はてなキーワード: ハミングとは
今日、経済学の授業に入ったとき、目を閉じたくなるほどの恐ろしくなるものを見た。
誰かが新しいゲーミングノートPCを教室に持ち込んでいたのだ。
座って奴の野獣を眺めながら汗をかき始めた。
奴はすでに机を鉄骨で補強し、マツコデラックスの太ももよりも太い電源ケーブル用のコンセントを探しているところだった。
私は震え始めた。大丈夫、心配することはないと自分に言い聞かせる。
奴はどうにかコンセントを見つけた。
奴のRGBバックライト・キーボードのカラーライトが核爆発のように燃え上がり、深いハミングが耳を満たし、私の魂を揺さぶる。
街中の電力網が真っ暗になる。巨大なファンが回り始め、教室が揺れ始める。
ほんの数秒の間に、世界は活気に満ちた生命から、暗い、大地を揺るがすような虚空へと変わり、時速150マイルの強風と500デシベルの冷却ファンのうなり声によって、身体は引き裂かれていく。
たまーにいつもお手伝いをさせられている会社の人と用事があったついで且つお昼休み時間があったのでちょっと寄ったヒーコーショップでヒーコーご馳走になったの。
まあそのお店の名前は知っていてボトルヒーコーでも飲んでいたので知っていたけれども、
そこで飲む淹れたてのヒーコーのホッツコ―ヒ一は改めて味わってみるとその改めた味は酸っぱくて
ってかなり大袈裟に味の表現目盛りをマックスに振り上げて言ってるけど、
要は酸味のあるヒーコーで、
今まで知らずに飲んでいたヒーコーは深煎りのなのかしら、
私ちょっと苦い濃いのが好きなんだけど、
そのフレッシュで爽やかな酸味は初めてで
へーこんなホッツヒーコーもあるんだ!って改めて意識してその酸味をヒーコーに感じてみたところよ。
飲み慣れていない味をそれで美味しくない!と言ってしまうのは浅はかなので、
へーこんな味のヒーコーもあるのね。
って勉強になったわ。
というかさー
私その時に時間余しているんなら
私は喫茶店でヒーコーを目指して目的として飛び込み前転して入店しているんじゃなくて
まったくもってその人とは意見がサンドイッチだけに一致しなかったの。
まあご馳走になる手前、
サンドイッチも食べたーい!とはとても言えないじゃない。
そこまで私は図々しくはないと思うわ。
でさ、
その酸味のあるヒーコーをキメたとき、
あまり今の今までヒーコーの味とか気にしてなく無意識に飲んでいたので
色々な味があんのね!って
思ったけど私は知っているわよ。
増田ではヒーコーどうやって淹れて飲むのが一番最強に強まった飲み方だってのは
山に登って山頂で飲むヒーコーだってことをね。
私も一時期一瞬ヒーコー淹れるのに凝って
お湯を注ぐ口が細ーいドリップのするしやすいヤカンあんじゃない、
あれ買ってみたんだけれども、
一瞬で飽きたわ!
と言うか、
あんなにちょろちょろとちまちまと手首のテクニックを駆使してお湯をゆっくり入れられてらんないのよ!
細くゆーっくりヒーコーの粉に最初ちょっと掛けて膨らませて蒸らしてとかってあるじゃん。
それすらも楽しむことができなくて、
結局はいつもどうやってもテクニックがばっちり決まるブレのないコ─ヒ―メーカーで淹れるのが安牌!ってなったんだけど、
そのあとのさヒーコーを淹れた後の出た粉を片づけるのが面倒くさくて、
結局のところ家ではあんまりヒーコー飲まなくなっちゃったのよね。
そう思ったら、
またやって飲んで見ようかなと思いつつ
ヒーコーを全うに飲むには設備の整備が面倒くさくて
なんだかもっと手軽に簡単にしかも美味しいのがあればいいのに!って思うのよ。
あの口が細くなっている
ヒーコー淹れるのに得意なヤカンでゆーっくりお湯を丁寧に均等にしてやるのは
だったらオートマチックにできるヒーコーメーカーの方が便利だし、
あれは人類の叡智だと思うわ。
どうやったって誰がやったって
均等にお湯がちょろちょろと細く出る装置からいつ何回やっても同じ出方をするので、
淹れ方によって味が上下左右される難しいヒーコーにはどんともってこい!なのかも知れないわ。
それかあのフラスコ的なサイフォン式で淹れるヒーコーね。
どめんがくさい、
いや面倒くさい極みじゃない?
それとある程度の多くの量抽出した方が効率がいいってこともあるのかしらヒーコーに限っては?
だけど私ヒーコー飲む量はせいぜい1日1杯ぐらいで気が済むので、
2杯とかそれ以上は逆に要らなくて持て余してしまうわ。
ずっとあれ装置で保温していると煮詰まっちゃって味が変わるじゃない?
それも悩みなのよね。
だからあんまり家でヒーコー飲むなら今は緑茶って感じかしらね。
でも、
私が大体大概の場合概ね喫茶店へ行く目的はヒーコーじゃなくてサンドイッチなので、
そこは意見を一致させておきたいところね。
いつもの喫茶店のモーニングで食べるタマゴサンドにツナってコースメニューもあって
ってことについ先日初めて気が付いたわ。
そうなると、
もうまた別のところの喫茶店の月替わりモーニングのサンドイッチは毎月変わって目新しくて、
毎月の楽しみでもあるのよね。
今月はまだ行けてないから1月が終わるまでのうちに1月の月替わりのモーニングなにかしら?サンドイッチ探検家としてそれを堪能しなくてはならないのよね。
だから、
その冒頭で行ったヒーコーショップに不意に連れて行かれて、
私は月替わりのモーニングサンドイッチは今月なんだろう?って、
やっと1月を制覇できるその喫茶店に行くつもりの予定だったのに出来なくてなんだかもやもやよ。
あと残り少ない日数のうちに何としてでも
今月の月替わりモーニングサンドイッチは食べておかないと今月心残りよ。
今月残り少なくなってきているけど私のサンドイッチチャンスをゲット出来るか祈っていて欲しいわ。
私の好きな濃い苦いの塊のヒーコーで気に入っていたのに、
お店がなくなったのが残念でならないなと思っていたんだけれど、
その系列の別店舗がちょっと離れたところにあるのを発見したので、
同じ系列ならきっと同じはずよね?ってそう期待したいところよ。
そんでさ、
もうまた最近気付いたんだけど、
まあ喫茶店にいったらまずヒーコーは必ず絶対必須必勝であるじゃない。
絶対にあるヒーコーホッツで!ってそれこそノールックでメニューを見ずに頼んでいたんだけど、
こないだ初めてまじまじとメニューを見たら
なんか変な固定概念で喫茶店ではヒーコーのみを飲みたしなむものとばかり思っていたから、
味の苦手なヒーコーに当たったら次はミルクティーとかホットミルクとか頼めるじゃない!って気が付いてしまったわ。
我慢してヒーコー飲まなくても良かったのよ。
喫茶店にヒーコー以外の飲み物メニューがあるって発想が無かったので目から鱗よ。
一つまた賢くなったわ。
でもさ、
初めて行く喫茶店で何頼んで良いか分からないときはノールックホッツヒーコーよね。
そうそう、
また思い出したけど、
ヒーコーを淹れているところ見たことないのよ。
アイランドキッチンでぱっと見キッチンの中にヒーコーを抽出させる装置らしきものがないのよ。
どうやらある程度の量が入っているポットに作り置いてあるホッツヒーコーをそっからカップに注いで提供しているみたいで、
淹れたてだからもれなく美味しい!ってのも固定概念を覆すわよね。
ポットに作り置いてあるヒーコーも案外そこの美味しいのよ。
もう何が何だか何のヒーコーが美味しいのか正解なのか全くもって分からなくなるわよね。
ほんと今までサンドイッチばかりに一目散まっしぐらだったけれども、
この意識して飲んだら酸味の利いたヒーコーを味わってみて、
ヒーコーの沼にはハマらないけれども、
そのヒーコー沼にハマっている人の話を聞くとさ、
もしかして奥が深すぎて正解を叩き出せないから抜けられないんだわ!ってのがなんとなく分かったような気がする違いの分かる私的なダバダーの曲をハミングしそうだわ。
その違いだけは分かったわよ。
さてここで問題です、
うふふ。
お醤油で炊き込んであるのでツナと合わせてパンチがあって美味しいのよね。
ネーミングってそのぐらい大切よね!
寒くなるって言うから
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
氷点下で油断してたらお湯が止まっちゃって、しゃーないから行くかと入ったスパ銭のサウナで、
すずめの戸締まりのルールールルルーってハミングが繰り返し流れていたんだけど、
多分今まで聞いた中で一番安っぽいすずめだった。
サウナの中で流しっぱだったテレビから聞こえてきたのだけど、コンタクトもつけてない裸眼視力0.05以下の自分には
内容はよくわかんないけどよくあるランキング形式しかわからなくて、なんか月並みの感想だったりあるあるあるってうなづきだったり、
声だけでつまらねーなぁ、いっそラジオのほうがいいなぁと思ってたらすずめの戸締まり。
もうほんとに、百匹十円くらいで卸してそうなすずめの戸締まり曲だった。
確か先日行った時は同じ時間に新婚さんいらっしゃいを流してて、医療系パワーカップルで血反吐を吐きそうになったり、毎回新鮮な驚きをくれるスパ銭のサウナではあるけれど、
田舎のおっさんの楽しみってここぐらいだよねってぐらいには煮詰まってる場所でもあって、その中ですずめの戸締まりを流されて俺はなんかもう駄目だった。
来週は違う場所行こうかな
小山田圭吾がオリンピック作曲担当を辞任した。つくづく駄目なことでしか話題にならないオリンピックで、佐野研二郎の過去と盗作疑惑に始まり小山田圭吾の過去の悪事に終わるのかと思うとある意味現代日本を象徴する出来事だ。
多分「東京オリンピック(2020)の不祥事」という項目名でウィキペディアのページを作ったらそれなりの分量のものができるだろう。
それとは別に、そもそもほとんどの人はCorneliusとはどんなミュージシャンなのかほとんど知らないのではないか?
はてななんかにいると日本を代表する音楽家と思い込みがちだが、国際的な名声とは裏腹に彼の代表作が何なのかを知っている日本人はかなり少ない。少なくともワイドショーやスポーツ紙を見ているような層は知らない。
多分組織委員会や政府の偉い人たちも、小山田圭吾がどういう曲を作っているかは知らないだろうし、足を引っ張っているとしか思えないクソ擁護をしていた古市憲寿も知らないだろう。
小室哲哉みたいに誰でも知っている歌謡曲的なヒットソングがあるわけでもなく、坂本龍一みたいにサウンドトラックで国際的な賞を受賞しているわけでもない。
フリッパーズ・ギターなんて20代から下の若者は知らないし、ブルーハーツやサザン・オールスターズほどの国民的知名度があるわけでもない。同じようなジャンルのミュージシャンならば、東京は夜の七時つながりで小西康陽に依頼すればよかったのに
そんなわけで、彼がどういう音楽を作ってきたかをここで勝手に羅列する
https://www.youtube.com/watch?v=bJxajh5XOgE
フリッパーズ・ギター時代の名曲。小沢健二作詞。昔の小山田圭吾はこんなポップな曲を歌っていたのである。一方で歌力はなく、ソロになると次第にボーカル曲はなくなっていった
https://www.youtube.com/watch?v=jgxmgtJ2Lc8
ちびまる子ちゃんって小山田圭吾提供の曲があったり、おどるポンポコリンのリミックスを石野卓球がやってたり、さくらももこってこの手のミュージシャン好きだよね。
もしかしたら今回のことで「ハミングがきこえるって小山田圭吾だったの?」なんていう人もいるかも知れない
アルバム69/96収録。残念ながらYoutubeにはなかった。小山田圭吾がヘヴィメタルに傾倒してた頃の楽曲。hideによるリミックスあり。
https://www.youtube.com/watch?v=C4EddUE80m0
アルバムFANTASMA収録。「STAR FRUITS」「SURF RIDE」の2枚のアナログ版をターンテーブルで同時に再生すると一つの曲になる。
この頃はまだ歌っていた。
https://www.youtube.com/watch?v=KZvgeMRGPcw
アルバム「Point」収録。この頃からアンビエントによりはじめボーカルらしいボーカルがなくなる。
https://www.youtube.com/watch?v=WNSde6BQiDM
アルバム「SENSUOUS」収録。ますますアンビエント色を強めていく。
https://www.youtube.com/watch?v=5YlkHinTpYI
https://www.youtube.com/watch?v=wtveG1aw_Qo
坂本真綾への曲提供、攻殻機動隊ARISEのテーマ。
ライオンのシワすっきりソフランを愛用してきた。匂いに敏感な方なのでなかなか気持ち悪くならないものがなくて、これの他だとやはりライオンのソフランアロマリッチの一種類を少なめに使う感じになる。
年に三つくらいは別のものを試すが、大丈夫だったのは今のところアロマリッチだけ。ただ匂いが強すぎるし仕上がりの感触がシワすっきりソフランのほうがやっぱり好き。
ハミングも昔は平気だったのにダメになり、柔軟剤入りの洗濯洗剤も大丈夫なものは見つかっていない。第一高い。
シワすっきりソフランはここ10年くらいかけて店舗の取り扱いが無くなっていき、昨日近隣で唯一取り扱いがあった店舗から遂に棚が無くなった。ピンクのパッケージのソフランはあるのになあ
がっくりしてライオンの公式サイトを見てみたらアマゾンで買ってね☆と。
アマゾンでは値段が高い。
アマゾンではアマゾンパントリー送料390円はらうなら単価は236円。
三つセットなら送料無料で1345円
高い…パントリーで20個まとめて買うなら一個辺り許容出来る値段になる。
でも洗剤に今月5000円近くって…子供の服も買い足さないといけないし物要りなのになあ。
年1以下だけどイトーヨーカドーで激安で買えるときがあるけど、年末に一回あって二年ぶり以上だったから暫くないかもだし…
どうしよう
!謎の女は通訳役だったの⁈天才すぎる上田先生。謎の女無駄に歌うまいなぁ。ふた言ほど通訳した後はハミングに切り替えて実際は通訳していることを表現しつつ、劇中のゲーテとベートーヴェンは普通に会話をする。
実際はベタ褒めだったようだけど、なるほど。
有名なエピソードきました。劇中では皇帝皇后カール大公ルドルフ大公メッテルニヒもいたけれど、史実で目にしたのは皇后マリア・ルドヴィカとその取り巻き。
皇后は史実では1807年に2番目の妻マリア・テレジアが亡くなって、1808年にマリア・ルドヴィカになっているけど、劇中では千風さんが通しで演じている。だからこそ配役の名前も「オーストリア皇后」でぼかしてるんだな。
謎の女「過激なことを言わないで」
青木やよひ氏の著書によると、ゲーテはベートーヴェンを直接諌めるようなことはしていなかった。
ベートーヴェン「奴は、負けない」
ナポレオンを完全に否定しきれていないというのは、かげはらさんの記事と同じ。
実際はその後和解してた模様。
1812、1814。
葬送行進曲は、若干不吉さを増すオリジナルパートが加えられているか。
百日天下飛ばされたけどウィーン会議きたなあ1814年、退団の煌羽さんがメッテルニヒだしな。
青木やよひ氏の著書では、ゲーテはナポレオンの後継者をメッテルニヒに見出したとも言われるらしいが、イェナ大学監督官の職を固辞。それは事実上の監視役であることを察知したからでは、と書かれている。これや。
ふむ、ベートーヴェンの2歳下。彼の窮状を救うようメッテルニヒに訴えたという話を見かけたからそれ絡みかなあとも思ったけど、単純に宮廷側。(なおサリエリ も、ベートーヴェンの《ウェリントンの戦い》1813の演奏会で打楽器だかで出演という話もあったけど、単純に宮廷側の模様。)実際ロッシーニはウィーン会議にはいなかった、かな。ウィーンでロッシーニ人気が吹き荒れるのはウィーン会議後か。
されど進まず。
監視社会。
史実ではゲーテはテプリッツの時点でベートーヴェンの耳のことを知っていたよう。
メッテルニヒ「彼らはただ腹を満たし、あたたかいベッドで眠りたい。そのためなら革命の大義も唱え、それでも不満なら変節して皇帝を支持する。彼らにとっては、革命でも、皇帝でも、音楽でもいいのだ、楽になれたら。さあ曲を書きたまえ、国民が日々の憂さを忘れるような」
痛烈。
謎の女「イギリスへ行きましょうよ」
お?
うん。家政婦と通訳するうちに情が湧いたのかな。
「ほんとうに、聞こえてないのか」
「彼は終わりですな」
映画『不滅の恋』ではピアノ協奏曲第5番が崩壊し、アンナ・マリー・エルデーディが助けるシーンがあるけど、曲がなんだったにせよこんなことあったのかな。
去っちゃうのー⁈最後まで援助してたルドルフ大公も。とことん追い込むやつね。
夢白さん美しい。耳が聞こえない怖さを感じたシーンはこっちだったかな。
おう、帰るんか。ほんとは一回も帰ってないらしいけど。
3拍子かと思ったら4拍子。オリジナルか。
おおーー、うーん、これもとことんベートーヴェンを追い込む設定か。実際はベートーヴェンより後に亡くなってる。じゃあさっきベートーヴェンに話しかけたエレオノーレは過去の幻影というよりも天国に行く前だったか。
小さな炎の健気さ、好き。
テプリッツから戻った1812年の秋から6年ほど、"傑作の森"期を抜けたベートーヴェンはまた孤独期に入る。《ウェリントンの戦い》やウィーン会議での成功も彼にとってはなんでもなかった模様。交響曲については1812年7番、8番ときて、次の9番1824年完成までは10年以上開く。
不滅の恋人Aとの破局、ナポレオン失脚、急激に悪化する耳(1812年時点ではまだ道具に頼らずとも会話ができていた)、パトロンたちが亡くなり経済的に困窮。甥カールの親権問題なども。これが劇中では、ナポレオン失脚は同じとして、ゲーテとの決別、難聴を暴かれ演奏会で失敗、ルドルフ大公も去り(パトロンがいなくなるという点では一致)、そしてロールヘンの死(不滅の恋人との破局にあたるか)、になってる。
8割くらい「音楽用語は分からんがいい曲なのだけはわかる……!」ってなったけど俺が書くにはあまりに音楽知識に乏しい。
しかし付随したコメントに惹かれた増田リスペクトで自分なりに頑張って感想を書いた。書き終わってから見直すと背伸びしてる感もある。
トラバやブコメで出てるものは抜いたつもり。好きな曲がいっぱいあがっててうれしい。
愉快な雰囲気の楽器たちにウィスパーボイスがマッチしてるお洒落曲
渋谷系の流れだと思う。小気味よいDJサウンドに空元気を感じる歌詞。夜の七時に湾岸走りながら聞きたい
間奏のガムランっぽい音。一方、ドラムは東北の祭りのような響きもある
転調もころころ有るし、歌ってみるとリズムも取りにくいテクニカルな印象の曲
アニソンっぽくないと思ったんだよな。サビのメロディも歌謡曲の流れだよね
ラスサビのどこまでも上っていく感じが、健康的に(?)エロティックな歌詞と相まってエンドレステープのように高まっていって好き
夏の高揚感がいっぱいに詰まった曲。なのに寂しさの予感を感じさせるのがどういう仕組みなのか
サビのはねるようなメロディで、SoLaMi SMILEのみんなと一緒にけんぱっけんぱっしたくなる動きたい曲
EDMみたいな、不穏な雰囲気が溜まって溜まってきっちり解消されて、そのあと残るのが爽やかさという不思議曲
AメロBメロのドラムもベースもかっこよくて洒落てる。サビの裏で鳴ってる金管楽器っぽい音もツボ
アルペジオが波のように聞こえてきて怒濤のサビから間奏の静けさにつながっていくのがいい
男性アイドル特有のキラキラってあると思うんだよな。デビューしたてのジャニーズのようなまっすぐさを感じる
最初は音程をなぞってるだけなのに、徐々に歌詞になっていくのがアンドロイド感出てていいよね。初音ミクというか
若い夏の輝きの思い出って感じがとても好き。みつあみとウェーブした髪で成長が感じられる
ハイトーンを出すところの歌い方がきれいで好きなんだと思う。「誰も探してる夢はきっとある」の「ゆ」とか
サビの伸びるところが心地いい。「思い出ひとつ持たずに」っていう歌詞を心地よく感じたと思う
「戦う勇気を支えてあげるよ」って歌詞の距離感だよね。おジャ魔女どれみ好きなのと結構近い感覚だと思う
静謐な朝のようなイントロからホーンがパッパッと入ってくるキャッチーなAメロ
眠そうな女の子を思い浮かべたいんだがどうしても前山田健一の顔がちらつく歌詞。だんだんひらがなだらけになるってねむけをかんじる
中塚武と土岐麻子の原曲の方が好きではある。ジャジーなアニソンに弱いのは俺だけじゃないはず
どこを切り出してもノリノリになれるこの感じ。
イントロのバスドラムからギターの音も格好いいけど、声質がかなり好き
OPのイントロの映像にやられたのが正直なところかもしれない。サビ後の鐘も学校っぽさが印象づけられて世界感にどっぷり
なんで好きって言われるとよくわかんないんだけど。声質なのかな
ざっと上げてみると音楽な面白さよりは歌詞に着目して聞いている、
作品への思い入れが一番のポイントのような気もする、といろいろ発見があった。
他の人も書いてみて欲しいな。
何か書こうと思い付いてたけど、
思い出せないってことはどうでも良いことなのかも知れないわね。
きっと本当にそうやって書かなければならぬことであったら、
思い出せるはずだわ。
そう思っただけよ。
矢野顕子さんが
いやー違うような気がするわ。
それじゃない感じ。
うーん、なんだったっけ?
と言うのだっけかな?
いやーなんかこれでもないんだなぁ。
いいわ。
また思い出したら
そうそう、
知らない間に流れている曲をスマホが聴いていて
今流れている曲はこれです!?ってスマホが一人ドレミファドン!をやってるのよ。
私のハミングしているハミング三分の一の曲も当ててくれるのかしら?
そう思うけど、
夜に掛かって流れている曲とかも拾ってきていて、
うーんあなたこれどこまで聞いてドレミファ丼!やってるの?って
プライバシーは隠されているだろうけど、
まあ小さいことは気にしない!ちゃんわかちこちゃんばりに気にしないことにするわ!
うふふ。
もう世の中にはハムタマゴサンドしかないのかしら?って思うぐらい
そう思ってたけどきっとサンドイッチのヴァリエーションって案外ないのかも知れないわね。
まあいいわ。
お酢を切らしちゃって、
お酢買ってこなくちゃ!押忍!って気合い入れて行かなくちゃいけないけど、
飲むお酢があったので、
ブルーベリー酢のやつね。
今日はそれっすね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
なんで?
干す前に振るといいらしいとのことなので、それはもうビュンビュン振ってみた。
ライブ会場かというくらい振ってみた。
親に聞いてみた。
ふんわりさせるタイプの柔軟剤を使ってみたらいいんじゃないか?と言われた。
柔軟剤ってどれもみんなふんわりさせるものじゃないのか?と疑問に思ったが、ハミングリンネのふわりを買ってみた。
ふわりって書いてあるんだし、ふわふわになるだろうと思った。
正直そんなに変わった気はしなかった。
逆に柔軟剤を入れるのは良くないというネットの記事も見たので、それも実践した。
やっぱり変わらんなぁ……。
あまり長い時間天日干しをするのもダメだというので、在宅期間をいいことにこまめにベランダに乾き具合をチェックしに行ってみた。が。
気がついたらパリパリになってていいタイミングがわからん!!!!
タオルの寿命か?とも思ったが、新品を使って洗濯するとゴワゴワになった。つまりタオルの寿命ではないはずだ。多分。
結局いつもパリパリのゴワゴワで体やら顔を拭いている。かなり悔しい。
ふんわりとも思ったことないけど。
供養。
真乃
【音量】 ☆☆★★★
【意識度】☆☆★★★
【音消し】する
音も意識も普通、音消しするのも普通。流してまでは音消しはしなさそう。
灯織
【音量】 ☆☆☆★★
【意識度】☆★★★★
【音消し】する
そんなに目立つわけでもないけど結構気にしてるタイプ。音姫がないところではなるべく音がしないように気をつけてしてそう。
めぐる
【音量】 ☆★★★★
【意識度】☆☆☆☆☆
【音消し】しない
母親がアメリカ人だとあまり気にしなさそう(超偏見)。ハミングしててほしい。
恋鐘
【音量】 ☆★★★★
【意識度】☆☆☆☆☆〜☆★★★★(可変)
【音消し】場合による
周囲が女性だけなら気にしなさそうだけど男性に聞かれかねない状況では恥ずかしがりそう。
霧子
【音量】 ☆☆☆☆★
【意識度】☆☆★★★
【音消し】する
ほとんど音がしないタイプ、誰も言わないけどちょっと羨ましがられてる。でもエチケットだからと音姫があればちゃんと音消しはする。
結華
【音量】 ☆☆☆★★
【意識度】☆☆★★★
【音消し】場合による
人がいなければあまり気にしない。女子でも誰かがいたら音消しする。
摩美々
【音量】 ☆☆★★★
【意識度】★★★★★
【音消し】する
すました顔して絶対超気にしてる。たぶん携行音姫持ち歩いてる。
【音量】 ☆☆☆★★
【意識度】☆☆☆★★
【音消し】しない
「女性なら普通だろう?」タイプ。でも本人の音は控えめなのをわかっているので気になる人の気持ちはわかる。
果穂
【音量】 ☆★★★★
【意識度】☆☆☆☆☆
【音消し】しない
今どきの小学生って音姫が当たり前かもしれないし間違ってるかも。今はあまり気にしてないけど成長したらすごく気にするタイプだと思う。
智代子
【音量】 ★★★★★
【意識度】★★★★★
【音消し】する
音が目立つのがコンプレックス。音姫がなければ流して音消しする。なるべく流速を抑えてるのに音がしちゃう可愛そうなタイプ。
【音量】 ☆☆☆☆★
【意識度】★★★★★
【音消し】する
ほとんど音はしないくせにめちゃくちゃ気にするタイプ。他の人が音消ししていないと気になって落ち着かなさそう。
凛世
【音量】 ☆☆☆★★
【意識度】☆☆★★★
【音消し】する
恥ずかしいというよりは他人に不快な思いをさせたくないタイプ。でも他人に強要することはない。
夏葉
【音量】 ☆★★★★
【意識度】☆☆☆☆☆
【音消し】基本しない
やはり堂々としてる。「女はそういうものでしょう?」メンタリティっぽい。でもTPOは弁えてそうだし重要な場面(?)では音消しする。
千雪
【音量】 ☆☆☆★★
【意識度】☆★★★★
【音消し】する
本人が気にしてるのもそうだけど他人の音も気になってそう。特に男性に聴かれそうな場面で不注意な人にはやんわり伝えてそう。
甘奈
【音量】 ☆★★★★
【意識度】☆☆☆★★
【音消し】する
知らない人しかいない場所では平気だけど知り合いのいる場所では気にしそう。油断してたら出た後に知り合いがいて内心「やっちゃった……」って思ってて欲しい(願望)。
甜花
【音量】 ☆☆★★★
【意識度】☆☆☆☆★
【音消し】しない
気にならないわけではないけど音消しすること自体が恥ずかしいタイプ。他に誰かがいたらその人が音消しするのに合わせる。
【音量】 ☆☆☆☆☆
【意識度】☆☆☆☆☆
【音消し】しない
全く音がしないナチュラルボーン、宇宙人。音がする人に対する好奇心がありそう。
冬優子
【音量】 ☆☆★★★
【意識度】★★★★★
【音消し】する
女子のエチケットとして気にしないことはありえない。周りに誰もいなくとも絶対に音消しはする。
愛依
【音量】 ☆☆★★★
【意識度】☆☆★★★
【音消し】する
人並みに気にするけどそれはエチケットのため。他に誰もいなければそれほど気にしないけど一応音消しはする。
雛菜
【音量】 ☆★★★★
【意識度】☆☆★★★
【音消し】基本する
他にいるのが透だけの時に限り音消ししない。
透
【音量】 ☆☆★★★
【意識度】☆☆☆☆☆
【音消し】基本しない
「別に普通じゃん」とか言ってそう。でもPに聴かれそうな時だけ音消しする。
円香
【音量】 ☆☆★★★
【意識度】☆☆★★★
【音消し】する
浅倉がいる時は音消しした上でなるべく音がしないように最大限の努力をしてる。
小糸
【音量】 ☆☆★★★
【意識度】☆☆★★★
【音消し】する
職場で席が近くのおっさん、ワイシャツからいつも柔軟剤の良い香りがしていた。
香水のように派手ではないが、甘ったるくなく、花のような、柑橘系のような、清潔感のあるほのかな香り。なんとなく『人』を感じる香りっていうのかなあ。兎角その香りが好きだった。
何の柔軟剤を使っているのかずっと気になっていたら、ある日飲み会で何かの話の流れで「ハミングを使って自分で洗濯している」という話を本人から聞く。
……そうか、ハミングか!
ドラッグストアへ向かった。
丁度柔軟剤が無くなりかけていたから、そんな言い訳をしつつ、柔軟剤売り場へ向かう。ずらりと並ぶ色とりどりの柔軟剤。そしてハミングを発見する。
ハミングってこんなに種類があるのか。
ちょっとびっくりしながら、おっさんが選びそうなやつを考え考え、青色のものを手に取った(香りのテスターは無かったので本当に勘)。
帰宅し、期待に胸を膨らませながら洗濯機をかける。勿論今日買った柔軟剤を使って。
うきうきしながら洗濯物を干すと、おっさんのあの清潔感ある香りが立ち込めてくる。うれしい。当たったな、と思った。
翌日、乾いた服を着ると、やっぱりおっさんの香り。仕事中、おっさんがいなくても、自分の服からおっさんの良い香りがして、その度に少しきゅんとした。
おっさんが居なくなった後も、自分の服からおっさんの香りがする。
おっさんが気難しい人でよく注意されていたこと。おっさんがたまにしょうもない冗談を言って職場を和ませていたこと。仕事がわからない自分に、忙しいのにもかかわらず丁寧に仕事を教えてくれたこと。
嗅覚と記憶ってこれほどまでにリンクしているのかと自分でも驚く。
おっさんが元気にしていてくれればそれでいいや。
連休使っての旅行計画に精を出すうち、気づけば既にリアタイ勢から周回遅れを食らっている今日において今更1話の感想なんて…とは思いつつ感想を書くことにした。1~2話までしか観ていないので、3話以降を既に見ている諸兄においては「何言ってんだこいつ」程度の温情を頂ければ幸いだ。なおニコニコ動画のコメントやツイッターの実況などは敢えて見ずに書いてみた(このあと見るつもり)。ニコ動で観てると、感想がだんだん「ネットミーム紹介文」みたくなっちゃうの難しいよね。
それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。
~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信。
~のみ最新話無料…対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信。
私はTVでアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。
Netflix独占
クリスマス生まれ(多分)と火曜日生まれ(多分)の二人が火星の大都会で一緒に音楽する青春ドラマ。「カウボーイビバップ」等でおなじみナベシン監督の新作。制作はボンズ。 本作で特に目を引くSF描写。都会の中心部はいかにもSFっぽい高層ビル群な街並みなんだけど、周辺に90年代アメリカみたいな町並みが広がってたり、往来する人も含め朝昼晩と色んな表情がある。「大都会だけど金持ちや貧乏人、ホワイトカラー、ブルーカラーが入り交じる都会感」に強いリアリティがあるところが好き。細かい所だと、飲食店の注文が全部スシロー方式(店員呼ばなくておk)なのに、作中の客がみんな店員呼びつけてクレーム入れてたのリアルすぎて笑った。設定こそSFだけど、現代を舞台にしても成立するような話をあえてSF世界で展開するっていうのもリアリティを強める要因っぽい。そんなSF描写の中でも好きなのが「家出ってどうやるの?そんなこと、聞ける人もいなくて。色々とググってみたけど、やってみたら意外と簡単だった」という冒頭のモノローグ。ゆうて火星の話ってことは実質ファンタジーみたいなもんかな、という先入観があっただけにこの一言だけで「実はこの世界はリアル世界と地続きで、しかも遠い未来というわけでもなく、とりわけ若者像はほとんど変わっていないんだよ」というSF世界であることがわかる。似たようなシーンだと、セッション後「私達のはじめての曲が完成しました!イエーイ!」つってインスタにセルフィをアップするシーン。作中何度も語られる「何も特別ではない、リアルの世界にもたくさんいる、何者でもない誰か」て感じをよく表してる。本作の脚本はみんな大好き赤尾でこなんだけど、私はやっぱり彼女の関わる作品に登場する女性が一番好きなのかもしれない。先のクールで言えば「同居人は猫~」「3D彼女」が赤尾でこ脚本。ハルって女の子だよね?特に同居人は脚本・赤尾でこx絵コンテ・佐山聖子タッグによる挿話がたくさんあってめっちゃエモかった。
1話では「二人がなぜ音楽をやっているのか」という部分が中心で、音楽への初期衝動を丁寧に描いてるのが好き。「ふとラジオから流れてきた曲を聞いて涙が出てきた」とか、路上で演奏してるけど歌はなく(ハミングだけ)「ただの音の連なり」を演奏してるだけ、とか。本作に限らず「初めて新入生に軽音部が自己紹介がてら演奏を見せるシーン」とか「生まれて初めてライブハウスでライブを見たシーン」とかめっちゃエモいよね。
セッションも、最初はお互いにそれぞれの初期衝動を持ち寄って始めるんだけど、お互い探り探りから徐々にノッてきて、歩み寄っていく過程がすごく丁寧。途中でやり直してみたりとか、お互いに相手を見つめながらテンポや歌を合わせる感じとか。
それにしても演奏シーンがやばい。最近は演奏シーンに3DCGを駆使してダイナミックな動きを表現する作品が増えてるけど(ピアノの森とか)、本作は演奏シーンに限らず多くが作画アニメーション。ボンズすげえ。ギターの弦を押さえる運指見てるだけで一日が終わりそう、別のカットも、手元だけを映すんじゃなくてチューズデイの上半身全部作画してるし(大抵の楽器は全身使って演奏するものなので、彼女もギター演奏中は体をかなり動かしている。本作はそれを作画で丁寧に表現している)。
加えてギターの作画が凄まじい。まずギターケースを開けるときのアニメーションから既にヤバイ。あえて楽器の持つ神秘的な雰囲気とか、艶やかな反射とかを作画で表現してるのは京アニだけだと思ってた。
SF的大都会、ストリート系の子と一緒にストリートミュージックを、お嬢様ファッションに身を包んだ子がアコギ演奏するっていうギャップは、案外「全力でアコギ演奏シーンをリアルに描きたい」という発想からスタートしてたり?
そしてギターの音ワロタ。開放弦でベヨェーンしたときのボディが響く感じとか、ギターに指が触れたときのギュインッまでちゃんと入ってるし、セッション中なんかギターの音に限らず、服の擦れる音「彼女たちが演奏してる部屋の空気の音」が(おそらく)全部入ってる。演奏シーンは文字通り空気が変わった。
「え、歌くっそうまいやん」と思った人も多いと思うけど、本作はCVと別に歌担当のアーティストがいる。英語圏でオーディションをしたらしく、この人たちがまたとんでもなく歌がうまい。もうハミングの時点でめっちゃうまいってどういうことなの・・・
音楽で言えば劇伴はMocky。R&BやJAZZの人で、軽快なベース音がたまらない。ついビバップの菅野さんを思い出しちゃう。それにしても、音楽がテーマの作品とはいえ劇伴が多彩すぎる。1話を通して音楽アルバム聴いてるみたい。
歌で言えばEDは作詞・作曲・編曲Benny Sings。劇伴から一変してPOPS。カートゥーンっぽい絵と相まってかわいい。
すんでのところでFOD独占を無事回避
浅草の日常アニメ。「さらざんまい」の意味は、ざっくりいえばユニバース感覚のこと。それにしても「さらざんまい」というネーミングセンスよ。幾原邦彦監督による新作。制作は「ユリ熊嵐」に引き続きラパントラックで、本作は共同でMAPPAが参加している。ピングドラムやユリ熊嵐で印象的なピクトグラムを担当した越坂部ワタルや、その2作で劇伴を担当した橋本由香利が本作にも参加していて、「チーム幾原邦彦」が確立されていく感じがある。
俺が本物のかっぱをみせてやるよ!(by幾原邦彦。公式ラジオ番組が毎週配信されていて、MCが諏訪部順一&まさかの監督。制作大丈夫ですか?)とのこと。曰く「かっぱと尻子玉は切っても切れない関係。なのに尻子玉を描かないかっぱ作品が多すぎる」というわけで、本作では尻子玉が重要なモノとして描かれている。これが本物のかっぱだそうです。噂に聞いてはいたけれど、かっぱに尻子玉を抜かれるというのはかくも恐ろしいことだったのか。ちなみにエンタの中の人は「尻子玉が抜かれるときの気分は、痛み8割気持ちよさ2割くらい。あと恥ずかしい」という気持ちで演技したとのこと。ノイタミナのプロデューサーからの「勘弁してください。ノイタミナですよ?」という柔らかい拒否を押し切って作られた尻子玉搾取シーンは割と必見。
1話は「かっぱとは?尻子玉って?」を中心にまとまったお話。ピングドラムやユリ熊嵐と比べてとっつきやすい感じがある。公式あらすじも
「中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!」
といった感じでかなり分かりやすい。とはいえ、本質はピングドラム、ユリ熊嵐に続く群像劇、というか愛憎劇なので結構しんどい系ではある。非常に愛が重い。ピングドラムのストーカーっ子にドン引きした視聴者は多いと思うけど、要はあんな感じ。作画部分でもキャラの表情、特に主人公のアップがすごく綺麗(中性的な顔っていう感じがよく出ていて好き)で、より群像劇みが強い。冒頭の主人公が走るお芝居すごい。
ユリ熊嵐と比べると、あっちが「隔世」なのに対してこっちは「現実世界(浅草)」という舞台設定の違いがある。描かれる浅草の描写もすごくリアルで、いわゆる「世界的な観光地」ではなく「昔ながらの下町っぽさ」に焦点を当てている感じがすき(背景:スタジオパブロ)。ぐちゃぐちゃした看板まで再現してて、三ツ星カラーズ並みに生活感がある。そして登場する場所が、地元民ならではのチョイス。監督自身が若い頃から浅草で遊んでたらしく、その頃のイメージを元にアニメの舞台を浅草に決めたらしい。浅草寺などの観光地より雑踏(街を歩く人、通勤の車とか)によって街の雰囲気を描いているところとか、生活圏にあるテーマパークこと「花やしき」が出てくるとことか、地元民らしい描き方だよね。
そして例の尻子玉(尻子玉と書いて「よくぼう」と読む)搾取から始まる一連のシーン。みんな何回くらい観たんだろう。MAPPAが関わってるだけあって凄まじいアニメーションに仕上がっている。劇中歌とともに欲望搾取~浄化までシームレスに続くシーンの中毒性やばい。過去作と比べ、初めから終わりまでキレイにまとまってて完成度が非常に高い。「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のレヴューと似たような感動を覚えた。またアクションをするのが人間ではなくかっぱやモンスターなので、より一層爆発力というかファンタジー感が加速しているのも好き。
挿入歌でいうと、ユリ熊嵐と一変して本作はほぼ登場人物が男性なのが印象的で、挿入歌も今の所ボーカルが全員男性。特に2話挿入歌「カワウソイヤァ」がすごい好き。余談だけど、アフレコ時点であのシーンはアニメ化用の実写映像資料だったらしい。ちょっと観てみたい。
EDは「青春ブタ野郎」OPでおなじみThe Peggies。青ブタもこれもしんどい群像劇なので、このバンドサウンドがすごく合っている。
ところで、最後の「フィクションです」的なキャプションは一体どういう意味なんだろう。「まあ、かっぱなんて存在しないんですけどねwww」とか「実際のかっぱはこんなんじゃないんですけどね、へへへ」とか?かっぱが非実在みたいなメッセージに見えるから不適切じゃない?
ゴブリンスレイヤー。英題は”DEMON SLAYER”。エミヤさん家に引き続き、ufotable肝いりの新作(ユーフォーテーブルって読むのね、初めて知った)。テーマは「動く浮世絵」とのこと。大正時代の日本を舞台に、鬼殺しをするお話。制作体制的にはufotableのアニメ「テイルズオブゼスティリアザクロス」の布陣。舞台こそ違えど、壮大なファンタジーっぽく仕上がっている感じは似てる。特に壮大なBGMの使い方とか、映画かな?これ絶対映像に合わせて作曲してるやつでしょ(やってるってラジオで言ってた気がする)。オケ~雅楽までなんでもありな感じが聴いてて楽しい。
近代の日本を舞台にしたアニメの中でも特に地方(山の中)が舞台のアニメといえば「ゴールデンカムイ」が似てるかも。背景美術でいうとあっちは「美しい自然を感じる」っていう印象なんだけど、本作は背景が全体的に黒っぽくて薄灰色に支配された不吉な感じ。闇=鬼の領分、みたいな緊張感がある。そういう意味では「どろろ」に近いのかも。金カムは実質ゆるキャンなので、自然の描き方は趣向がかなり違う。金カムが「自然怖い」なのに対して本作は「鬼怖い」だし。野生の動物が登場しない感じからもそういう意図があるのかな。
で、何その背景の書き込み。ユーフォーテーブルの背景(たぶん自前)って、エフェクトを自然に盛り込んで多角的に映す演出をするけど絵っぽさを残してるというすごい技術を使ってるよね。2話の修行シーンとか特にやばかった。主人公が背景の中にちゃんと存在して、立体的に生えてる木々の中を疾走しているようにしか見えない。でもキャラデザはテイルズオブゼスティリアザクロスと違い、輪郭線に特徴がある平面的なデザインになっている(浮世絵みたいな感じ)。そんなキャラが縦横無尽に画面を駆け巡るアクションシーンすごくない?最近だと「スパイダーバース」とか。あれは更にすごかったけど。
1話はゴブリンスレイヤーで言うところの前日譚で、「鬼って何なん?」みたいな話が中心。いわゆる妖怪等と違い、鬼がゴブリンくらい生き物してる。金カムではヒグマが神様の化身みたいな扱いで人間を襲ってたけど、あれくらい怖い。おまけに人並みに考える上に喋るしほぼ死なない。散発的に現れる感じはゴブスレで言うところの「落ち延びたはぐれゴブリン」なのかな。強烈なヌルヌル作画ゆえ、鬼がとても肉肉しくてキモい。「甲鉄城のカバネリ」のカバネくらいキモい。
そんな厳しい世界を生きる主人公(CV.花江夏樹)の、鬼気迫るセリフや息遣いがめっちゃ好き。ゴブスレさんは鎧に身を包んで常に平坦な口調だったのに対して本作の主人公はすごく感情表現豊か。「4月は君の嘘」を見てから彼の演技が大好きなので、またアレを見れるのが嬉しい。演技で言えば、鬼頭明里演じる禰豆子かわいい。基本的に山田たえ状態なんだけど、呼吸やうーうーだけで感情の起伏(非常にピーキー)や体型の変化を表現する感じとかめっちゃ好き。特に2話の見せ場では音楽とアニメーションによる強烈な緩急も加わってすごいことになってた。ご飯を我慢するシーンすごいよね。癒やされる。