はてなキーワード: 青森県出身とは
http://anond.hatelabo.jp/20080610215148
こういう「○○の奴が悪い事をした、やっぱり○○は悪い奴だ」的メソッドのはそれこそ昔から掃いて捨てるほどある。
簡単に言ってしまえば
「犯人は○○だったらしい(しかし俺は○○じゃない)」
→「○○って気持ち悪い(理解しがたい)」
→「○○の奴は居なくなってしまえよ(そっちの方が俺にとって住みやすい世界だよ)」っていう心の理論だ。
もちろん、今は時期柄オタ批判が多いが、
オタクによるDQNやスイーツ批判や、非モテやウィンプによるモテやリア充・マッチョ批判だって同じだ。
で、こういうのに思うんだけど、こういう時に人は瞬時に切り捨てる○○を(当たり前だけど)自分に無い属性を設定する。
オタクじゃない俺にとってオタク気持ち悪いから居なくなってしまえよ。
スイーツとか言ってるような三次元バカ女はどうせ俺に利するものなんてないんだ、居なくなってしまえよ。
俺は無宗教だからカルトに信心してる奴の気が知れないや、邪魔だから居なくなってしまえよ。
こうして人は「俺に関係のない(or俺にとって邪魔な)○○、居なくなってしまえよ」だ。
でも、それってズルくね?
色んな角度で考えてみよう。
例題)秋葉原でオタクで非モテで派遣の男の子(青森県出身)が無差別殺人を行いました。
「やっぱりオタクって気持ち悪いや、居なくなってしまえよ(by非オタク)」
「やっぱり男性ってすぐ暴力に訴える!ああ恐ろしい!(byフェミニズ子)」
「やっぱり非モテって病んでるんだよ!どんだけー!(byモテ男)」
「やっぱりウィンプのようにウジウジ生きていると自分を守れないどころか人さえ傷つけてしまう。人はまず強くあるべきだね(byダンコーガイ)」
「やっぱり青森県民って野蛮!リンゴばっかり食べてるから血に飢えてるんじゃない?(by秋田県民)」
「やっぱり人間って理解できないや、居なくなってしまえよ(by地球)」
どれもアホみたいな言い方だ。うん、「どれも」ね。