はてなキーワード: 甲子夜話とは
江戸時代では寿司は庶民のファ(ー)ストフード、という文言、耳ざわりいいけど嘘です
現在の一般的な生寿司がファ(ー)ストフードよりかはちょっと上に位置してるのと同様、当時もちょっと高級な食べ物でした
解説終わり
んで天保の改革のちょっと前、江戸で現行サイズに近い握りずしが大ヒットしてあちこちの店で過当競争が起こり良くも悪くも江戸っ子相手なので見栄えが競われた
ひょっとしたら聞いたことがあるかもしれないけど例えば松の鮨
女性は「あたけ 松のすし」と書かれる木箱を持つ。松鮨とは『甲子夜話』巻十八によると、天保頃流行した二重に盛られた寿司、松とは販売者の名前で、大変高価であったとのことである。
松の鮨はキレイで有名、浮世絵の時点でめっちゃうまそうではないか
卵の黄色い寿司の上に海老(たぶん)の赤白の寿司である。完璧である。こんなのお金倍払っちゃう
なおやり過ぎてお上に目をつけられて天保の改革の贅沢禁止によっていっぺんまんべんなく潰されたというオチがついてる
まあそんなわけで当時から"職人"による細工の余地はあって、高級化する理由はもともとあったのよ
ちなみにブランドによる高級化でブーストされたのは冷蔵冷凍運搬技術が発展した昭和から