はてなキーワード: 落ち着けとは
お前な、そういうこと言い出したら、世にいる人間全部が被害者であり加害者であることになっちゃうだろ。
ほどほどの距離にしてほしい。いや、正しいんだが、正しいけど、それは言わないのがお約束なんだ。
たとえばさ、この話はどのくらいの場所で落ち着けば良いんだ? 俺、以下のどの椅子に座ればいい?
・四肢切断は邪悪な趣味だから人に話さない方がいい。(何がどう邪悪なのかよく分からないけど、なんか邪悪なんだ)
・四肢切断が現実の世界にやってこないならば十分だと思う。(実際の人間相手じゃないからまだましだよ)
・ああ、四肢切断好きがいるんだな。(彼は四肢切断にはぁはぁする)
・彼の四肢切断好きの理由は文章として面白かった。(四肢切断好きの人をネタにしたのか)
俺は時に一番下の椅子を選ぶんだ。
「俺が四肢切断好きな彼の話を聞いて不愉快に感じた。彼が俺の反応を聞いた場合、彼も傷つくようになる」
となって、すんげーややこしい状況に見られるようになると思わないか? ネタの応酬なら良いけど、マジなら最悪だよ。
http://anond.hatelabo.jp/20091024212618
ふぅ
>> その人の価値観や信条を完全に理解できるような面接試験のやりかたがあるのならば、ぜひ教えていただきたいと思っている。<<
http://anond.hatelabo.jp/20091024234940
クックックッ リスク回避は、採用面接だけでなく採用後も大変なんだぜ
うちは社員5人以上集まれば昼休みの会議室の利用や活動費半額助成をしている
その女子社員は入社5年目の若い女子社員で他の社員からも人望もある
その彼女がストレスを緩和するためにサークルを立ち上げたいとのこと
会議室でお香を焚いて、ヒーリングミュージックを流して気分を落ち着けるようにしたい。
お香を焚く機械(火を使うのは厳禁なので、電気で暖めてお香をするやつ)も備品として購入。
男性社員も入れるけれど、さすがに女子ばかりのところには入りづらい。
しばらくしてから、一応、事務購買担当として、見学したわけだ。
ぶったまけた
しかも書籍も売っている
アレ系の本
「これは宗教勧誘か」「違う」「しかし書籍の販売や活動はどうみても宗教勧誘では」
「違います。宗教差別をするのですか?」「いや そういうわけではないが」「ではこのまま活動を続けさせていただきます」
はっきり言って今の女性は強い
人事とも相談したけれど、さすがにサークル活動を禁止させる理由が見当たらない
本人が宗教勧誘ではないと言えば通ってしまう
女子社員を通じて最近では男子社員も某宗教に入会しているようだ
業務への影響は今のところないが、なんとも悩ましい
もちろんその女子社員とはいまだにコミュニケーションがうまくとれん
週末、疲れた体を癒しつつ、増田でhttp://anond.hatelabo.jp/20091003212043を読んで鬱になる。
25になる自分は、恋愛経験がなく、今は友人も少なく、会社では一言も人間的な会話をする相手がいない、心も社会的にも死んでいる孤独な人間だ。そんな自分に上記増田の記述は滲みた。絶望した(←取り返せない自分の人生と、今後こういう感慨を得ることさえできなさそうな自分の人間関係に)。
やることもないので丸善に足を運ぶ。最近はずっと仕事で忙しいので、久しぶりの本屋だ。
芥川賞を受賞した「終の住処」をパラパラと読んでみたけれど、いきなり「結婚を意識した交際をせざるを得ない20代後半の憂鬱」が綴られていて、一気に凹んで本を閉じた。
思うのは、社会人になり、一人暮らしで交友関係がなく職場でも一人ぼっちな25歳あたりの人間が、今の日本には果たしてどれくらいいるんだろうってこと。世間には、件のような人間を対象にした書籍や情報などが一切ない。ように感じられる。同じような境遇の人と、語りあいたい。どうやったら出会えるんだろう。もうそろそろ心が限界だ。
過去の人生も、今の人間関係の環境も、自分にはもう一切変えられないのだから、あとはもう自分が受け入れるしかない。そのためには精神科に行けばいいのか?どうやって折り合いをつけ、自分の気持ちを落ち着ければいいのか。最近はほんとにもう、起きている時間中は常に心が苦しくて、何もやる気が起きず、何をやっても楽しめず、とにかく息苦しい胸を締め付けられるような状態がずっとだ。ベッドで横になる時だけが至福。
ああもう月曜がくる。明日からまた、日付変更間近まで働く過労の日々だ。なにより、会社でひとりぼっちなのが本当に苦痛だ。
ああもう。せめてこういった孤独な人間にスポットを当てた情報・メディアがあれば、気持ちを語らい合いながら、なんとか自分を励まして生きていくのだけど。
何でミスが減らないのか分からない。
気をつけているのに。それは私が気をつけている「つもり」なだけで本当は気をつけてないというのが上司の言い分らしい。
それしか注意のしようがないのかもしれないけど。
言いつけは守っている「つもり」。
速く速くといわれるから、速さを最優先にしたのに叱られる。質が低下したからですね。
速さと質、両方を求めているのだろうけどそんな高等技術はまだ身につけてねーんだよ!
「すぐに出来なくていいから少しずつ成長していってくれ」とか言いつつ出来なかったら
「なんで出来ないの!?」ってすげえ怒る。私を甘えさせない為に厳しくするのか?残念、喝を通り越して刃物でグサッと刺されてる気分です。
刃物突きつけられてるのにゆっくりなんかしてられるかっての。急いて急いて仕事をこなすしかないと、叱られるたびに思ってしまう。
落ち着けば何かちがうと思うけれど、落ち着いてる時間が短い。叱られるたびに同じ考えが蘇って、何かちがうことに気付いても気付いてないのと同じ状態だ。
仕事でミスをしたら注意しないわけには行かない。怒るのも当然だと思う。けれど、言葉の刃物を振り回すのはやめてくれ。
教えてもらっている立場で、ヒラの分際で、わざわざ注意してもらえる目上の人に、こんな要求するのは生意気だと言われそう。
私は生意気なのか。社員への感謝が足りないのか。反省が足りないのか。迷惑をかけた人への謝罪も足らないのか。
最近「ありがとうございます」「すみません」「申し訳ございません」「ごめんなさい」を使いまくっているけれど足らないのか。
使いすぎて言葉が軽くなってしまったのか?差し入れももっと持っていかないと駄目?「気持ちがこもっていない」とそのうちに言われそうだ
やっぱり言い訳くさい。自分の考えを書き出せば、ミスが多い理由が見つかると思ったのに。理由付けすると言い訳になる。
これだと、まるで私が悪くないみたいだ。悪いのはミスの多い私なのに。周りに迷惑をかけている私なのに。
自分を正当化したいのは人間なら当然。だけど自分の過失は認めないと。かっこ悪いし成長できない。
なんだろう、何が原因だろう。私は自分のミスを認めていないのか?ミスはしょうがないのか?
しょうがないことにしちゃいたい気持ちはあるけどそれはいかんでしょう。
けれど同じミスを繰り返してるから言ってることが口だけになるんだよなあ。考えてるから考えてるだけか。
どうしたらいいんだろう。分からない。
分からないのは自分の限界を決めてしまっているからだと言われた。
確かに分からなくなると何も出てこなくて思考停止するような気がする。
今までどおり必死にやるしか思いつかない。けれど、それじゃあ今までどおりで変化が無い。
これ以上「どうすれば」を人に聞いてもわざわざ教えてもらえない。「自分で考えれば?」考えてるけど分かりません。←これが「私が決めてる限界」で「甘え」ですか?
「20そこらしか生きてないくせに自分は何でも分かっている」ような物言いで何様?って感じ。
思ったことを言っただけだけなのにな…何でも分かるわけ無いじゃない。世界は広いんだから。
それは何年生きようが一緒だと思うけれど。てゆーか私のミスと関係なくね?
で、どうすれば?
実はゴーサイン出したのはさきがけ時代のぽっぽと仲間達だったとか
ネトウヨ的には相変わらず楽しませてくれるなぁと言う所ですがまぁそれは置いといて
時代は変わるしね。ましてやこれだけ長引いた計画だからそこはしょうがない。
当時と今の潮流を比べても何ともなりませんわな。
それはさておき前原さぁんは他にも前政権が推し進めてきた100以上あるダム計画を
全て見直すそうで、大変頼もしいですね。
勿論この二つは無駄です。金食い虫です。悪しき自民党利権の権化です。
しかし、先に中止を宣言したのはまずかったのではないですか?
前原さんは是非100あるダム工事の中で、どれが無駄でどれが有益かの判断基準を明確にするべきです。
この二つのダムはどう甘くつけてもどっちみち中止は決まりきってるんです。
焦るこたぁありません。まずガイドラインを決めましょうや。
それともどうしても先にマニフェストを達成したいからですかね?名指しで書いちゃいましたもんね。
でもどっちにしても何故この二つなのか、この二つだけなのかを説明する必要があると思いますよ?
ついでに何故民主党候補を出さなかったのもお聞かせ願えると、もっと楽しそうでいいんですが。
とにかくまずは腰を落ち着けて、柔軟にいきましょう。
まぁまてよ。少しおちつけ。何をそんなに焦って勝手に悲観してるんだ。
無い内定か?いや違う。
卒論がやばい?そんなこともない。
単位が足りない?それもとりあえず心配ない。
金がない?まぁないっちゃないが生活出来ないレベルでは決してない。
現状に何か深刻な問題があるか?そんなものはない、そうだろう?
確かに、確かに昨日やろうとしたことが今日出来なかったよ。いくつかのとても簡単なことなのに、でも俺はやらなかった。それはダメなことだと思う。でもそれは昔からだろう?俺が駄目野郎の糞野郎なのはもうずっと前からじゃないか。いい加減その事実に悲観するのは止めようじゃないか。な。
まずは考え方を改めようぜ。「いくつかのとても簡単なこと」は、俺にとって簡単なことじゃなかったんだ。そこをまず認めよう。悔しいのは分かるけどさ、ハードルを下げようぜ。越えられもしないハードルなんか置いておいても空しくなるだけだ。
それとお前はさっき「今日出来なかった」と言ったけどさ、今何時だ?そうだよ。今日とかまだ1/4以上残ってるじゃん。今からやればまだ「今日やった」ことになるんだよ!まぁ早起き生活は無理だけどさ。まだまだ全然間に合う。たとえ20時には家を出なきゃいけないとしても、だ。それが駄目学生の集まるオール確定の予定だとしても、いやだからこそ、今からきっちりやることやろうぜ。
まず落ち着け。一つずついこう、な?とりあえずパソコンの横においてある茶碗を流しに持っていこう。そっからでいいよ。
おまけに今俺は「ひとつづつ」でググった。おかげで「ひとつづつ」と「ひとつずつ」のどっちを使ったほうがいいか分かった。やったじゃん!昨日は「僕」と「俺」の漢字も改めてチェックして書けるようになったし、ちゃんと前進してるぜ!この齢でかけない方がおかしい?まぁそれはそうだと俺も思うけどさ、でも俺昨日まで書けなかったじゃん。下らないことだけど一つ出来ること増えたじゃん。素直に喜ぼうよ、な?
よし、そうだ。ひとつずつだ。ついでにちゃぶ台の上の味塩コショウも収めたら、とりあえず溜まったメールの処理から始めようか。
増田です。
愛情行為やスキンシップを拒否られるのは傷ついて当然な上、覚えのない余罪を上乗せされたら人間イライラもする。
→ああ、分かってくれうれしいよ。
んで、射精は射精として、他に合意の持てる相手が見つかればやってもいいんじゃないでしょうか。
復讐より大事なのは気持ちよくなることだ。心を落ち着けて今後を考えればいい。
→なんという大人なアドバイス。
俺、結構気持ちのコントロールが取れないってことが分かってきたけど
トライしてみるよ。ありがとう。
彼女はセックスを拒否りつつ、”加害者”にはなりたくないから「あなたはカラダだけが目当てなのね」という
言いがかりをつけているわけだ。(情け容赦ない変態プレイや、とにかく延々やりまくり…とかなら話は別だが)
愛情行為やスキンシップを拒否られるのは傷ついて当然な上、覚えのない余罪を上乗せされたら人間イライラもする。
遠距離ならではのいろいろな感情があるのだろうけど、彼女も思いやりには欠けている。
やりたくないのはともかく、もちっとまともな理由を考えても良いんじゃないかと思う。愛がねえ。
http://anond.hatelabo.jp/20090810012203
について、既に
http://anond.hatelabo.jp/20090810112502
にて指摘されているけれど、
と切り出しておいて、
だが、世の中の女性たちは、どうも
「平等」ではなく、「女尊男卑」を求めているように感じてしまうのだ。
たとえば、仕事よりもプライベートを優先し、見た目にお金をかける女性。
もちろん、生き方として否定はしないが、それならば家事全般しっかりやり、
「良き妻」であるべきではないのか。
「専業主婦になってラクしたい」という女性は、甘えていると思う。
専業主婦になるなら、家にお金を入れられない分、家事も子育ても夫の手を借りずにやるべきだ。
「自分より収入の多い人としか結婚したくない」という女性が、婚活中の人には多いという。
なぜだろう?
とまとめてしまうのはおかしい。
だってそういう専業主婦幻想こそまさにフェミニズムが戦ってきたものじゃないの。
それじゃあフェミニストが可愛そうすぎるよ。
さらにもう1つ。
元増田の言っていることは、つまり世の女性が「女尊男卑」を改めて、
自分をお姫様のように取り扱ってもらうことを諦め、「男女平等」になって、
自分のようにキャリアを優先したり、男性に「女性の仕事」と思われている
ことを肩代わりしてもらうことを進めたい、認めてもらいたい、ってことでしょ。
たしかに元増田の周りにはそれに顔をしかめる人間がいたかもしれないけど、
実際私の会社は入ってみたら女性はどんどん辞めていって役職なんて得られてないし、
そりゃあ私だって家事苦手だし稼ぎもなくはないから主夫ほしいけど
好きになった人はそういうの全然できない人だし。
誰もがなしえるわけではない状況を手に入れて高みからそんなこと言われてもなあ。
そして元増田の文章の1番の問題点は、結局元増田も「世の女性」に対して
へんてこなミソジニーを抱えていて(それを「フェミニズム」と勘違いすることが
そのことへの無自覚性を際立たせていて根が深いな、と思うんだけれども)、
さらには自分自身も自己をスタンダード化することでミソジニーを生み出しているということ。
上に書いたのは「私に近い立場」から書いた例だけど、たとえば派遣さんや
なぜなら元増田の主張を一言で言うと、「女性が男性化すればいいじゃない」と
いうことになってしまうから。今まで女性であるだけで安寧な生を送ってきた
人々は、それにはついていけない。元増田のあり方は、女性が女性のまま、
平等になっているということとは全く違うんだもの。
元増田は仕事が好きで評価もされてラッキーだし、家事もやってもらえていいけど、
それは世間では未だに男性だけがもっている「既得権益」なんだもの。
本来男女平等って、個人のライフスタイルだけでは体現されないものだからしょうがないけど。
そして、そういうことを言う元益田こそ、上野千鶴子的旧日本型フェミニズムの弱点を
まさに具現化した存在なのがとても残念。
だからといってフェミニズムを批判対象にするのは何か違うと思う。
あ、
http://anond.hatelabo.jp/20090810045832
も秀逸。
2009年8月6日。エンドレスエイトは、7週間ほぼ同内容の物語を放送し、そして8回目にしてようやくの終わりを見せた。
視聴者の思いはさまざまであろう。あるものはその終わりにカタルシスを覚え、あるものは8週間かけてこれか、と憤っている。
あるものはなんだかんだ終わって寂しいという思いを抱いている。
しかし彼らに共通しているのは、「やっと終わった」。その安堵感だった。
ところが。ところが、だ。
その2009年8月27日。何が起きたと思う。何が起きたと思う?
NHKが涼宮ハルヒの再放送をはじめた。木曜日の25:30。第1話からの放映なら、涼宮ハルヒの憂鬱ほどの人気アニメならば、
まかりまちがって、なにやら奇跡めいた出来事や、真っ黒な裏事情のようなものがあってこのような顛末になったのかもしれない。
だが違った。とても大人の裏事情だとか、奇跡なんて言葉では片付けられない悪意がはびこっていた。
NHKは、「エンドレスエイト」の最初のエピソードから放映しはじめたのだ。
NHKのエンドレスエイトは、そのまま8週間かけて終わりを迎えた。
ネットでは「NHKの奇行」、「NHKはじまったな」、「NHKおわったな」なんてありきたりな形容をされた。
ところがだ。NHKはおわってなんかいなかった。翌週、またエンドレスエイトを最初のエピソードから放映しはじめた。
そして呼応するように、テレビ埼玉が再び涼宮ハルヒの憂鬱を再放送しはじめた。
どのエピソードかっていうのはいわなくても分かるだろう。
「エンドレスエイト現象」とでも呼ぶべきその事象は、瞬く間に広まった。
NHK教育。日本テレビ。フジテレビ。TBS。テレビ朝日。どれも例外ではなかった。
はじめは木曜日の25:30から、30分枠だった。それが1時間枠となり、別の曜日にも広まり、どのテレビ局も深夜帯は涼宮ハルヒの憂鬱しか放映されなくなった。
京都アニメーションは更なる攻勢にでてきた。「エンドレスエイト、新作発表」。
いつ作っていたのやら、エンドレスエイトを新たに作り直していた。内容? ご存知の通りだ。
ネット上でテレビ東京の数々の逸話を聞いたことがある人は多いと思う。
そう、他のテレビ局がジワジワと侵攻を許すなか、テレビ東京だけは決してその領域を踏み越えさせることはなかった。
日が経つごとに電波はエンドレスエイトにジャックされていった。2010年8月、NHKはエンドレスエイトしか放映しなくなった。
9月、10月。テレビ東京以外の放送局は全て、エンドレスエイトしか放映しないような有様になった。
しかし、それでも、テレビ東京は戦い続けた。
新作アニメは常にテレビ東京で放映されていた。それしか残る枠はないのだから、当然のことだ。
アニメオタクの最後の聖域として、テレビ東京は在り続けようとしていた。
その均衡が崩れる瞬間は、意外とあっけなかった。「エンドレスエイト劇場版 三部作公開決定。第1作は12月末上映。」
11月に入り、たちまち流れたニュース。その翌日からテレビ東京は完全にジャックされた。
本当に一瞬の出来事だった。その日、日本のアニメーションは完全に終末を迎えたといっても良かった。
――クリスマス。かつてはアニメオタクだった俺も、エンドレスエイトが日本を席巻しはじめてからというもの、
まるで憑き物でも落ちたかのように所謂オタク趣味が消えていった。
いまでは女の子とも普通に会話できるようになったし、先週ついに彼女もできた。
「おまたせっ!」
「おまっ、おっせーよ何分待たせんだよ」
「ごめんごめん、ほらっいこうよ」
彼女との2回目のデート。コンドームの準備はできてる。今日童貞を捨てる。ホテル、ホテル、ホテル。
手をつなぐだけで、俺の男の部分はいきり立っていた。だめだ、落ち着け! 落ち着け! 落ち着け!
「kきょ、今日は行きたいところあるっていってたけど、どこ?」
「見たい映画があるんだけど。前、アニメ好きだったって言ってたよね?」
アニメが好きだって言ってた。いつの話だよ
エンドレスエイト劇場版はごく普通に始まった。何度も見た。本当に何度も見てるものだ。
彼女だって何度も見てるはずだ。飽きないのか? 洗脳でもされてるのか?
なぜ楽しそうに眺めてられるんだ、こんな茶番。
俺の考えに呼応したかのように叫び声が響いた。
「君達もそう思うだろう! こんな茶番を見せ付けておいて許されるはずがないのさ、京都アニメーション!」
その立ち姿。気づいた。見覚えがあった。
「ほう、私をご存知とは、光栄だな。どうだ、こんな茶番見てて楽しいかい?」
俺の、オタクとしての、最後の矜持がうずいた。
「これっぽっちも、おもしろくねえ!」
「そうだろうそうだろう! 実にくだらないよなあ!」
指同士を叩く。パチンッ、ドーン!バーン!
「スクリーンが壊れた……すごい!」
「君……私は京都を叩く! 君も来るかね」
「京都ですって!? し、しかしいくら山本監督といえども、いまや魔都と化した京都へ乗り込むのは……」
「そう、確かに危険だ。私ひとりではね……」
「山本君一人にいかせるわけにはいかんだろう」
「何も京都に憤りを感じていたのは、彼だけではないからね」
「俺達が力をあわせれば百人力よ!」
「AIRでの借り、変えさせてもらうほかない」
「……(コクッ」
「さあ君も、私達と一緒に京都を討とう!」
「はい!」
そして8年が過ぎた。京都へ放たれたミサイルが要因で始まったWW3は、2018年を持って終戦となった。
日本国の若きリーダーとして獅子奮迅の活躍を見せた山本寛、多くの人たちは、死ぬ間際まで彼の名を忘れることはなかった。
エンドレスエイト、完
だからどうみても元増田はそんなこと言ってねーだろ。
読解力無さすぎだって。あるいはファビョりすぎで頭が正常に働かなくなってるから少し落ち着け。