は「親事業者代表者代理人使用人その他の従業者」に

「五十万円以下の罰金」を処すると定められている。

早い話、法人としての日産自動車はもちろん、それを行った一社個人も完全なる犯罪者である

そしてこの問題は一企業にとどまらない。

内閣府が5/16に発表した1~3月期の国内総生産GDP)速報値は、年率2%減というものだった。

これはダイハツ工業で発覚した認証不正による生産・出荷停止の影響が大きく、個人消費や設備投資が落ち込んだことが一要因とされている。

自動車業界裾野が広い。

日産自動車取引している外部業者数は軽く1万社を超える。

1万社以上の会社にはそれ以上の数の従業員がいて、それ以上の家族がいる。

その家族たちが本来得られるはずの所得が得られなくなるとどうなるか。

当然として消費を抑え、倹約に走る。

すると経済は停滞し、不況に陥る。

日本経済沈没の始まりである

さらに許されないのは、下請事業者本来得られるべき利益の行先である

例えば適正価格1,000円の部品日産自動車が不当に500円で下請事業者から買いたたいたとする。

こうすることによって日産自動車は例えば定価300万円で販売会社に売ろうと考えていた車を

299万9,500円で売っても利益は変わらず、日産自動車が500円値下げすればその車を買おうとしていたユーザー

500円安く買えるようになり、可処分所得が増えることになるが日産自動車はそうはしない。

変わらず300万円で売るのである

そして不当に買いたたいて得た500円は、自分の懐に潜り込ませるのである

調達部門員が自分仕事に箔をつけるただそれだけのために下請事業者を買いたたき、

ユーザーを欺き、

日本全体の経済に悪影響を与える。

これが今、日産自動車という企業が行っている悪行なのである

本来ならば大々的な不買運動をして断固糾弾すべき企業なのである

日産自動車下請法違反の疑いがあるとして公正取引委員会から今年3月勧告を受けている。

普通だったらここで、社内中が下を上への大騒ぎになって是正に躍起になる。

仮にも誰もが知る大企業

それが下請けいじめだなんて、社会的信用失墜もいいところ。

許されるはずがない。

ところが。

冒頭の通り、「調達部門員による下請事業者の買いたたき」なんていわれても、

一体何がどう悪い事なのか、世間一般はピンとこない。

それを見越してかどうなのか定かではないが、凝りもせず、少なくとも今月になっても

相変わらずの下請けいじめを行い、不当に利益を得て、それを社会還元するどころか、私腹を肥やし続けている。

それでもあなたは、日産自動車に対して無関心でいられますか?

アシスタント系の職種で働いてる

スペシャリストはど激務だけど、アシスタントゆるふわ定時上がり

給料も3倍なら労働時間も3倍って感じ てことは全ての速度感が3倍なわけで、アシスタント作業振っても戻りが遅くて嫌になるだろうなと思って、本当にごめんなさいと心の中でいつも思っている

でもうちの部署はみんな定時で帰るし、それを守れるようにみんな締切を上手く調整する というかもはや調整しなくてもちょうどいい感じで降ってくるけど、それは部署の先輩たちが過去そうやって調整してきたからその速度感が守られてるんだと思ってる それを誰かがぶち壊し出したら終わりというのもわかる

それぞれの利益があるから牽制し合うのはどこの会社も同じなのかなと思うけど、全力で手伝えなくてごめんなさいついてけなくてごめんなさいって気持ちになる 仕事って難しいね

2024-05-17

家賃別に支払う必要もないし奨学金の返済もないし・・親からの○○○○もあるし、半年くらい

休職するのも手かもしれません。わたくしのような職種場合休職してそのまま退職においこめるわけじゃないので・・

休職されると組織的にこまるのはむこうだし・・休職したらまじめに配置換考えてくれるかもしれない。

休職たから「じゃあ他の人さがしますか」とはならんし・・・休職手続きに入るってのはええかもしれない。

「できるもんならやってみろ」とか言ってくるかな?休職中の代わりの人って休職を考えてる人が探さなくても

いいよね。残された組織の誰かがさがすんだよね。「できるもんならやってみろ」→「やったるわ」の応酬

半年休職となったとしても半年くらいなら、財政的には問題いか。そのまえにローン全額返済しとけばよかったな。

デコはどうなるんだろう?べつに小さな金額から貯金くずして出せますけど・・代わりの人みつける手間かんがえて

全力阻止してくるだろ

足掻いても足掻いても人生が上手くいかない

先日兄が逮捕された。

いつも通り家に帰ると両親が項垂れた様子でそう語った時、もう無理だと思った。

ブログに書くのは、もう周りに吐き出せる人間がいないからだ。身バレが怖いなという気持ちがあるので、少しフェイはいれつつ身の上話を聞いてほしい。

私は仲睦まじい両親と、優しい兄がいる家庭に生まれた女だ。両親は中卒であったが、真面目に仕事もしていて母が専業主婦をしていけるほど稼ぎもあったように思う。

ただ、我が家貧乏だった。

理由は単純で、土日になると両親はハマっているパチンコ屋に出かけて行くからである。小さい頃はこの事を不思議に思わないどころか、むしろ子供を入れても黙認してくれていた店もあったりして、連れていってもらったときにはテーマパークに遊びにきたかのような気分にすらなっていた。

現実は他の子家族で色んな場所に連れて行ってもらっているにもかかわらず、私達は私が5歳を迎えた以降の家族写真がない。写真を撮るような場所に行っていないから。

それでも小学生くらいになると規制が入ったのか兄と家で2人留守番をすることが多くなった。留守番をしている間は、兄からちょっかいをかけられて始まる喧嘩が絶えなかった。パチンコ屋の閉店時間である23時を過ぎるまで両親は帰ってこないことを分かっていながらも、一度だけ喧嘩に負けた私は窓を開け、「お母さん帰ってきて」と泣き叫んだことを今でもはっきりと覚えている。現代なら児相案件かもしれない。

そんなことがありつつも、寂しいと感じなかったのは兄だって土日に友達と遊びに行ったりしたかっただろうに、私の面倒を見るために家にいてくれていたことも何となく感じ取っていたし、平日学校から家に帰ると母は笑顔で迎えてくれ、ご飯は必ず4人揃って食べていたからなのかもしれない。

余談ではあるが、今SNSで嫌な呼び方をされている某スナックパンや、最近内容量が減った某薄皮クリームパンにいたっては、本当に毎日朝ごはんで食べていたためその投稿を見たときには苦笑いしたものである

話を戻してそんなある日、父が仕事をやめて起業すると言い出した。普通起業するとなると辞める前に運転資金を準備するところだが、前述のとおりパチ狂いの父にそんなお金があるはずがなかった。

そんな状態起業するものから、もちろん手元にお金なんて残るはずもなく。貯金なんて夢のまた夢な話で、税金保険料年金関係は滞納、市役所からの督促やらの封書は毎週のように届く。この時期から母は専業主婦をやめ、働きに出るようになった。

そしてとにかく両親の喧嘩が増えた。

よく究極の質問で「愛かお金どちらが大事か」というものがあると思う。お金があっても愛がなきゃ意味がない、愛を選ぶ人はみんなそう言う。確かにその考えもあると思うが、私はやはりお金だと思う。お金さえあれば、本来しなくていい喧嘩はあるからだ。

この頃どれくらい貧乏だったかというと、私の高校入学制服代が足りないからとパチンコいったら大当たりしてなんとか入学できたという最低なエピソードがある。

高校入学後はバイトをするようになった。このあたりから自分の家の経済状況はなんとなく分かってきていたから、自分のことは自分で、と皆に迷惑をかけてはいけないと思うようになった。それとはまた別に先にバイトを始めて自由に使えるお金がある兄が羨ましかたからだ。

この頃にはパチ屋に行く金すらも無くなっていたので、両親はパチ屋に行くことを意外にもあっさりやめた。

そして高校生活も後半、進路について考えることになりふとどうするか考えた。

兄は高校卒業後、働きに出ていたため自分も働く前提で考えたがそれが本当に正しいのかと思ったからだ。

この頃の私は我が家普通の家庭ではないと分かっていたので、私の望みは私は低収入でもいい、毎月給料が入ってくる職種男性普通生活がしたい。たとえ1人で生きていくことになっても困ることがないように自分も食いっぱぐれない職種につかなければと思うようになっていた。

高校生が思う浅はかな思考回路で思いつく安定した職業とは。

公務員である

公務員になろうと思った。どうせ働くなら世のためや人のためになる仕事がしたいと思っていたので、思いついた時には天才かと思ったぐらいだ。

だが思いついたはいいが高卒枠で公務員になるにはあまりにも準備が遅すぎたため、進路を大学進学に変えた。あんまり出席日数も成績も良くなかったのもあって、当時の担任には大変心労をかけたと思う。

だが勉強するにも塾へ行くお金がない。時間がない。参考書がない。それでも必死携帯参考書について調べ、貯めてたバイト代で参考書を買って勉強した。嫌いではないが両親のようにはなりたくないと反面教師にしていたところもあった。

そして受験。もちろん落ちたが奇跡的に補欠合格となったので、家族でお祝い騒ぎになった。後でこっそり「落ちててもお金はなんとかするから浪人させてあげようと思った」と、某有名塾のパンフレットか案内文かをどこから調達して見せてきた母と、合格後の入学金が必要なことを同業者から聞いていた父が一括でお金を用意していた時は反面教師にしてごめんと心の中で謝った。普通入学金をすぐ払わないといけないなんて知らなかったか人生終わったと思った。

そして私はここから出会う人々と育ってきた環境のあまりの違いに愕然とすることになる。

頭が良くなかったので大学私大

学費については親が負担してくれるのは基本で、奨学金を借りるとしてもいざと言う時の保険でか少し借りる程度くらいのもんで、卒業後は一括返済、そこの心配なんて全くしていない人達だらけだった。もちろん車の免許も親が出してくれる。

それに対し私はもう4年間分の学費を全部そこから出す気持ち奨学金を借りていた。頭は良くなかったので有利子。友達は何にも悪くないのに、なんとなく場違い感を感じていた。

とにかく大学バイトと並行して真面目に勉強し、3回生の頃には大学で用意されている公務員コース(別料金)に入って就活対策も始めた。予備校に通うお金はなかった。

父の会社はというと、相変わらず上手く行っていなかった。支払いがやばい月には家族からお金を借りることが増えた。高校卒業から勤めていた兄はブラックだった会社を辞め、父のところで働くようになった。極端な話、大人が4人もいるにもかかわらず、まともな収入が母が派遣で稼いでくるお金だけだった。しかも兄はいつの間にかパチ狂いになっていた。兄は本当に優しかったのでそれを知った時には複雑な気持ちだった。

就活については、事前準備を頑張ったのもあって結果公務員になれたのでここらへんは省略。

さて同僚の方達はい人達なのだが、ここでも育ちの違いをまざまざと思い知らされることになる。

まず親の職業公務員だったり医者だったりと更に金銭面に苦労したことはまずないんだろうなという人達が多い。もちろんみんながみんなそうではないことは強めに言っておきたい。そんな人達が多いから滞納者の必死の訴えなんて伝わるわけもない。だって所得から計算されている税金なんだから払えない額ではないでしょうと市民に直接言わないがそう思っている様子だ。

それはそう。

それはそうなんだが。

貴方は払いたくても払えない立場になったことがあるのか。

我が家は車がなかった。

厳密にいうと4人で乗ってどこかに乗っていける車がなかった。軽トラはある。

から4人でご飯を食べに行く時もいつも兄は原付で店に向かっていた。冬は寒そうに信号待ちをしている兄を見ていた。

せめてみんなが乗れる車が欲しかったので、私は中古アウディを買った。

わざわざ外車にしたのは、父の仕事で商談やらで軽トラで行くのはって場面が会った時に恥ずかしい思いをすることがないようにと思ったかである

ただ外車はとにかく維持費がかかる。中古なのでローンやら修理費やら車検代やら保険代やらで、今度は私の手元に残るお金がなくなっていくことになった。

父と兄は毎日仕事をしている。休みなんて概念はなかったので、ついに父は体調を崩してしまい、癌になった。抗がん剤治療が始まり、家でのサポート必要になったため母は派遣をやめた。

いい大人が4人合わせても中で手元に残るお金はごく僅かとなる有様だ。

そして話は最初に戻り、兄が逮捕された。父との会社金銭管理は兄がやっていたようで、働いても自分にまともな給料が入ってくることはない、友達と遊ぶのも1ヶ月に1回あるかないか。もちろん鬱憤は溜まるだろう。会社お金を少しだけ使い込んでいたらしく、お金を下ろしにいくといって兄が帰ってくることはなかったそうだ。

毎日働いているのに稼ぎが出ないことを何か原因があるんじゃないかと私と母はよく父を責めていた。お金が足りない時には私と母にお金を貸してくださいと頭を下げる父を、兄はどんな思いで見つめていたのだろう。優しい兄のことだからお金がないことを私や母にバレたら、父がまた責められるので言い出すことが出来なかったんだろうと父は今も項垂れている。

SNS結婚したと、子供が何歳になりました、大型連休彼氏家族と○○に行きました。みんなの素敵な投稿を見る度に、素直に祝うことが出来なくなっていく。そんな自分が嫌になる。人は人にあった人生レベルで生きるべきなのだろうか。現に今の私には素敵な投稿をするレベルになんていけそうもない。必死に足掻いても足掻いても私の人生は一向に良くなる気配がないし、まるで底なし沼にいるような気分だ。きっとこれからもっとお金がかかる。公務員になってしまったので副業をすることもできない。申請すれば通る状況なのだろうが、周囲にバレてもかまわないと思う覚悟ができない。

私はどこで道を間違えたのだろうか。

高校卒業して働くべきだった?

車は買わずお金を貯めるべきだった?

それとも逃げるように一人暮らしをするべきだった?

私はかつての夢だった結婚して普通の家庭を築くことは叶わないにしても、ただ4人で普通暮らしたいだけだ。4人で家族旅行に行ってみたいだけだ。

それがどうしてこんなにも遠いんだろうか。

2024-05-16

最近の若者業務時間外の連絡を嫌がるについて思うこと

一応マネジメント側に足突っ込んでるアラフォーだけど

なんか、だから成長しないんだ!とかって言うのを見かけるけど

最低でも「業務時間外に連絡してレスしてこい」はマネジメント側の甘えだろ?

別に通知として「明日の始業後の確認で構いません。忘れないように連絡だけ入れておきます」だけなら嫌がらないと思うんだよね

(流石にこれを嫌がるならそれは・・・とはなるけど)

レスを求めるのを嫌がるのは当たり前で、仕事私事境界線会社側が壊しちゃいけないしそれを怖そうとする様なマネジメント職が無能

それでもどうしても緊急対応等で業務時間対応必要職種ならその分金を出す、それに対応した就業規則にするのが当たり前。

それをしないでちょっとしたことなんだからっていって金もさないいつでも即レスしろって求めてるのって会社側が従業員に甘えてるだけ。

から、それはその会社マネジメント職が無能なだけ

金出して就業規則対応していて労働契約書にサインしてるのにも関わらず従業員側が嫌がるなら転職しなさい,で終わる

2024-05-14

底辺転職活動に終止符を打った

このご時世で高卒正社員経験なしの底辺三十代ですが、このままじゃ駄目だろうと転職活動しました。

これまで何をしてたって、馬鹿から大学は入れなくて好きなことをしつつ、

実家お金入れることもせずアルバイト派遣でダラダラしてた。

でもコロナ禍入って仕事なくなって、一年ぐらいニート貯金崩しつつ引きこもり生活を送ってた。

一応その間にお小遣い稼ぎぐらいなのはしてた。それで何とかなってたのは引きこもってたから。

新しく何かを買うなんてことをしなくて良かったから。そういう意味では何とかなったのかもしれない。

元々の引きこもりが幸を期した。

それから一年ぐらい経って恋人ができた。年齢もあって結婚したいなと思った。

からそろそろ働かないとと正社員で探そうとしたのに騙された。馬鹿から

総合職業務委託でしたくない仕事をさせられそうになった。やっぱりやべーよと思って二ヶ月で逃げた。

調べたい人は果物訪問販売とかで調べると出てくるよ。それはやってなかったけど同じ系列

でも代わりに業務委託先で拾ってもらったので、そこで真面目に働いた。

したくない仕事を少し我慢してやったら半年しないで事務に移れた。

でも正社員ではない。派遣でもない。アルバイトだった。代わりに在宅でできたので引きこもり生活再開。

貯金はない。なのに金が出て行く趣味を持っている。

恋人には何も言わず結婚してもらった。これがいけなかった。

お金がないよね、と指摘された時にはもう駄目かもと色々なことが頭をよぎった。

けれど結婚したいと思った相手、とても優しい。全然怒らない。だから言った。

「どうするの?」と。

今の会社正社員にしてもらえるか打診して、駄目なら転職する。

その答えはスルリと口から出た。

ということで転職活動をした。

現職は営業が欲しいけど他はいらないとのことで早々に駄目だった。なので切り替わるのも早かった。

まず一つ適当なのに登録してエージェントに依頼。でもエージェント依頼だと企業も厳しいので全然通らない。

からその後は別の所も登録して自分で探したりした。

でも同じ事務仕事だと希望年収に到達なんて全然しない。底辺にもできる仕事と思われてるんだなと悲しくなった。

代わりに、未経験でもエンジニアとして育ててくれるという企業がいくつもあるとのことで、ITを目指すことにした。

何かやりたいことが明確にある訳ではない。でもやるしかない。後がないのだ。

勿論そんな目論見はすぐにバレる。企業HPを読んでも用意したカンペを暗記してもボロが沢山出る。

代わりにオンライン殆ど済ませたので、そういった意味では助かった。仕事を休む必要がなかったから。

そんなこんなで三ヶ月、何十社も落ちたが何とか内定をもらうことができた。

とは言え底辺なので最初業務委託半年、その後で通常の契約社員正社員という流れになった。

拾ってもらっただけありがたいと思うことにして、後は努力する。

実は早い段階でベンチャー企業からもらったが、エンジニアになるまでは契約社員という、当初の待遇と異なったので逃げた。

逃げるのは得意になっている駄目人間である。でもブラック臭いがしたんだ。その臭いに敏感になってるから許して欲しい。

自分が運の良い方かどうかは分からない。たまにSNS転職活動している人を見かけるがどれぐらいやっているのか分からない。

周囲に転職活動している人もいない。なので何も分からないが、こんな底辺でも何とかなると言いたい。

そんでもってこれは転職活動中にクソだと思ったことをまとめる。

エージェントの当たり外れの見分けが付けられない

エージェントから沢山連絡来るけど全然返信ない所とかある。あっちから声掛けてきたんだろうが!!と思うけど

金にならないと判断したら見切りも早い。希望してない職種求人票を一度送ったきり連絡してこない人もいた。

連絡がLINEなのも嫌だった。パソコンで打たせろ。フリック機能よりずっと早く連絡取れるぞ。

でも履歴書職務経歴書面接練習アドバイスをしてくれる点は良かったので、一人二人ぐらいはエージェントを使うのがありだと思った。

底辺じゃなかったらエージェント紹介の企業も通ると思う。底辺は駄目だ。私が生き証人です。書類選考全然通らない。

・連絡が遅い企業が多い

「○○日までに連絡します」で連絡してこない企業がそこそこある。ほんとある。何で?お前らが言ったんだろうが。

こっちは失礼にならないかなと不安になりつつ連絡しないといけないんだぞ、面倒すぎる。

提示した日までにお祈りでも良いから連絡しろ。そっちの義務だろ。

・お説教面接官もいる

圧迫面接なんて言葉があるが、圧迫ではなかったものの一人だけ、お説教面接官がいた。

「なんだこいつ何も知らないんじゃん。俺が教えてやらなきゃ」

みたいな感じで聞いてないこと語ってくる。え、私が話してることと違うけど大丈夫か?

こちらが女だから女性マウント取ってるみたいでちょっと嫌だった。

コミュニケーションが取れるか面接判断しますとか言われるけど面接官がコミュニケーション取れてないと思うよ。

因みにそこからは合否の連絡が来ていない。別に良いけど。落ちたと思ってるし、受かってても入りたいとは思わなかった。

そこの企業だけは入るの嫌だなと思った。

面接に来ない企業もいる

底辺でも書類選考はそこそこ通った。二桁はやったと思う。

でもその中で唯一、企業側が面接をすっぽかした。

オンラインだったので五分前から待機するも始まらず、開始五分後に連絡を取っても来ず、十五分経って席を外した。

翌日になっても連絡はない。こちから連絡しても無視

腹が立って転職サイトにチクった。こちから連絡をします、と。

でもすぐに連絡は来なくて、結局面接予定日の二日後に日本語の怪しいお祈りメールみたいなのが届いた。

そっちがすっぽかしたのに何でお祈りメールみたいなの送ってくるの?と腹が立った。

滅多にないと思うけど見分けられるようになりたい。本当に。

・化粧が面倒

男は楽で良いと思う。髪を整えて清潔にすれば良いから。苦労している人はいるかもしれないけれど。

女は化粧が必須になるので面倒。私服で良いよな所もあったけど、服云々より化粧が面倒だった。

から面接をお昼休憩と仕事後で詰め込むことが多かった。化粧の回数を減らすためだ。

化粧も30分も掛けなければ良いのに何だかんだで一時間以上掛かってしまう。ここだけはどうしようもなかった。

30分以内で終わらせたとしても面倒なことには変わりない。


私と似たような人へ。

こんな底辺でもどうにかなった。君達もどうにかなる。頑張れ。

馬鹿でも何とかなる。こんな馬鹿でもどうにかなった。

クソ企業も沢山あるから気を付けるんだぞ。

2024-05-13

anond:20240513205752

一般職最近は勤務地限定に置き換えられはじめている

転職のある総合職転職のない職種

マ(い)ッチング

逃げ出したいなあ逃げ出したいなあとばっかりおもってたら、離島住み込みする職種ばっかり広告に出て来るようになっちゃった😢

2024-05-12

anond:20240510163027

私も旧帝工学部修士卒です。正社員として現在まで10年以上働いています (IT系職種です)。中小企業にもメーカーにも在籍経験がありますし、結婚出産もしています配偶者フルタイムで働いています。偉そうにみえたら大変申し訳ありませんが、あなたの書いた内容に、個人的には違和感のある点がいくつかあり、コメントさせてください。

あなた大学入学後に感じたことに共感します。実は私も講義に出づらくなり、専攻推薦を受ける自信を最初からなくし、新卒では自由応募で中小企業就職しました。ただその後転職し、メーカーなどを経験しています。その上で、やはり一般大企業の方が労働時間面も給与面も条件がよいとは思います特にメーカーというかいわゆる日系大手企業には、扶養手当や住宅手当が手厚く、家庭をもつ社員が多い企業も多くあると思います (手当については、夫婦のうち収入が大きい方という支給条件が多いことに留意)。手当の他に育児のための特別休暇を設ける企業もありますが、いくら休めても自分だけ休んだら落ちこぼれるだけなので、個人的にはそもそも有給日数の方が重要だと思います中小企業については、色々な企業ありすぎて何ともいえません。行政書士はわかりません。家庭と両立しやすかったら教えてください。

大切だと思うのは、推薦にせよ自由応募にせよ、面接で「御社で何をしたい」と語れるくらいには、各企業が何をしているのかを調べ、そこで自分が何をしたいのか考え、その根拠自分経験に照らして説得力があるように言えるようにして選考に臨むことだと思います。私は新卒とき志望度が高い企業に悉く不採用になったのですが、旧帝大であることに慢心していたのか、業界企業比較調査が甘かったと思います。想定していた業界内定が出ないこともあるかもしれないので、理系院卒カードを捨てるとか捨てないとかいう以前に、広く検討した方がよいとは思います (現在リーマンショック当時より売り手市場ではあるでしょうが……)。信頼をおいて就職活動相談ができる同期や先輩の女性があまりに少ない/いないという点では、理工系女性が苦しいということに大いに同意します。

ただ、あなたの「理工系女性は苦しみを味わう」という主張については、家庭をもつことを前提にしているのもさておき、男性に対しても理工系でない女性に対しても理工系女性に対しても決めつけが大きいので、もっともらしいのか判断できません (私は学力が低い学生が混ざることで現場教員負担が増えるなら女子枠に反対ではあります)。

2024-05-11

anond:20240511105840

システムエンジニア」なんていう職種名前だけで判断しているお前がおかしくて、

何をどこまで委託しているのは契約による。

2024-05-10

フィンランド称賛の反論に対する反応を書いていくよ

追記】さっそく、直接言ってこいよってコメント来てるけど、こんな長い内容Xに放り込んだって読んでくれなさそうじゃん。はてなの方がみんな読んでくれるかなって思って。臆病なのは認める。

追記タイトル訂正

https://twitter.com/marony38/status/1788736215413407945

このポストね。ってかそもそもどちらも主語が大きすぎ。オリジナルポストインプ稼ぎだろうけど、フィンランドだろうが日本だろうが「人による・職種による・ポジションによる」が大半だよね。

ちなみに私は仕事フィンランドヘルシンキではない地方)に駐在しています。もちろんだけど、下記は自分観測範囲内の話ね。

勤務形態

⇒人による・会社によるけど週4勤務がデフォなのはさすがにダウト(ていうか週5以外まだ聞いたことない)。在宅勤務はコロナ明けでハイブリットが主流(週2-3日オフィスとかね)。工場とか現場系はもちろん毎日出勤。ほぼ丸1日会議オンラインね)で埋まっているか今日は在宅している、とかもね。あえてほぼ毎日出社している人とかもいるよ。

転勤

⇒確かにフィンランド国内の各都市(というか街)に拠点を構えている企業ってかなり限られそう。弊社はその限られた企業の一つなんだけど、現場系以外はリモートで十分機能しているから転勤っていう考え方が無い。転勤命令されたらたぶんみんな辞めると思う。確かにヘルシンキにいる人と仕事していて、別の街にいる同僚と「この人がヘルシンキじゃなくてここにいたらもっとよかったのにねー」とは話したことあるけど、それだけ。あ、エクスパッドはまったく別ね。

退勤時間

⇒確かに16時となると帰る人が多い。15時すぎると帰る人が出始めるよ。マネージャークラス以上の人は割と忙しそうにしているからその限りではないよ。というかみんな朝が早めだよ。朝8時に事務所に行くとすでに結構にぎわっている。だから、7:30 - 16:00と考えると、まあそんなもんかなって感じじゃない?やる気なさそうな人は9時過ぎに来て15時に帰ったりとかしてるけど。

っていうか外食は基本高いし選択肢も少ないから、夕食を済ませるためには帰宅しないといけない。どこかの記事で「お腹が減るから帰る」ってのを見たことがあるんだけど、まあ結構その通り。コンビニ牛丼屋もないからね。

昼休憩

⇒人によるし日による。「12時から会議からさくっと食べようぜ」ってこともあったし、特に何もないから昼食後にみんなでコーヒー飲みながら30分くらい雑談なんてこともあったし。ここでもマネージャークラス以上の人は(以下略)。まあ確かにそこまで忙しくしてなさそうな人は1日に2回くらい(午前と午後)はコーヒータイムとっているかなー。

夏休み

⇒「せいぜい1週間」はさすがにダウト(このポスト主さんの周辺ではこれが主流なのかな?とも思ったり)。これは元ポストの方が正確。大体みんな3週間~1か月くらい休むよ。7月は学生サマートレイニー以外誰もいない。

GDP物価

⇒知らん。ベース物価も高いし昨今の円安日本人目線ではより物価高に見えるのもあるかな。話逸れてるけど、自炊するなら生活全然余裕。外食も高いわりに大しておいしくないし。


その他

・みんな歩きたばこ普通にしている。電子タバコではなく従来型が大半。ヘルシンキの駅のホームでもしてたから、ここら辺は全然日本が上。

日本のLUUPみたいな電動キックボードがこっちでも若者を中心にはやっている。東京みたいに人も交通量も多くないか安全っぽいけど、暖かくなると酔っ払いがこれに乗って転んでケガをするケースが多いらしく、春以降になると深夜に救急病院に運ばれる人が増えるらしい。

路線バスから降りるときは大半の人が運転手に向かって大声で「ありがとう」って叫ぶ。こういうのいいよね。

フィンランド人は基本的に人見知りで、特に交友が無いのに向こうからしかけるってことはまずない。接点があったりいったん知り合いになるとそこから普通

仕事終わりの飲み会とかはないけど、土日に自宅に誘われることはよくある。建前じゃなくて日程調整しながらマジで誘ってくる。あと街が大きくないからみんな知り合いみたいな感じ。ここらへんは田舎のウェットを感じる。

治安の良し悪しはよくわからないけど、自転車は盗まれる。鍵をちゃんとかけておかないとまず無くなる。

2024-05-09

anond:20240509135810

会社自体建築業界で、職種事務なんだけども

リクナビでちらほら見てみたがやはりギリギリ45時間というのが上限で他は30時間とか。

限りなく黒い…

というか、50時間雇用条件に書いちゃうのは労基に怒られないんだろうか?どういうスキームなんだろう。

anond:20240509002819

辞めることでダメージ入るってどうして思えるのか、どうしてそれが抗議になると思うのか、マジでわからん

まぁそれはそれとして、下記を身バレしない範囲で書ける範囲で書いてよ

目的は、労働基準局の『あっせん』を利用すること

 

2024-05-07

anond:20240507203622

それはすごく分かる

分かるが職種によってヒゲNGだし生えてる範囲的にも広くなるし(伸ばして目立つヒゲあると他の部位目立ち辛くなるし手入れしてる感出せるけど)

それと首ヒゲはいだって大敵

あと苦肉の策ヒゲやすとそれはそれで女に色々言われるのも理不尽

anond:20240507203757

不織布マスクで隠せばいいのでは。

マスクできない職種ってなんぞ。

anond:20240507203438

金が美容整形レベルでかかるのと、ヒゲだけで1012回ぐらい通わないといけない

あと見た目と肌に影響が出るので職種によっては難しい

2024-05-04

国家地方職種わず公務員天皇陛下行政行使のための手足であり代理人である

公務員に対する態度は天皇陛下への態度と心得よ

陛下の御前でできない振る舞いや言動公務員に対してするな

anond:20240504122606

俺はFXやってたけど、早々と撤退した。

楽に働ける職種で働いた方がマシって悟ったわ。

2024-05-03

anond:20240503205209

その例えはよくわからないけど、

まず女性教育格差職種による雇用差別を無くさないと男女平等にならないのは事実だよね

仕事なんて選ばなければいくらでもある」のは嘘

少なくとも私は選ばずにいろんな仕事に挑戦したが、全くダメだった。

最終学歴MARCH事務系、介護系、MOS等の資格あり。


一般的事務や、営業接客業、未経験でもOK底辺と言われる介護職、清掃員等、

色々やったけど、すぐに向こうから更新終了を言い渡される。

資格飛鳥な専門の系統職種でも全く同じ。ちゃん資格は持ってるのに。


経験無資格でも可といっても、入り口を多少広くしてるだけで、誰でもいいわけじゃないんだろうな…

勿論、遅刻サボり無断欠勤泥棒もない。犯罪歴もない。

ただ、粛々と働いてると何故か攻撃される様になるので、黙って甘んじるのだけは無理で、我慢が出来ず爆発して怒鳴り散らしてしまう。

アンガーマネジメント関係の本も何冊も読んだけど、理屈は分かるが実践が出来ない。


どこも人手不足と言われてて、未経験者を常に募集してる様な超人手不足の会社からって

私みたいなゴミクソを雇ってくれる訳ではないのが悲しい。


自立に向けて頑張ってたけど、結局専業主婦に出戻る羽目に…

仕事している時は、家の事は何も出来ず、ほぼ夫や両親、子供に任せてたからか、家でも肩身が狭かったり嫌味を言われたりする。

とほほ……

って皆平気で言うけど、

要はこれって、嫌いでも苦手でも我慢さえすれば何とかなるさっていう事だよな?

anond:20240503105930

そういうレベルの所に住みたい訳じゃないけど、東京地方と同レベル職種でも年収100万以上は上がったりするけど、あそこって社会階層の差がエグすぎるじゃん?嫌にならん?

2024-05-02

学歴コンプレックス卒業した 3/4

https://anond.hatelabo.jp/20240502193039

大学3回生の頃~

この時期は多くのことを考えた。特に就職のことだ。第一志望の大学には入れなかった。だからこそ、今後の人生では逆転したいと思っていた。

就職四季報を読み耽ったし、就職活動の参考になるサイト巡回したし、就職課の方々にもクソお世話になった(ワンピース的な意味で)。

リクナビとかあるじゃん。あれで友達かにURL付きの回答ページを送って、送り主のことを回答してもらって、そしたら他人から見た自分自身分析結果とか、どんな業界が向いてるとか、どんな価値観仕事をしたいとか、いろいろわかるサービスがあった。そういうのをやってた。

当時は、LINEとかTwitter一般的だった。ひと昔前の人って、LINEとかなかったんだろ? もしかして、全部メールとか郵便就職活動をしてたんだろうか、一体どうやって? という疑問を感じていた。

5.学内TOEIC受験の思い出

 本格的に就職活動が始まろうとしていた。自分は、1回生の頃からTOEIC】の勉強に励んでいた。少しずつではあるけど実力を身に付けていた。勉強時間はそれほどでもないけど、ずっと続けていた。二年半。

 受験にはお金がかかるし、実力を付けてから挑んでみようと考えていた。そしてついに、秋頃だったかな。受験料が少ないタイプ学内試験(※本番で実施済のテストを使い回すやつ)を受けることにした。

 人生で初めてのTOEICは……うん、こんなもんかって感じだった。緊張していて、そこまで問題は解けなかったけど、ベストを尽くすことができた。

 その結果は、なんと……(ドラムロール鳴る)……760点だった!! 当時の自分は、大喜びだった。狂喜乱舞だった。心の中でもリアルワールドでも小躍りをしていた。実際、佛教大学でのランキングは堂々の二位だった。一位は確か、文学部英米学科の人だったと思う。

 これは、この結果は……紛れもない一流である!! おそらくきっと、この点数は、同志社だろうと立命館だろうと飛び抜けた点数だろう。京都大学でも通用するし、ましてや就職活動通用しないはずがない。祇園木屋町などの飲み屋街、東本願寺渉成園とかの観光地で【外国人】とトークをしても通用するだけの英語力を、ついに、ついに身に付けたのだ!!

※そんなふうに考えた時期が俺にもありました

そんなこんなで、就職活動が本格スタートした。俺は必死で、シューカツとやらに取り組んだよ。リクスー集団に交じってさ、学内企業説明会とか、大阪城ホールでの合同説明会とか、東京までOB訪問に行ったこともあったっけ。とにかくマジだった。

あの頃の自分は飢えていた。なんの実力も実績も持っていないのが嫌だった。とにかく何か、ほかの人から見て、「あいつはスゴイ」となるものを最低一つはほしいと考えていた。

6.佛大就職の話

 いつからか知ることになったのだが、この佛大というのは宗教系の比較的裕福な大学である。当時の週刊誌大学職員給料ランキングでは、慶應関西大学などの有名私大と肩を並べていた。キャッシュフロー的な意味で裕福な理由はいくつかあるが、そこまでは述べない(この日記趣旨ではない)。

 大学構内には、相応の見た目の講義棟(兼研究棟)が鎮座している。学生時代は「おしゃれ~でかい~」くらいの印象だったが、歴戦の社会人となった今ではわかる。あの1棟ものの巨大な建物は、建設工事だけで百億とかいってるかもしれない。同じ規模の大学で、あれを作れるところは少ないだろう。

 あれは確か、3回生の終わり頃だったかな。本日部活もさあ終わりだ、という時に、部長(※教員側の部活責任者)から声がかかった。ほかの3回生も一緒だった。「佛大の就職試験を受ける気はないか? 希望者がいたら優遇する」ということだった。

 考えたのだけど、大学職員というのは、その大学がすんごく好きな人がなるものだと思った。当時は、民間企業への就職視野に入れていた。優遇できる枠は1名ということで、ほかの同回生が手を挙げることになった。

 まあ、年収であるとか、職務内容とかのバランスを考えると、「魅力的だ」とは正直思った。当方は、人生の方向転換が苦手なタイプである。この頃は、先輩やOBOGを探して、就職活動に関する考え方や情報を集めていた。何でもいい、そういう生のデータがほしかった。

けど、嫌なことはやっぱり起きる。わざわざ日記に書いているのだから、当時の俺は相当ムカついたのだろう。

就職に関する情報を探してる中で、聞き込みのために学内アルバイトをすることがあった。それは講義の出席者からレポートを受け取って、受付番号を整理して、最後に整頓するようなアルバイトだった。1日勤務で六千円だった気がする。

二人一組で受付作業をするのだが、隣の組を見てると気分が悪くなった――と日記には書いてある。

その組は、男子女子の組み合わせだったのだが、男子の方がやたらと女子の方にがっついている。レポート提出者がいない時に、割と雑談をしていた。

その中で、男子の方が「彼氏いる?」と聞いた後で、女子の方が「いる」と答えると、男子の態度が急に悪くなったのだ。それは仕事終わりまで続いた。

最後レポート仕分け確認をする時も、その男子は怒鳴りつけるようにして女子に当たっていた。俺はあまりにムカついたので、「ちょっとかにやってもらえます?」と声をかけて、ようやく静かになった……。

と、記憶を思い返したけど、今の俺にそこまで思うことはない。「男の態度がひどいね。でも、オスってそんなもんじゃね?」くらいしか思わない。間近で見たらムカつくんだろうけど。注意とかするかもしれない。

当時は、実際どんな人間だったんだろう。俺って。記憶が薄らいでるとかい次元ではない。消失している。全然からない。

なんかさ、十年前の自分ってさ、もはや『他人』じゃないか。体の細胞でいうと、20回分は完全に入れ替わっている。もはや完全に他人である

余談だが、佛教大学に通ってる女子には可愛い子が多いと、アルバイト先の立命館大学の人に言われることがよくあった。

根拠は全くないものの、社会に出た後の個人的感想では当たっていると感じる。福祉教育に強い大学はそうなのだろうか?



大学4回生の頃~

就職活動に本気だった。この頃は、大手企業は今よりも早く内定を出していた(4月の1週目くらい?)。就職活動以外に教職課程のこともあったが、時間の隙間を縫って面接試験を受けに行った。まあ、書類選考でお祈りされることの方がずっと多かったけど。

うちの大学卒業生で、すごい就職先に進んだ人っているのだろうか? 自分高望みをしていないだろうか? そんなことが気になっていた。大手病に罹患していた可能性が極めて高い。

7.偉大な先輩方の話

 当時は社会学部政策学を学んでいた。社会学だけじゃなくて、社会科学ならなんでも学べる学部だった。地域を盛り上げる系のゼミに入っていたのだけど、どんな先輩方がどんな進路に進んでいるか、正直気になるところだった。

 ほかのゼミ交流する機会があった時に、同輩や先生方に聞いて回ったのだけど、凄い人というのはやっぱりいた。学生が六千人もいるのだからレベルが高い人は一定存在しているのだ。

 社会学部の先輩(俺と同じ公共政策学科)の例だと、自分入学する数年前に総合商社内定を取った人がいたらしい。学業だけじゃなくて、外の世界に飛び出して活動していた人だと聞いた。とにかく忙しい人で、授業にはそこまで出席してなくて、水商売仕事に明け暮れていたらしい。

 単位はそれなりに取得して、教職課程最難関の講義(兼演習)ではチーム全員で百点満点を取って、大学同士の研究分科会では発表役になって、大学学園祭ではパヒュームダンスを踊ってウケを取って……とにかく活動的な人だったらしい。

 学歴って、仕事の実力とは相関が薄いよな。多く見積もっても3割くらいだ。『誰もが嘘をついている』という本に書いてあったのだが、高偏差値名門校に1点差で受かった人・落ちた人を追跡調査する社会実験があったらしい。結果的には、学歴現在地位相関関係はないという結論だった。相関係数は0.1程度とあった。

 アメリカ合衆国での話なので、日本だとどうなるかわからない。けど、自分同意である。どんな中学高校大学を出てるとか、そういうのは人生での成功にはほぼ関係ない。

 どんな瞬間だって自分が今どこにいて、何を目指していて、どんな努力をしているかそれが大事だ。学歴を振り返ってる暇があるなら、さっさとやることをやって次の先に進むのだ。

就職活動の話に戻るけど……就職活動面接で問われる内容(志望動機自己分析自己アピール就職活動の軸、ガクチカ)とかってさ。釈迦人になった今ではわかるんだけど、ぶっちゃけ茶番だよな。はてなブログだと、借金玉さんがそんなことを言ってた。部族の掟に近いものがあるってさ。

就活的なキャラの型枠を、リクルートその他の人材会社が用意したうえで、企業側が「茶番」に対して本気になれる人材会社方針を素直に受け入れて、貢献してくれる)を探してる。それだけだ。

若き大学生が当日記を読んでる可能性は低いけど、たったひとつだけ、ただひとつだけ、会社選びで言えることがあるとすれば……以前、どっかの増田日記に書いてあったのを参考にすると、こんなところだ。

自分が入りたい会社というのは、自分が将来、どんなキャリアを描きたいのか、どんな人生を歩みたいのか、どんな人間になりたいのか。そういうところから逆算して決めていく」

就職活動の軸というよりは、人生の軸という観点である。ちなみに軸、というのは「他人関係なく、自分が正しいと思える考え方」という意味だ。

経済社会バリバリ働きたいなら、そういう会社に行くべきだし、あなた大事にしてる『たましいの仕事』があって、仕事副業でやりたいなら暇そうな業界を選ぶべきだ。

将来、どんな人生を歩みたいのか? それさえ決まっていれば、業界会社を決めることはできる。職種についてはナントモだが……敢えて言うと、保育所とか幼稚園とか小学校とか、それくらいの年頃に何が面白かったのか、が答えになるんじゃないか。その年代に心から楽しめたものは、大人になってからもきっと楽しい

結局、その年の春の終わりに就職活動を終えて、内定をもらえたのは……京都市内にある電子機器メーカーだった。

大手企業を受けるのはやめた。大手病を克服したのだ。それで地元会社一本に絞った。ここまで絞ると、受験できる会社の数は十社程度になった。自分の力をそんなに分散する必要もない。十分に集中できる。

当時は嬉しかったよ。両親に報告したら、父も母も衝撃を受けていた。うちの親って、自分の子どもを親戚の子と比べたがる嫌いがある。それはムカつくのだが、いい結果を報告できてよかった。

両親が、俺が出した実績をありがたがって聞いている。その実績を、電話などで親戚やご近所に知らせて調子に乗りまくっている。スタンダール小説の『赤と黒』を思い出した。小説の中で、こんな感じの場面がなかったっけ? ブクマカで詳しい人がいたら教えてほしい。

両親よりも喜んでいたのは就職課の人だった。内定先を告げると、ご機嫌なビートで小躍りするようにして、ハッピーな感じでターンをキメていた。ずっと以前から、いろいろとお世話になっていた。喜んでもらえてよかった。

この年度の終わり頃、卒業間近だったか大学が出してる何かの広報で、俺の就職先がデカデカと上の方に載っていた。トレーニングルームでそれを読んでいる時、隣にいた学生達も同じ広報の同じページを読んでいた。

「うちの学校から、こんな会社内定が取れるんや」

「ん。どこどこ?」

「ほら、ここや。この会社

「ああ、それマンコやろ」

「……」

「女の一般事務職だって総合職ちゃうし。こんな掲載詐欺に近い」

俺の怒りは有頂天に達していた。当時の日記には「有頂天」と書いてあったが、怒髪天と書きたかったのだと信じたい。

こういう連中はどこにでもいる。気にしたら負けである増田の読者の人も、レベルが高い解釈と低い解釈があるとしたら、迷わず高い方を選ぼう。そっちの方が心身ともに健やかな人生を送ることができる。

https://anond.hatelabo.jp/20240502193041

2024-05-01

学生就活をしていた頃、公務員志望だった

公務員(私が受けたいと思っていた職種)はそれほど待遇よくないし民間も見たほうがいいのかな、と軽々しく言って、父親公務員だった当時の彼氏に、俺の父親公務員なんだけど、って言われて場が凍ったのを思い出したよ

違うんだよ、私が念頭に置いてたのは学力の低い自分でも受けられるような職種であって、彼の父親とは(某国立大卒だったしきっとキャリア官僚とか専門職とかであって)次元が違うんだ、と当時も言ったんだけど、なかなか気まずかったな

2024-04-30

anond:20240429083818

コンパニオンっていうと、車とかゲームの展示会に出てくるミニスカコスプレお姉ちゃんイメージがあるからポリコレ的に抵抗されるんだよね。

ポロシャツとかビジネスカジュアル顧客対応するのは別の職種名にしたほうがいいんじゃないかと思ってる。コールセンター担当者みたいに「コミュニケーター」とかさ。

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